天使の跳躍
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
天使の跳躍の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
46歳で6度目のタイトルへ挑戦する中年棋士の田中一義の物語。 「中年の星」と言われる主人公は実際の将棋界のとある人物をモデルにしたものだと思う。 八冠を独占する27歳の源棋士のモデルや、平成の時代に七冠を独占した上洲棋士も当然すぐに分かる。 本書は、実際の将棋界のことは忘れてフィクションとして読むと楽しめると思う。 我慢流、悲運の棋士、されど不倒、などのあだ名がつく田中一義。 弟子の面倒見もよく、盤解説でも人気はあるが、タイトルには縁がない。 何度負けても挫けず、努力を続ける40代半ばの棋士がタイトルに臨む戦いは手に汗握る内容だった。 無敗の王者に挑むため、自分が研究した形や、過去に仲間と考えた作戦をぶつけて王者をゆさぶるが、あと一歩及ばず崖っぷちに追い込まれる。 そんな田中に、同じ棋士たちが稽古をつけたり、応援したりという展開は田中の人柄や人望からくるものだと思う。 自分が優勢なときほど、手順を間違えたり、踏み外す恐怖があり、勝ちきることが難しい。 そんな中、田中の本当の強さが試される展開は最後まで楽しめた。 ただ、最後の将棋は他の展開と比べてあっさりし過ぎていたのがちょっと物足りなく感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞の書評が良かったので購入しました。確かに、一気に読ませる筆力があります。そこは認めます。が、2,3年将棋を観ている者として、登場人物が「あの棋士がモデルだ」「こちらはあの棋士とあの棋士の合体したものだ」など、実在の棋士が透けて見えすぎます。ここまで実在の棋士の特徴やエピソードを書き記して良い物なのでしょうか。 最後に天才棋士の「秘密」は、漫画『3月のライオン』のエピソードを少しだけひねったもの、であったのにはがっかりしました。 どの世界でも、創作者が一番大切にするのは独創性だと思います。残念ながら、それが感じられませんでした。作者に問いたい。「あなたの独創性は何?どこにあるの?」と。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者はモデルにした実在するとある棋士を、こき下ろすためにこの物語を書いたのではないか、と思うほど作中で彼を屈辱的な表現で愚弄する。 嫌われ役の登場人物をわざわざ実在する棋士をモデルにし特定できる形で書く必要はなかったのでは。 棋士へのリスペクトを欠く作者の姿勢があけすけに読み取れる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
棋譜が全く読めなくても泣けます。 将棋の強いおじさんの愛と、令和の王の孤独をこんな風に描けるなんて、素晴らしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
将棋界でも有名な「将棋の強いオジサン」をモデルにした物語。 読み進めると登場人物が「これはあの先生だな」と分かる部分もあり そのたびにニヤニヤしてしまう(笑) ストーリーは一言で言えばスポ根物に感じた 番勝負不敗の絶対王者にとうにピークを過ぎた オジサン棋士が立ち向かう。 5番勝負で後がなくなった主人公にレジェンド棋士たちが 修行を付けに集まってくる場面や弟子と同じ時間に対局している場面 なんかは胸熱である。 購入してあっという間に読み終わってしまった。 あー楽しかった。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|