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全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
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全員犯人、だけど被害者、しかも探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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意味深なタイトルはしっかり回収 初期の段階から、全員が犯人であり、被害者であることは理解できたけど、何がどう探偵?ってところは終盤でしっかり回収してくれました。 レビューには結構厳し目のコメント多いですが、普段小説を読まない私にとってはよくもこんなにストーリーを展開できて、それでいて紐づけて、そして驚きを与えられるな、と感心してしまいました。 自分の脳みそでは到底作れない物語なので、どれだけの量の本を読んで、どれだけ書いたらこんなストーリーが作れるのか、すごいなって思いながら、読了しました。 ただ、あえていうなら、前段の自分が生き延びるための主張は、たらたら長いかもしれません。一方最後のどんでん返しはそういう設定にしちゃうとなんでもありだろ、と思ってしまうのでもう少し時間かけてよりリアリティのある設定にして欲しかったと思いました。 | ||||
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ほんタメで紹介されていたので手に取ったが、とても面白かった。 ネタバレになるので詳しく書けないが、読んで損はないと思う。 | ||||
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『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』(下村敦史著、幻冬舎)は、密室が舞台の、まさに本格推理小説の王道を行く力作です。 欠陥商品で何人もの死傷者が出たため、世論から追い詰められた社長は首吊り自殺します。しかし、自殺ではなく他殺ではないかという疑念が生じ、その犯人は誰かを炙り出す目的で、密室状態の廃墟に関係者7人――社長夫人、開発部課長、営業部部長、遺族代表、運転手、清掃員、ジャーナリスト――が、何物かによっておびき寄せられます。 そこで、7人は次のことを告げられます。「諸君は今、模擬社長室に監禁されている」、「諸君、ここから脱出する手段はない。四十八時間後――この廃墟内には致死性の毒ガスが充満する」、「無能な警察は志賀川恭一の死を自殺で片付けた。それは誤りだ。志賀川恭一は誰かに殺害された。諸君の中に犯人がいる」、「致死性の毒ガスが蔓延するのは四十八時間後。諸君は息絶えることになる。ただし――志賀川恭一を殺した犯人だけは命を助けよう」。 当然のことながら、自分だけは助かろうと、唯一の生き残りを懸けて、自分こそが犯人だという必死の自白合戦が繰り広げられます。それを通じて、徐々に殺害トリックが明らかにされていきます。 これで犯人とトリックが明らかになるかと思いきや、最終盤に至り、どんでん返し、また、どんでん返し、さらに、どんでん返しと、どんでん返しの波状攻撃に、大きくのけ反ってしまいました。 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵。密室、だけど社長室、しかも処刑室。このような多重構造の本格推理小説を構築してしまう下村敦史の頭の中は、いったいどうなっているのか見てみたいと思うのは私だけだろうか。 | ||||
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設定が奇抜なので通常のミステリーと逆の展開になる。面白いとは思うけどそれだけ。すべてが机上の話(ミステリーってそういうものなので否定しないし、これでいい)であるため、登場人物が記号と化していて、実は人物が書き分けられていない。人工甘味料と着色料の体に悪いお菓子のよう。 設定は「方舟」に似ているし、登場人物が描き分けられない、過剰な作り過ぎは近年のトレンドか。読み終わると疲労感しかない。 | ||||
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デスゲームって最初に建物に参加者をどう入れるかミソで、この話は満場一致で簡単に全員が危険な建物に入って行くところでどうかなあって思いました。 言い争いが不自然だなあと思ったけどなるほどとは思ったけど何か納得できない。 犯人がどうしてそんなことをしているのかが理解不能。お金を持ってるなら国外逃亡した方が安全じゃないでしょうか。 オーディブルで聴きました。話は全然面白くなかったけどナレーターがとてもいい。オーディブルでよく聴く声の人です。 | ||||
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この時代にオチが犯人と被害者は顔が見分けのつかない一卵性の双子。 そしてもうええでしょな劇中劇。 ため息がでました。お金と時間を返して欲しい。 | ||||
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タイトルの状況をどうやって作るのかな、という最大の期待に対しては、ちゃんと作られていて面白かった。 しかし、謎解き部分は尻すぼみに感じました。 特殊設定ものはその世界観で破綻がなければ良いと思いますが、一応今のこの世界のシステムが適用されていると思わせて、現状日本で絶対にやらない事をやっちゃってる…というのがちょっとな、と。 途中で起きる謎の出来事についての部分は良かったです。 | ||||
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ミステリーとしての謎解きは良いのだろうけど、状況設定がガバガバすぎて結局なんでもありではとなってしまっている。 登場人物それぞれが、仕掛けをすぐに思いつくのも不自然。 それゆえに本格ミステリーとは距離ができてしまっている。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入。 最初はこのタイトルが意味が分からなかったけど、デスゲームのルールが説明された時にたった1行で「全員犯人!全員被害者!全員探偵!」という状況を作ったときに小説家って凄いな〜と感心。 ただ、そこが一番のピークなように感じて、そこからの展開でもう少し盛り上がるところが欲しかったかなという感想。 最初のタイトル回収は結構色んな人に見てもらいたいかなと思った。 | ||||
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ゴリゴリのミステリ小説好きとしては、外に出た後の展開が、うーむ、話としては面白いがちょっと現実的じゃないなぁと思ってしまいました。 確かに伏線は張ってある、でもなぜ彼はあの探偵にたどり着いたのかとか、ちょっとなぁ〜と思ってしまう展開もある中で、この話の展開やアイデアはなかなか面白いものでした。 途中、何だったかな、深水さんのミステリーアリーナっぽい感覚も受けつつ、ライトな感じでどんどん読み進められました。 | ||||
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いわゆる「本格推理」にありがちな、ありえない建造物に集められ、外界と遮断された関係者たちという設定は、もうお約束のようなものなので、非現実的と批判することは避けよう。しかし、そもそもの発端である電動自転車ブレーキシステムの欠陥、というのは、どうにかならなかったのだろうか? 筆者は、電動自転車のブレーキは、自動車のブレーキのように電子制御されたシステムだと思い込んでいるようで、そのシステムの欠陥のため事故が連発したという設定にしているが、電動自転車のブレーキって、レバーでワイヤーが引かれブレーキシューがタイヤに押し付けられることで減速するもので、普通の自転車と同じもの。制御システムの欠陥を隠蔽した電気メーカーの責任を追及する、という前提がありえない。 編集者とか校正者とか、誰か指摘してあげる人はいなかったのかな~ もう、本格推理というより、本格SF、本格空想物語と定義したほうがいいのかも | ||||
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タイトルの通り、全員犯人、被害者、探偵であり、なかなか面白い展開だと思いながら読み進めていく。しかし、ただそれだけが売りであり、佳作とは言い難いかなと感じてしまう。ただ時折見せる、違和感のある描写。これは何だろうかと思いながら、さらに読み進めると、大きなトリックが隠されていて、これは、新しいし予想もしなかった。ネタバレになるから詳しくは書けないが、なるほど、やられたという読後感である。 | ||||
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犯人はどうやって廃墟を社長室と同じようにリフォームできたのだろう? というツッコミを抜かせば、面白かった。 | ||||
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