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『瑠璃城』殺人事件
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『瑠璃城』殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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トリックは大掛かりだけど、そこじゃない。いくつかの話が絡み合って出てくる真実が面白かった! え、そうなの?みたいな。 微妙に推理小説と言うか…な展開になるので、そこを許せる人向けかも。 わたし的には城シリーズ中一番だと思う。 | ||||
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城シリーズの2作目となる作品。 この城シリーズは大掛かりな物理トリックとファンタジー的な世界観が融合したものとなっているが、作品ごとにその世界設定は異なる。 今回は輪廻転生をメインにして中世フランス、世界大戦中のフランス、現代の日本を舞台にしてそれぞれで不可能殺人が起こるという凝った構成になっている。 この著者らしい大掛かりな物理トリックとともに、その時をかけて繋がる登場人物達の構成の妙など、デビュー作の前作から格段に向上した内容になっている。 何故かレビューでは低評価が多いが、本格推理として読んだ場合のこの世界観の好き嫌いはあるかもしれないが、この構成力を踏まえれば星三つ以下の評価になるはずがない。 城シリーズは1作目は微妙だが、2作目以降飛躍的にミステリとしての出来は向上しているので、3.4作目と続けて読んでいってもらいたいものである。 | ||||
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男主人公の行動は理解できるのですが、犯人の動機がわかりにくく歪んでいて何がしたいのかさっぱりわかりませんでした ギロチン城を読み北山さんの他の作品もと思いこの作品を読みました。 ギロチン城をミステリと思って読んだらそうではなかったのでこの作品もあまり推理せず気楽に読みました。 ギロチン城にくらべファンタジー要素が多かったです 事件の一つに密室物の事件がありますが、読者に与えられる情報は少なく、探偵しか知らない情報で事件を解決された時にはナニコレ状態になりました あと複数の死体が移動したというのがこの作品のミステリ要素だと思いますがこの作者の作品を読んだ人はすぐわかってしまいますね | ||||
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2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 著者の長編第2作である。今回は中世フランスの城、第一次大戦中のフランス、現代日本の図書館で何件もの殺人事件が起こるというもの。 大がかりで大胆なトリックが使われているが、まあ、バカミスだろう。 時空を越えてつながり合う事件になっており、そこに仕掛けがあるわけだが、もう少しすっきり構成できなかったものか。 | ||||
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本格ミステリというより、SFファンタジー。ミステリはストーリーの奇抜な味付け程度です。真剣にフーダニット・ホワイダニット・ハウダニットを考えるのが好きな人は、好めない代物だと思います。 小説というよりもアニメ・ゲームとしてなら受け入れられる作品で、文章として読むには幼稚すぎる。 とはいっても輪廻転生の発想は面白いと思いますので、★ひとつ増やしてふたつです。 | ||||
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1989年、日本の“最果ての図書館”。1243年、フランスの“瑠璃城”。 1916年、第一次世界大戦時、フランスとドイツの戦線にある地下壕 ――それらを舞台に、時代と国を超え、繰り返される不可能犯罪。 瑠璃城では六人の騎士が忽然と消え、一夜のうちに移動する のは不可能な“十字の泉”で、首なし死体となって発見される。 地下壕では、目撃者が目を逸らした僅かな 時間に四体の首なし死体が消失してしまう。 そして、図書館では、被害者しかいなかったはず の密室に忽然と短剣が出現し、被害者の胸を貫く―― 生まれ変わる男女とともに、不可能犯罪も輪廻転生したのか……? “生まれ変わり”を前提とした幻想ミステリ。作中の謎が、すべて合理的に解明される わけではないので、読者を選ぶ作品と言わざるをえませんが、男女の恋の運命という ロマンティックなプロットと、“物理の北山”の異名を裏切らない、豪快で遊び心が感じ られる物理トリックには、一読の価値はあると思います。 自然現象まで取り入れた瑠璃城の大(バカ?)トリック、そしてそれと対照的な手作り感 あふれる図書館のトリックなど、作者の持ち味が存分に発揮されており、それらだけでも 十分楽しめるのですが、本作の眼目は、最後の最後で明かされる、ある真相にあります。 ここでの気の利いた《最後の一撃》には、正直やられました。 | ||||
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過去の事件などがたくさん出てきますが……。 現在においての話以外まったく興味を持てませんでした。 「生まれ変わり」という題材は悪くはないと思いますが、どうも世界観などについていけません。 現在の登場人物が生まれ変わりの事を信じるというのも現実的ではないように感じました。 | ||||
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過去の事件などがたくさん出てきますが……。 現在においての話以外まったく興味を持てませんでした。 「生まれ変わり」という題材は悪くはないと思いますが、どうも世界観などについていけません。 現在の登場人物が生まれ変わりの事を信じるというのも現実的ではないように感じました。 | ||||
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この作者の作品はトリックに言及されがちですが,私としてはその作品群に貫かれている世界観にも心引かれます。特にこの作品では,トリックよりも構成の妙のほうに主眼があるのではないかと。確かに一見複雑な構成ですが,あの話の流れがあるからこそ,最後のヒロインと残される主人公の青年の、一歩間違えると諦念になりかねない潔さを引きたて,読後感の切ない爽やかさにつながっているんではないんでしょうか。そう言った意味では,この作者の作品の中では,これが私にとってはベストですね。 | ||||
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この作者の作品はトリックに言及されがちですが,私としてはその作品群に貫かれている世界観にも心引かれます。特にこの作品では,トリックよりも構成の妙のほうに主眼があるのではないかと。確かに一見複雑な構成ですが,あの話の流れがあるからこそ,最後のヒロインと残される主人公の青年の、一歩間違えると諦念になりかねない潔さを引きたて,読後感の切ない爽やかさにつながっているんではないんでしょうか。そう言った意味では,この作者の作品の中では,これが私にとってはベストですね。 | ||||
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前作のほうがよかったが、これはなかなか。 世界の果てのミステリ。トリックは考える気もしないが、まぁ、それでもグッドグッド。 歌未歌というキャラの名前が頭に張り付いてはなれない。 | ||||
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前作のほうがよかったが、これはなかなか。 世界の果てのミステリ。トリックは考える気もしないが、まぁ、それでもグッドグッド。 歌未歌というキャラの名前が頭に張り付いてはなれない。 | ||||
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「『クロック城』殺人事件」でデビューした北山猛邦の講談社ノヴェルス第二弾である。 感じとしては、上遠野浩平の『事件』シリーズに近い物がある。ただ『事件』シリーズは完全にファンタジィ世界を扱っているのに対し、『『瑠璃城』』は現実の世界にファンタジィ要素を混ぜた感じだろうか。そういう意味では西澤保彦のSF本格に近いかもしれない。 中身を悪戯に複雑にし、纏めきれていないような感触だが(私の読解力が低いせいかもしれない)、全体的に見るとなかなか面白かった。前作『『クロック城』』と同じく物理トリックで攻めてくる。さらに扱っているトリックが、島田荘司の御手洗シリーズを思わせるような特大トリックである事も見逃せない。 | ||||
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