■スポンサードリンク
むらさきのスカートの女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
むらさきのスカートの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全201件 1~20 1/11ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Amazon商品紹介より以下。 近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。 『こちらあみ子』『あひる』『星の子』『父と私の桜尾通り商店街』と、唯一無二の視点で描かれる世界観によって、作品を発表するごとに熱狂的な読者が増え続けている著者の最新作。 第161回芥川賞受賞作。 * やけに他レビューを読むと表紙が水玉でむらさきではないじゃん、と「なぜ」部分が多い。 そもそも、この小説は他の方々のご指摘通りに主人公の視点が危うい。 神人称でもあるが一人称で語られ、本当なのか嘘(思い込んでいるだけ)なのかが曖昧である。 そしてそれで綴られているのが、まったくもって面白いのである。 実際は、むらさきでもスカートでもなかったのかもしれない相手。 あくまで、語り部の意識、思い込みによるものだから。 そして自分を「黄色いカーディガンの女」と称する、これもまた、実際に着ていたかどうかは不明である。 自分はまるで空気のような存在である語り部で、誰からも無関心的で、 そのために自身を語られる事が非常に少なく、外見からでは語り部の姿が見えてこない。 なので語り部がどういった人物なのかがさっぱりと分からない、というより、少ない。 やっと見えてきたのがもう後半だ、終わる。 そしてホラーなのか一体何の話だったんだと読者は森の中で取り残されたように感じる事よ。まったくもって不思議。 かくゆう私はこれまでこの作家さんの本を何冊か読んでいたため、作風は知っているし、じゃあ今回は読み返してみようと、二度読みを試みた。 さして違いはなかったが、最後に抱いた感想が違った。 「べつに何でもない」 怖いとか、希望が芽生えたわけでもない。こういう話だ、で結論づけた。 ちなみに裏の黒いリンゴの中に混沌とした宇宙が詰まっているような描写。 結構好きです。 読む人によってはどんな解釈でも受け取りでもできそうです。 中には熱狂的になる人もいそう。私はそこまででもないが、また読んでみたいと思わせる作家さんでした。 一応、大本命だった今作を読み終えましたが、賞でない作品も読んでみようかなー? 今後の活動がなさそうな背景もございますが、また書きたくなったら読みたいので。お待ちしています。 面白かった、ありがとう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芥川賞には最近廃れた純文学を、薄っぺらくて散文的な小説然としたストーリーではなく日本語の情緒を噛み締めながら心で読ませる作品を期待していたのだが、流石にこの作品を芥川賞とは酷いと思う。書ける作家がもはや存在しないのか、文章も稚拙なら設定も甘い。感情移入どころか常におかしな流れに疑問符ばかりが最後まで浮かぶひどい作品だった。ファンタジーとの評も散見するが、現実的に全くあり得ない流れととにかく文脈が乱暴すぎる。こんなものを芥川賞にするなら該当作品なしにした方が良かったのではないか?審査員も何に忖度したんだろうか。ファンの方や作家本人には申し訳ないが、権威ある芥川賞という期待を外された事に対する落差の大きさという意味で評価1。そもそも芥川賞だから無理に読了したが、一般作なら最初の数ページで読むのやめたと思うし、今でも読まなきゃ良かったと後悔している。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
訳がわからない作品です。読者のために種明かしは書きません、せっかくの作品を面白くないものにしたくないので。 まずは一読してみて下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黄色いカーディガンの女が紫のスカートの女にストーカー的に付き纏い紫の女を観察とともに妄想を語る。紫のスカートの女と黄色いカーディガンの女は同一人物で二重人格ではないかと感じるくらい距離感が縮まるところもある。物語りは黄色いカーディガンの女の語りで進んでいくが、語り手が狂気を宿しているため読み手は最後まで不安のなかに置かれる。それは読み終わっても変わらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芥川賞、てこんなんか〜い? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙がボロボロの状態で届いた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不気味さも足りなければ、インパクトもない。 むらさきスカートの女、その女をストーキングする黄色のカーディガンの女。 物語が進むにつれて、むらさきスカートの女より黄色のカーディガンの女の方が異常であることを読者にジワジワ勘付かせようとしているのかもしれませんが、特に面白みもありません。 そもそも、街で知らない人はいない変人・むらさきスカートの女の日常(仕事にも)に踏み込もうとする黄色のカーディガンの女の行動が意味わかりません。友達になりたいという当初の目的も果たしてませんよね? 設定もハチャメチャで、何が書きたかったのか、読者に何を感じてほしかったのか全くわからず、芥川賞受賞作ってこんなものなのか?と思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
詠めばわかるおもしろさ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクッと1時間半 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都市伝説のような存在でもあるむらさきのスカートの女が徐々に人間味を増していき、それを観察して半分面白がっていた主人公の黄色いカーディガンの女が異常者になってゆく。この構成がおもしろい。特にラストの長台詞なんかは最高。異常と正常の狭間に立っている感覚。文章も読みやすくて、すぐに読み終えることができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめて今村夏子さんの作品を拝読致しました。 世界観にのめり込んでしまい、読んでいる自分も一体誰なのか分からなくなるような感覚がありました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紫の女の感情は本音は語り手の黄色いカーディガンの女の気持ちでもあり,読んでるうちにその語り手の女がとても怖いと思いました…なぜそこまでして紫の女に,強く惹かれていったのか分かりません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭は「なんでこの本買ったんだろう」という思いで読みました。面白くない。それでも不思議と読み進め、気付いたらすっかり世界が気になって、最後にはまた「なんだったんだ…」となる不思議な本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これのどこが芥川賞なのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「こちらあみ子」の作者が書いた、不思議な話。 面白いし、ミステリーとしての要素もあって、どんどん読んでしまう。途中途中で笑えるし、怖いし、不思議だし。変な話なのは間違いなくて、明らかに「変な」むらさきのスカートの女に魅了されてしまった女の視点で、話が進んでいく。むらさきのスカートの女の変さと、それを観察し続ける黄色いカーディガンの女。いつ、この二人が交わるのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何が起こるのだろうと読み進めているうちに、終わってしまったという感じ。「むらさきのスカートの女」と「私」はずっと呼び観察していくという話ではあるがワクワク感が取り残された。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にとっては理解出来ないような人物がまた私の未知との遭遇のような人物を注視して物語が始まりそして最後の方で、えーっという結末。興味深い小説でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もやもやするけど、それも人生かなぁ。むらさき女さんは作中で一番ピュアな人だとは思った。あとは人の醜い部分をシニカルに表現してたのも好きです。結論、語り部気味が悪い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
脳内で辛酸なめ子さんの絵に変換して読みましたが、これが大正解。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時間の無駄でした | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!