テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

粋のいい、仰天の新作そろってます。

本格ミステリの金字塔『占星術殺人事件』での登場以来、難事件をいくつも解決し、相棒・石岡和己とともに、愛されてきた名探偵・御手洗潔。

あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

太古の森をいだく島へ―学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。

強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。

ロシア革命から数年経ったシベリア奥地。

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。

英国留学中のリセは、十九世紀に建てられた「ブラックローズハウス」でのパーティーに招かれる。

私は取手ユウ。女子高生探偵・美智駆アイちゃんの助手兼熱烈に応援してる。

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」 伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

立入制限区域のパトロールを担当するロボット「ウルトラ・エイト」たちの居住区に、国税庁から派遣されたという謎の女・財護徳子がやってきた。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

東日本大震災を経て、刻々と変貌していく“東京”を舞台にした戯曲『エピタフ東京』を書きあぐねている“筆者K”は、吸血鬼だと名乗る吉屋と出会う。

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。

その物語はせつなく、時に可笑いくて、またある時はおぞましい―。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

「『蝙蝠』が上海に入った」。豫園からほど近い繁華街の骨董品店に緊張が走った。

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

“どんでん返しの神様"がここにいる。

異端の歴史学者・潮田誠教授の主催する天橋立へのバスツアーで起きた全員死亡事故を遡ること二年。研究室関係者が相次いで怪死。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

月を祀る神社で続く殺人事件。京都・月読神社で発見された女性の絞殺死体。

かつて『奇想天外』という雑誌があった。

些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作！ 一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる! 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。

懐かしい故人と再会できる場所「アナザー・ヒル」。

松島、天橋立、宮島。日本三景と呼ばれる名勝が次々と倒壊、炎上する。

その場所に行けば、大事な記憶に出会える――。 恩田陸の世界を彷徨する奇跡の全18話を収録した短編集。

魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。

耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、四年。

大手町の将門塚に転がる生首、宇治川に浮かぶ首なし死体。貴船神社の釘づけ死体を発端に、京都と東京で続発する怪事件。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。

犯行計画を立てただけなのに……どこからともなく名探偵がやってきた?完全犯罪をもくろむ殺人者は、誰にも見破られぬように犯罪計画を立てた……はずだった。

物語を現実世界で体験できる新しいエンターテインメント「メタブック」を提供する会社――ディリュージョン社で働く新人エディターの森永美月(もりながみつき)と、天才作家と名高い手塚和志(てづかかずし)。

私は高校生の蘇芳。

「ゆりかご」か「養成所」か、はたまた「墓場」か。

「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。

西荻窪のシェアハウスで暮らす、葵、美緒、礼菜。

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる！ 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。

日枝山王大学の民俗学研究室に所属する橘樹雅は、研究テーマ「出雲」についての見識のなさを担当教官・御子神伶二に指摘され、現地に旅立つ。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

シャーロキアンの展覧会に招かれた崇と奈々は、またもや事件に巻き込まれる。

聖地白山を流れる手取川で発見された不可解な首なし死体。

超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。