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『瑠璃城』殺人事件
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『瑠璃城』殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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トリックは大掛かりだけど、そこじゃない。いくつかの話が絡み合って出てくる真実が面白かった! え、そうなの?みたいな。 微妙に推理小説と言うか…な展開になるので、そこを許せる人向けかも。 わたし的には城シリーズ中一番だと思う。 | ||||
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城シリーズの2作目となる作品。 この城シリーズは大掛かりな物理トリックとファンタジー的な世界観が融合したものとなっているが、作品ごとにその世界設定は異なる。 今回は輪廻転生をメインにして中世フランス、世界大戦中のフランス、現代の日本を舞台にしてそれぞれで不可能殺人が起こるという凝った構成になっている。 この著者らしい大掛かりな物理トリックとともに、その時をかけて繋がる登場人物達の構成の妙など、デビュー作の前作から格段に向上した内容になっている。 何故かレビューでは低評価が多いが、本格推理として読んだ場合のこの世界観の好き嫌いはあるかもしれないが、この構成力を踏まえれば星三つ以下の評価になるはずがない。 城シリーズは1作目は微妙だが、2作目以降飛躍的にミステリとしての出来は向上しているので、3.4作目と続けて読んでいってもらいたいものである。 | ||||
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この作者の作品はトリックに言及されがちですが,私としてはその作品群に貫かれている世界観にも心引かれます。特にこの作品では,トリックよりも構成の妙のほうに主眼があるのではないかと。確かに一見複雑な構成ですが,あの話の流れがあるからこそ,最後のヒロインと残される主人公の青年の、一歩間違えると諦念になりかねない潔さを引きたて,読後感の切ない爽やかさにつながっているんではないんでしょうか。そう言った意味では,この作者の作品の中では,これが私にとってはベストですね。 | ||||
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この作者の作品はトリックに言及されがちですが,私としてはその作品群に貫かれている世界観にも心引かれます。特にこの作品では,トリックよりも構成の妙のほうに主眼があるのではないかと。確かに一見複雑な構成ですが,あの話の流れがあるからこそ,最後のヒロインと残される主人公の青年の、一歩間違えると諦念になりかねない潔さを引きたて,読後感の切ない爽やかさにつながっているんではないんでしょうか。そう言った意味では,この作者の作品の中では,これが私にとってはベストですね。 | ||||
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前作のほうがよかったが、これはなかなか。 世界の果てのミステリ。トリックは考える気もしないが、まぁ、それでもグッドグッド。 歌未歌というキャラの名前が頭に張り付いてはなれない。 | ||||
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前作のほうがよかったが、これはなかなか。 世界の果てのミステリ。トリックは考える気もしないが、まぁ、それでもグッドグッド。 歌未歌というキャラの名前が頭に張り付いてはなれない。 | ||||
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「『クロック城』殺人事件」でデビューした北山猛邦の講談社ノヴェルス第二弾である。 感じとしては、上遠野浩平の『事件』シリーズに近い物がある。ただ『事件』シリーズは完全にファンタジィ世界を扱っているのに対し、『『瑠璃城』』は現実の世界にファンタジィ要素を混ぜた感じだろうか。そういう意味では西澤保彦のSF本格に近いかもしれない。 中身を悪戯に複雑にし、纏めきれていないような感触だが(私の読解力が低いせいかもしれない)、全体的に見るとなかなか面白かった。前作『『クロック城』』と同じく物理トリックで攻めてくる。さらに扱っているトリックが、島田荘司の御手洗シリーズを思わせるような特大トリックである事も見逃せない。 | ||||
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