『瑠璃城』殺人事件



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初公開日(参考)2002年07月
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長編小説

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『瑠璃城』殺人事件 (講談社文庫)

2008年03月14日 『瑠璃城』殺人事件 (講談社文庫)

1989年、日本。1243年、フランス。1916年、ドイツ―時代と国を超えて繰り返される密室殺人。図書館で胸を貫かれた女性、城から忽然と消えた6人の騎士、戦地で消えた4人の遺体。それらに隠れた、ある男女の恋の運命。不可能犯罪も輪廻転生したのか?切ない思いと仰天トリックが全編彩る本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.80pt

『瑠璃城』殺人事件の総合評価:5.89/10点レビュー 18件。Dランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

努力は買いたいです

中世のフランス、第一次大戦下のドイツ、1989年の日本……3つの時空で生まれ変わりを繰り返す男女たちの壮大なSFミステリー。

ともすれば作者の独りよがりのようなストーリーで、非常に人を選ぶ作品だと思うのですが、それぞれの舞台にそれぞれ謎やトリックを用意した上で、全体を通して大きなストーリーとどんでん返しが用意されており、実際のページ数以上の大作感はあります。
いろんな要素を詰め込みまくった挙句、ほとんど投げっぱなしで終わった前作の『クロック城殺人事件』に比べれば、綺麗にまとまっているのではないかと。
あと、個人的にはちょっとゲームの『クロノ・トリガー』を連想しました。


出来がいいとは言えないかもしれませんが、やろうとしたことは個人的に評価したい一作です。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.4:
(7pt)

『瑠璃城』殺人事件の感想

「城シリーズ」第2作。今回の物理トリックにも驚かされました。

ジャム
RXFFIEA1
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

『瑠璃城』殺人事件の感想

ミステリとSFを足して2で割りたかったんだけど100で割ってしまった様な作品。
まぁ兎に角、読み手を選ぶ作品だと思います。
選ばれなかった読み手にとっては、この本は間違いなく壁本でしょう。

SFミステリとして読ませたいのであれば、その特殊な設定を読み手にしっかり理解させなければ、単なる自己満足の「読者置いてけぼり」です。

この作品では「生まれ変わり」という現象を前提として話が進められますが、単に「生まれ変わる事が出来る」だけでなく、そこには複雑なルールが存在します。
その特殊ルールに関する事前説明が無く、ある程度話が進んだ後の言ってみれば「後出し」です。
伏線となるような記述はあったようなのですが、不親切といっていいレベルで、普通気づかないと思います。
気付く気付かない以前にこれはフェアじゃないと思うのですが・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

『瑠璃城』殺人事件の感想

3つの異なる時間と場所で起こる殺人事件、生まれ変わる3人の運命が絡み合いながら話は進みます。SF的な設定と物理的なトリックが書きたいのでしょう、やり切っている感じはします。それぞれの時代の書き分けはどうなるのかと興味を持ちましたが、段々関係無くなって行くのが凄かった。今作は妙に引き込まれてしまい、とにかくめちゃくちゃなんですが、結構面白かったです。ただ読む人は選ぶと思いますので、オススメはしません。SF本格みたいな物を探している方がいらっしゃれば、どうぞ。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:
(6pt)

前作よりは分かりやすくなった

大掛かりな物理トリックや、図書館の仕掛けは想像するととても面白い。
前作よりも理にかなった世界観になっている印象を受けた。

Ariroba78
5M53WTS6
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No.13:
(4pt)

城シリーズでは一番好き

トリックは大掛かりだけど、そこじゃない。いくつかの話が絡み合って出てくる真実が面白かった!
え、そうなの?みたいな。
微妙に推理小説と言うか…な展開になるので、そこを許せる人向けかも。
わたし的には城シリーズ中一番だと思う。
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061822632
No.12:
(4pt)

飛躍的に向上した城シリーズ2作目

城シリーズの2作目となる作品。
この城シリーズは大掛かりな物理トリックとファンタジー的な世界観が融合したものとなっているが、作品ごとにその世界設定は異なる。
今回は輪廻転生をメインにして中世フランス、世界大戦中のフランス、現代の日本を舞台にしてそれぞれで不可能殺人が起こるという凝った構成になっている。
この著者らしい大掛かりな物理トリックとともに、その時をかけて繋がる登場人物達の構成の妙など、デビュー作の前作から格段に向上した内容になっている。
何故かレビューでは低評価が多いが、本格推理として読んだ場合のこの世界観の好き嫌いはあるかもしれないが、この構成力を踏まえれば星三つ以下の評価になるはずがない。
城シリーズは1作目は微妙だが、2作目以降飛躍的にミステリとしての出来は向上しているので、3.4作目と続けて読んでいってもらいたいものである。
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061822632
No.11:
(3pt)

推理物ではなくファンタジーです

男主人公の行動は理解できるのですが、犯人の動機がわかりにくく歪んでいて何がしたいのかさっぱりわかりませんでした ギロチン城を読み北山さんの他の作品もと思いこの作品を読みました。 ギロチン城をミステリと思って読んだらそうではなかったのでこの作品もあまり推理せず気楽に読みました。 ギロチン城にくらべファンタジー要素が多かったです 事件の一つに密室物の事件がありますが、読者に与えられる情報は少なく、探偵しか知らない情報で事件を解決された時にはナニコレ状態になりました あと複数の死体が移動したというのがこの作品のミステリ要素だと思いますがこの作者の作品を読んだ人はすぐわかってしまいますね
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061822632
No.10:
(3pt)

時を越えた殺人

2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 著者の長編第2作である。今回は中世フランスの城、第一次大戦中のフランス、現代日本の図書館で何件もの殺人事件が起こるというもの。
 大がかりで大胆なトリックが使われているが、まあ、バカミスだろう。
 時空を越えてつながり合う事件になっており、そこに仕掛けがあるわけだが、もう少しすっきり構成できなかったものか。
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061822632
No.9:
(2pt)

本格ミステリ?

本格ミステリというより、SFファンタジー。ミステリはストーリーの奇抜な味付け程度です。真剣にフーダニット・ホワイダニット・ハウダニットを考えるのが好きな人は、好めない代物だと思います。

小説というよりもアニメ・ゲームとしてなら受け入れられる作品で、文章として読むには幼稚すぎる。

とはいっても輪廻転生の発想は面白いと思いますので、★ひとつ増やしてふたつです。
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)より
4061822632



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