籠の中のふたり
- ハートフル (39)
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小学六年生のときに母親が突然自殺し、それを自分のせいだと思いこんでいる弁護士の村瀬快彦。母親の自殺がトラウマとなり、人と深く関わるのを避けて生きてきたが、傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の弁護士から突然連絡があり、釈放後の身元引受人を頼まれるという展開。 ずっと交流がなかった従兄弟同士がどうやって関係を築いていくのか、亮介が傷害致死事件を起こした動機は何だったのか、快彦は過去の出来事から立ち直れるのか、読み応えがあった。 ただ、快彦の同級生のトラブルに関しては、仮釈放中という身分の亮介がちょっと深入りしすぎに感じたし、相手と揉めた場合はどうなるのかヒヤヒヤした。 最初はぎくしゃくしていた快彦と亮介の関係も、亮介の明るい人柄や行動力をきっかけに、少しずつ距離が縮まっていくが、お互いに肝心のところで本音を話すことができないのがもどかしかった。 それぞれ別々の籠に閉じこもっている二人が、自分が犯した罪や後悔と向き合いながら、どうやって籠から出ていくのか、最後まで目が離せなかったし読後感もよかった。 | ||||
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人当たりの良いエリート弁護士だが、実は人間嫌いで他人からも愛されない快彦 粗暴でがさつな前科者だが、誰からも愛される亮介 そんな亮介に振り回されるうち、快彦にも変化が生じていき… という設定が、昭和の時代から続くステレオパターンワンパターン こんな手あかのついた設定を令和の時代によく本にしたもんだ | ||||
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一生懸命キャラクターの背景を描いて話の展開に説得力を持たせようとしているのは伝わるんだけど、それでもまだ何でそうなるの?と首を傾げたくなる強引な展開が多い。 もしかして筆者はこの手の小説はあまり得意じゃないのではないか? あと、DV、不倫、離婚問題、同性愛などそれぞれが一本小説をかける位重いテーマなのに、物語の本筋から離れた一時の盛り上げの為に、十把一絡げで消費されてるのには心底ガッカリした。 | ||||
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夏目刑事シリーズが好きで、新刊が出る度読んでるがちょっと違うかな?という感じ。 | ||||
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あらすじは面白いだけに 登場する人たちの心情が汲み取りにくかったなというのが感想です 想像が湧き難く 書き手の一方通行だったように感じてしまいました 言葉が直接的過ぎるのと、急な展開、信頼を得るのってもう少し難しいんじゃないのかな、っていうのがストーリーを読んでいる節々で感じられてしまい、登場する人の微妙な心の動きや変化、思考や感情を押し量ることができなかったのは、物語の中に溶け込みたい私にとって、残念な時間でした もう少し掘り下げて会話のシーンをどうにかしてもらえたらもっと、考えさせられる物語になるのにな、と思ってしまいました | ||||
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