キマイラの新しい城



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初公開日(参考)2004年08月
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長編小説

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キマイラの新しい城 (講談社文庫)

2007年08月11日 キマイラの新しい城 (講談社文庫)

「わが死の謎を解ける魔術師を呼べ」フランスの古城を移築後、中世の騎士として振舞い始めた江里。750年前の死の真相を探れ、という彼の奇想天外な依頼で古城を訪れた石動戯作は、殺人事件に遭遇する。嫌疑をかけられた江里が向かった先は…。ミステリの枠に留まらない知的エンタテインメントの傑作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

キマイラの新しい城の総合評価:7.85/10点レビュー 27件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

キマイラの新しい城の感想

名探偵石動戯作の人生に同情せざるを得なくなりますね。
もう汚名返上の場を与えられることは叶わないのですね。
シリーズを通して、名探偵に対するアンチテーゼを展開してきたこのシリーズですが、クライマックスの謎解きシーンは、探偵役はとしては禁じ手で、ひどい役どころだったなぁと苦笑いせずにはおれません。

設定にしても、「黒い仏」ほどの破壊力はない(当たり前ですが(笑))ものの、この作品も中世の騎士の亡霊が主役というプチ破壊力を秘めております。
その中世の騎士の名前はエドガー・ランペール。
江戸川乱歩を容易に想像させる名前であり、その騎士さんが、現代人からすると素っ頓狂な訳の分からん事を連発。
乱歩を笑っているのか、乱歩の時代はよかったという揶揄なのか、私には計り知れますが、作品全体を通して、ミステリというより、エドガーと現代人が織りなすコメディの比重が大きくて、作者が何を表現したかったのかイマイチよく分かりませんでした。

肝心の密室トリックも脱力もので、ミスディレクションになっていると思われている「◯◯口」も、そもそもミスディレクションとして成り立っているのかすら甚だ疑問です。
捜査関係者の誰も気付かないなんて有り得ないですよね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(8pt)

キマイラの新しい城の感想

殊能将之、最後の長編!千葉県に移築建築された欧州の古城テーマパークの社長が古城の領主の霊に取り憑かれ、今から750年前に起きた密室殺人を解いて欲しいと「魔術師イスルギー」に依頼する!しかし、老人の妄想ともつかぬ話に付き合っているうちに現実にも殺人が! 江里社長に取り憑いたエドガー視点が面白く、古代の騎士が現代の東京(トキオーン)で縦横無尽に暴れまわる姿が良かったです!本格ミステリ的にも物理トリックあり、心理トリックありで著者の本格に対する集大成的な内容でした!にしても、イスルギー情けなさすぎるぞ(笑)

ジャム
RXFFIEA1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.25:
(5pt)

良かった

良かった
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)より
4061823914
No.24:
(5pt)

奇想天外な冒険活劇!?

これ単体でも面白いですが「樒 / 榁」と話が続いているので、そちらを先に読むことをお勧めします。
一応は事件の謎を解くミステリーではあるのですが、現在によみがえった騎士が大活躍するお話の方の印象が強いです。
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)より
4061823914
No.23:
(3pt)

完全にドタバタコメディー

フランスから中世の石造りの塔を移築した社長。塔を目玉にテーマパークを建設した。しかし社長に中世の騎士の霊が憑依した!自分が殺された事件の犯人を見つけてほしいという奇想天外な依頼をうけて石動戯作登場となる。前作「黒い仏」を読んだあとなので、何が起きても驚かないぞという心構えはできている。ツッコミどころは山ほどある。コスプレ大会、ヤクザとの派手な大立ち回りなど、ドタバタコメディーである。そして今回も石動はとんまで頼りない。真実を知るのはアントニオのみ。
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)より
4061823914
No.22:
(5pt)

面白い ミステリとして読まなくても面白い

石動の抜け具合もかげきの人の良さもいい 元々ミステリファンだったが最近異世界転生やタイムリープものも楽しめるようになったのでそっち召せばでも楽しかった
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)より
4061823914
No.21:
(4pt)

名探偵石動戯作永遠に

750年前に密室で死んだ男が、現代で密室殺人の容疑者として追われる。

名探偵から絶対性を剥奪し、唯一解を否定する作者の姿勢は進化。
本作では密室の創造と破壊、そして審判への懐疑と固定観念を揺るがせる。
石動戯作シリーズの最終作になったのが残念。

翼を開く黒い刀身は忘れ得ぬ名シーン。
キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)より
4061823914



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