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最後の医者は桜を見上げて君を想う
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最後の医者は桜を見上げて君を想うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全617件 41~60 3/31ページ
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「死」が近づく患者に対して対極の考え方を持つ2人の医者。その間にいるもう1人の医者。旧友3人は全く異なるタイプの医者ですが、どの人も患者に必要とされる存在で、、圧倒的な実力と熱意をもって治そうとする者、冷徹で酷な判断をする者、、死への対応には様々な形があるのだと気づきました。どの対応も医者として、患者を思うからこそ生まれるものだと思います。レビューではちゃんと伝えられませんが、読んでみてください。とても心に響くお話でした。おすすめです。続きの話も読もうと思います。 | ||||
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Each character’s feelings, action, behaviors, willings, and every screen are well described in details. I cannot stop crying, especially in the episode of a doctor’s death. The contrast of the passions b/w 2 doctors help a lot to enjoy the novel. Everyone should read it and you’ll love all the characters there | ||||
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さまざまなタイプの医者がおり 治療に専念されていることがわかりました。 自分の最期も寄り添ってもらえるお医者様に出会えると嬉しいです。 | ||||
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2章の大学生の女の子の話がめっちゃ感動した。号泣。おすすめです | ||||
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死について凄い考えさせられました。 病気は確かに怖いけど、それだけじゃない気がしました。 最後は何かホッコリする気持ちになれました。 | ||||
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医師の前に人間としての考え方が、わかりやすく書かれていて、読みやすかった | ||||
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医療者として、考えさせられる場面が沢山ありました。 自分も無意識に患者さんを傷つけていたのだと反省しました。医療を提供する者は健康である、という意識が低いこと、患者さんとは立場や考えが違うことを改めて認識しました。 医療者だからと、全てに白黒つけなければならない、ということは思い込みでもあることをこの小説から学びました。 一般の方よりも、医療に携わる方々に読んでいただきたいと思いました。 | ||||
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音山先生は福原先生と桐子先生が仲直りした姿を見て旅立つ事ができて良かったでしょうね。 でも家族や友達と同じ目線で患者さんに立ち向かってくれるお医者さんが増えたらと、この小説を読んで思いました。 | ||||
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不治の病に侵された患者に対して、闘病と延命治療を行い根治の可能性を求める医者。 闘病と延命治療に伴う地獄の苦痛を鑑み緩和ケアを促す医者。 相反する命題に正面から取り組む医療ドラマの傑作!! | ||||
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死を目前にしたら最後何を求めるか?考えさせられる内容でした。医師の色々な考え方があり、患者に寄り添えるのは素敵だと思いました。 | ||||
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最後には、3人のお医者さんが手をとり協力して、治療に向き合う展開が非常に良かったです 途中まではそんなに特別な印象を持ちませんでしたが、それぞれ考え方が違う3人の医師の本心が垣間見れるところが非常に良かったです | ||||
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ライトノベルのようなロマンチックなタイトルだが、それに騙されてはいけない。壮絶なドラマだ。 白血病、ALS、末期癌、難病で息絶えて行く人々の死に様を、壮絶、凄絶な筆致で描く。 人は生きている以上、必ず死ななければならない。その死に様は違っても、「死」という「至上の不条理」を受け入れなければならない。その事を改めて考えさせられる。 この作品のテーマは「医者とはどうあるべきか」だと思う。しかしそれは、単に医者だけの問題ではない。ほとんどの人が最後には医者のまな板の上に乗せられるのだから、全ての人に関わる問題でもある。 著者の経歴を見ると、医学とは無関係の道を歩いて来たようだ。作中で示される医学的見地がどこまで事実なのか、素人の私には判断のしようがない。専門家から見て「これは違う」という部分があれば、どこかで書いて欲しい。 | ||||
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とても面白かった。死と言うものに向き合うきっかけになった。二宮さんの作品をもっと読んでみたいと思った。 | ||||
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表紙イラストでなんとなく読み始めたのですが、惹き込まれてあっという間に読み終わってしまいました。医療従事者なので日々の仕事で思うことなどが重なって涙が出てしかたなかったです | ||||
