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『瑠璃城』殺人事件
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『瑠璃城』殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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男主人公の行動は理解できるのですが、犯人の動機がわかりにくく歪んでいて何がしたいのかさっぱりわかりませんでした ギロチン城を読み北山さんの他の作品もと思いこの作品を読みました。 ギロチン城をミステリと思って読んだらそうではなかったのでこの作品もあまり推理せず気楽に読みました。 ギロチン城にくらべファンタジー要素が多かったです 事件の一つに密室物の事件がありますが、読者に与えられる情報は少なく、探偵しか知らない情報で事件を解決された時にはナニコレ状態になりました あと複数の死体が移動したというのがこの作品のミステリ要素だと思いますがこの作者の作品を読んだ人はすぐわかってしまいますね | ||||
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2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 著者の長編第2作である。今回は中世フランスの城、第一次大戦中のフランス、現代日本の図書館で何件もの殺人事件が起こるというもの。 大がかりで大胆なトリックが使われているが、まあ、バカミスだろう。 時空を越えてつながり合う事件になっており、そこに仕掛けがあるわけだが、もう少しすっきり構成できなかったものか。 | ||||
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1989年、日本の“最果ての図書館”。1243年、フランスの“瑠璃城”。 1916年、第一次世界大戦時、フランスとドイツの戦線にある地下壕 ――それらを舞台に、時代と国を超え、繰り返される不可能犯罪。 瑠璃城では六人の騎士が忽然と消え、一夜のうちに移動する のは不可能な“十字の泉”で、首なし死体となって発見される。 地下壕では、目撃者が目を逸らした僅かな 時間に四体の首なし死体が消失してしまう。 そして、図書館では、被害者しかいなかったはず の密室に忽然と短剣が出現し、被害者の胸を貫く―― 生まれ変わる男女とともに、不可能犯罪も輪廻転生したのか……? “生まれ変わり”を前提とした幻想ミステリ。作中の謎が、すべて合理的に解明される わけではないので、読者を選ぶ作品と言わざるをえませんが、男女の恋の運命という ロマンティックなプロットと、“物理の北山”の異名を裏切らない、豪快で遊び心が感じ られる物理トリックには、一読の価値はあると思います。 自然現象まで取り入れた瑠璃城の大(バカ?)トリック、そしてそれと対照的な手作り感 あふれる図書館のトリックなど、作者の持ち味が存分に発揮されており、それらだけでも 十分楽しめるのですが、本作の眼目は、最後の最後で明かされる、ある真相にあります。 ここでの気の利いた《最後の一撃》には、正直やられました。 | ||||
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