太陽の坐る場所
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あらすじ
直木賞作家の、痛いほど切ない青春の傷を描く小説。誰にでもある青春の陰にある心の傷に向き合いながらも、生きていくかつての少年所少女たち。今年もあの子はクラス会に来なかった――。高校卒業から十年。元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女たちだが、一人また一人と連絡を絶ってゆく。キョウコがかたくなに来ないのはあの頃の出来事が原因なのか…...? 思い当たるのは、幼くも残酷だった日々の出来事。謎に迫るうちに、えぐりだされる過去の傷。教室内の悪意や痛み、十年後の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描く。解説・宮下奈都。(「BOOK」データベースより)
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評判
太陽の坐る場所の評価:
7.00/10点 レビュー 3件。 B ランク
太陽の坐る場所の総合評価:
7.05/10点 レビュー 62件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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高校の同窓会。
高校生という多感な時期のスクールカーストに、卒業から何年経っても支配されていたりする。
出世、結婚、出産・・・。そこに、妬み、嫉妬が絡んでくるのは必然なのかも。
下位だったものは逆転人生にほくそ笑み、上位だったものが居心地悪くなったり・・・
そんな事、決して表に出さないけど自然と上から目線。
他人との関係性の中にしか自分の価値を示せない生き方は哀れだともわかっているけれども、一つの拠り所にしてしまっている自分がいるのね。
そんなこんなで年々参加者が減っていく。
「忙しい」なんてのは不参加の理由にはならないんだろうね。一日しかも数時間という時間を捻出できないやつなんていないだろうから。
自分にも身に覚えがあるけれども、それを文字にしてしまうと、というか、辻村深月が文字にするとかなりエグいなぁ。
そんなこの作者らしい物語以外にも、これもこの作者らしい、読み手を混乱させる工夫が施されていたりして油断できない作品ですね。
私の場合、最終章「トリを飾るのがお前なの? ん!?」って感じでした。
「何か変な感じがするな」とは思ってましたけど、登場人物たちに毒されて麻痺してましたかね。