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悩む事を肯定してくれる。改めて、生きる事死ぬ事を考えるきっかけになった。 | ||||
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本書を読んで、特に自分の中で刺さった言葉を大きく分けて2つ紹介します。 一部本書のネタバレの部分もありますので、ご注意ください。 ①医者の意見 例えばの話ですが。視覚を失う代わりに死を免れるとしたら許せますか。 加えて聴覚と触覚も失ったら?足がなくなるとしたら?知能指数が半分になるとしたら?今までの貯金をすべて失うとしたら?誰かの命と引き換えだとしたら?寿命が半分になるとしたら?記憶が改ざんされるとしたら? どこまで受け入れられますか。具体的にどこまでだったら、自分の命の対価を差し出せますか。 どこまで差し出せるかとは、どこまで命に価値を見出せるかと同義の質問でもあります。あなたにとって命とは、どんなものですか?きちんと考えたことありますか それが命に関して責任を持つ姿勢だというのか。 そこまで考えていれば確率の付与された治療法の狭間で迷うこともなかったはず。 命について真剣に考えたこともないのに、死にたくないと病院に来て、医者にその命をゆだねるのですか。 ほとんどの人が何も考えずに来ます。ただ漠然と、再び元気で退院することだけを求めてきます。 だから我々は、彼らをベルトコンベアにのせざるを得ない。ただ余命を少しでも伸ばすことだけを目的としたラインに乗せ、工場のように動かすのみ。それが彼らの願いだから。 しかしその先にあるのは死です。いつか必ず限界は訪れます。ベルトコンベアを動かしようがなくなり、もう手の施しようがないときが来る。その時皆さん気づくようです。再び健康に戻るという願いなど、幻想に過ぎなかったことに。 そして最終的には死の恐怖の前に、疲れ果て、絶望し、あきらめて死ぬのです。敗北です。 しかし最期を敗北で終わらせたくないなら、方法はいくつもある。 例えばベルトコンベアから降りればいいのではないか。死に向かって漫然と運ばれるだけの生をやめる。そして自分の足で歩く。死に向かって歩く。自らの死を受け入れることができた時、人は死に勝利したと言えませんか? 医者は患者を救おうとするあまり、時として病気との戦いを強いる。最後までありとあらゆる方法を使って死から遠ざけようとする。患者も家族もそれを望む。 しかしそれは患者が本当に望んでいた生でしょうか?医者や家族の自己満足ではないか?患者が自己満足に巻き込まれ死に敗北するようなことはあってはならない。 死に振りまわされると往々にして生き方を失う。生き方を失った生は死に等しいのではないか。逆に生き方を維持して死ぬことは、生に等しいとは言えないか? ②妊娠中の妻をもつ患者の葛藤 ずっと君と生きていられるってそう思っていた。根拠も何もなく、そう信じてた。何もかも、もっと先のことだって思ってた。 子供が巣立って、定年になって、爺さんになって、同級生なんかが亡くなるようになって、もう十分生きたかな、なんて気持ちになってそれから…考えることだって思っていた。 増えた人間は減る。そう、人間は死ぬんだ。だから大地から人間が溢れ出ない。考えたこともなかった。知ってたか?人は死ぬんだ。俺も。君も。俺と君の子供も、そこにいる誰かも、みんな死ぬんだよ。 俺が人生をこの手にしていたのはいつのことだろう。 昔は確かにそんな感覚があった。自分の意思で前に進み、道を切り開いていた時があった。 しかし今はどうだろう。満員電車に揺られ、会社の机に張り付いて、戻ってきては眠る。毎日同じことの繰り返し。平和で悪くないが、出世だとか未来とかは、もっと大きな何かによって決められていて、決して思い通りにならない。 いつの間にか、人生が俺をその手に閉じ込めている。 造血幹細胞移植はすごく怖い。こんな決断はできないと思ってた。だけど完治の希望がある。一生、君と一緒にいられるかもしないんだ。なら、やるよ。 あの時と同じことだ、もう一度プロポーズするんだ。もう一度一緒になるんだ。もう一度あの家で暮らすんだ。俺は自分の人生を取り戻す。君との人生を取り戻すんだ。 最後に万が一だけどダメだったら。子供に伝えておくれよ 父ちゃんは死んだけれど、でも戦って死んだんだと。 だからお前も自分の人生を力一杯生きてくれと。 【感想】 生について、死について改めて考えさせられる本でした。生きていることは決して当たり前ではない。感謝すべきこと。 健康である今は有り難いこと。死ぬときに後悔しない人生にするために、「やりたいことは今すぐやる」と強く思える本でした。 | ||||
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生きるということについて真剣に考えることができる一冊だと思います。 毎日何のために生きているか分からない方におすすめです。 | ||||
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非常に読みやすく、テーマも明確だった。 お涙頂戴てきな話の持っていき方をするのがあまり好きじゃないけど、死という重いテーマに対して立ち向かう人間の強さとか考え方は、私自身も普段を大切に生きようと思わせるようなものだった。 それだけでなく、難病にかかるとどういった生活を強いられるのかとか、患者はどんな気持ちで生きていくのかとか、興味深く読ませていただいた。 | ||||
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格差や不平等が拡がる中でも、死だけは100%誰にも訪れます。頭では分かっていても、自分や身近な存在にそのようなことが起こらないと、深く考えることはありません。この作品は普段避けてしまう『死』の問題に真正面から向き合う秀作です。大学時代の友人3人が勤務する総合病院で、三者三様の生きざまを見せながら、死に向き合っていく過程に感動しました。医療物語という設定を取りながら、人の心の奥底の葛藤に迫る、非常に素晴らしい一冊でした。『人間は二度死ぬ』と言われています。一度目は肉体の死。そして二度目は『その人のことを知っている人の死』です。それも避けて通れないことですが、一度肉体が滅びても親しい人の心に残る人生をまっとうしたいと感じています。そんなことを感じさせてくれたこの本に感謝しています! | ||||
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人生の最終コーナーを既に曲がった自分ですので、色々と考える機会をえました。 | ||||
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