超巨大密室殺人事件




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←非ミステリ

ミステリ→

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初公開日(参考)2013年11月
分類

長編小説

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超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)

2013年11月22日 超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)

超人気オンラインゲーム「サンド・ランド」。仁菜の友人の照は、ゲームと現実の区別を失う程ゲームにのめり込み、ゲーム内で恋人が殺されたと泣き喚く。顔面を破壊する凄惨な連続殺人が世間を騒がす中、照を心配してゲームに参加した仁菜はやがて、この連続殺人とゲーム内で頻発するプレイヤー殺しの共通点に気づく。2つの殺人事件が交錯し、浮かび上がる驚愕の真相とは!?ゲームと現実が混ざり合う、戦慄のサスペンス・ホラー!! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

超巨大密室殺人事件の総合評価:7.89/10点レビュー 9件。Bランク


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(9pt)

オンラインゲームを題材としたミステリ

『超巨大密室』の意味は、オンラインゲームの仮想空間の事。

このタイトルはミステリ読者宛への商業戦略でしょうか?見事に釣られて購入後の読書で困惑。中身違うじゃん!と思い期待が下がりつつもとても面白かったので結果は良かった。サブタイトル化するなど、もっと中身に合ったタイトルが望ましいと思いました。
ネットゲームに特化させたミステリ小説という点で、事件内容、登場人物の設定がとても巧く扱われているのが見事。著者自身もネットゲームを相当楽しんでいると思われます。

読者としてはネットゲーム何それ?という層も当然いますが、そこを補完する仁菜というキャラが読者目線の役割を担っていてうまいです。ネトゲ廃人に紹介してもらい、初アカウントを作り、ギルドに入り、顔の見えない相手との会話に触れていく様がよく描かれています。
ネットゲームに惹き込まれている人の考え方が極端なのですが、かえって分かりやすくて楽しめました。また、あまりに思想ばかりだと読者がポカーンとしますが、それに対して前述の仁菜が、住む世界が違う人なんだと読者目線で溢してくれるので、作品内のネットと現実をうまく区別する役割にもなっています。

ミステリ模様としては、チャットログの会話文章の癖や誤字の頻度から人物を推察したり、ログイン・ログアウトの時刻から生活習慣を求めたり、RMTやらネット特有の方法で捜査をする様が警察小説を思わせて楽しめました。意外な伏線や作品のまとめ方も面白いです。

登場人物が限定的な為、真相を予想できながら読めてしまい驚きを求める人には向かないライトな小説な感じがします。ただ、ゲーム系ミステリが好きな方にはオススメ。
2年前の本ですが、ランキング系の雑誌に取り上げられていないのが勿体ないと感じました。たまたま本屋でタイトルを見つけての衝動買い。まぁ、そういう意味ではこのタイトルでもいいのかと複雑な気持ち。

▼以下、ネタバレ感想

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No.8:
(2pt)

サスペンスホラー??

レビューが高かったので購入 ネトゲと現実での殺人のリンクやマーダーとカオナシが知り合う過程とか端折り過ぎだし、 1番の軸となるキャラを雑に書いてる印象 日比の聡明な推理だけが読んでいて面白いとだけと言う単調な小説にガッカリした
超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)より
4041011000
No.7:
(5pt)

凄い面白かったです!

二宮さんの作品が好きなので他のも読んでますが中でも面白いと思います。 何故こんなタイトルにしたのか?と甚だ疑問ですが…
超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)より
4041011000
No.6:
(4pt)

心理描写は生々しいが、中途半端

ストーリーはかなり薄いです。
オンラインゲームという要素を軸に置いており、現実とゲームの世界
(作中でも言っているように、どちらが主というわけではないですが)の
比較対照可能性を利用していますが、ストーリー上でその対照関係を
上手く使えていないように思います。
心理描写は裏の裏程度まで細かく描写してあります。
ですが、特に独特な描写ではなく、一般的な目線で見た「オタクらしいオタク」
といった、社会的記号そのままの心理描写となっています。
奇をてらってはいないということです。
この心理描写と、殺人事件という見た目上のテーマがうまくリンクすればよかったのですが
殺人事件の進展と、心理描写と、オンラインゲームと、思想(分析可能世界)と、ミステリー要素と
が、バラバラに進行している印象でした。
なお、特にホラー要素は無いです。
殺人なので肉体の破壊が描写されており、それがホラー?スプラッター?になっているのかなとも思いますが。
超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)より
4041011000
No.5:
(4pt)

タイトルに惹かれて

タイトルに惹かれて購入したのですが、
期待していたものとは違いました。
まあ、あらすじを見てから買えばいい話だったのですが。

内容は特に意外性もなく、ひねくれもせずそのまま着地してくれた印象。
ただこれはホラーだったのでしょうか…
超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)より
4041011000
No.4:
(3pt)

面白いが、人間味が無い人物がおおい

テーマや内容は面白い。
途中からそれぞれのキャラが変わってきて
そのあまりの変わり方に
ぽかーんとなる…

55%位読んだ段階でこいつが犯人なのでは…
と思ったがその通りだった
いい意味で期待を裏切る場面もあった。
超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:超巨大密室殺人事件 (角川ホラー文庫)より
4041011000



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