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太陽の坐る場所



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【この小説が収録されている参考書籍】
太陽の坐る場所
太陽の坐る場所 (文春文庫)

太陽の坐る場所の評価: 7.00/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

太陽の坐る場所の感想

高校の同窓会。
高校生という多感な時期のスクールカーストに、卒業から何年経っても支配されていたりする。
出世、結婚、出産・・・。そこに、妬み、嫉妬が絡んでくるのは必然なのかも。
下位だったものは逆転人生にほくそ笑み、上位だったものが居心地悪くなったり・・・
そんな事、決して表に出さないけど自然と上から目線。
他人との関係性の中にしか自分の価値を示せない生き方は哀れだともわかっているけれども、一つの拠り所にしてしまっている自分がいるのね。
そんなこんなで年々参加者が減っていく。
「忙しい」なんてのは不参加の理由にはならないんだろうね。一日しかも数時間という時間を捻出できないやつなんていないだろうから。
自分にも身に覚えがあるけれども、それを文字にしてしまうと、というか、辻村深月が文字にするとかなりエグいなぁ。

そんなこの作者らしい物語以外にも、これもこの作者らしい、読み手を混乱させる工夫が施されていたりして油断できない作品ですね。
私の場合、最終章「トリを飾るのがお前なの? ん!?」って感じでした。
「何か変な感じがするな」とは思ってましたけど、登場人物たちに毒されて麻痺してましたかね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(6pt)

やはり

辻村深月が得意の女子の妬みストーリー

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

太陽の坐る場所の感想

それぞれの話は、すれ違いながら生きている5人の心の闇が謎解きのように描かれています。
過去の起きた事件についても徐々に明かされ、途中ではっと思うでしょう。
「何かおかしい」
また騙されたと思って、前のページを読みなおしたり。
みんなが囚われていた過去の事件が、それほどでもなかったり、
なによりメインテーマが「地元に残るものと、東京へ出て行くものの心の隔たり」って点が分かるけど・・・って感じ。
でも、すごい緊張感で読めました。
好き嫌いあるでしょうね。


Hidezo
GX0TU62Y

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