パーフェクトフレンド



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 4件

6.70pt (10max) / 20件

Amazon平均点

4.30pt ( 5max) / 27件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []B総合:1612位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

21.00pt

0.00pt

15.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2011年08月
分類

長編小説

閲覧回数4,375回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数27

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

パーフェクトフレンド 新装版 (メディアワークス文庫)

2019年11月22日 パーフェクトフレンド 新装版 (メディアワークス文庫)

少女たちの“トモダチ大作戦”。みんなよりちょっとだけ頭がよい小学四年生の少女・理桜は、担任の先生のお願いで、不登校の少女・さなかの家を訪れる。しかしさなかは既に大学院を卒業し、数学者の肩書きを持つ超・天才少女!手玉に取られくやしい理桜は、マウントを取るべく不用意に叫ぶ。「あんた、友達居ないでしょ!」かくして変な天才少女に振り回される『友達探求』の日々が始まるのだった…。野崎まど新装版シリーズ、「友情」の極意をお届けする第5弾!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

パーフェクトフレンドの総合評価:8.39/10点レビュー 31件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

パーフェクトフレンドの感想


 周りに比べてちょっと頭のいい小学四年生の理桜。 ある日先生に頼まれて訪れた不登校少女は既に大学の課程を終えた天才少女だった!? 学校に行く必要を感じない彼女に苛立って放った言葉「あなた友達いないでしょ!!」、斯くして友達とはなにかを証明するための天才少女との日常が始まった。

 予想だにしない展開の連続、友達の大切さをとくピュアな小説かと思いきやシリーズ最終章に続くミステリアスな長編。

りーり
9EDFH0HC
No.3:
(8pt)

パーフェクトフレンドの感想

途中までは何でもないストーリーで、単に子供の話かと思いきや、中盤からのスパートたるや 驚くべきスピードで展開、また展開。長い間忘れていた、他人に対する無償の気持ち、というものが思い出せた、のかなぁ。兎に角、どんでん返しの連続で楽しませ、最終的には綺麗に優しく落ち着く理想的な小説だった。

とも
4ND5R58B
No.2:
(7pt)

パーフェクトフレンドの感想

世間知らずの天才少女が、友達とは何かを学ぶため学校へ通い始めるという平凡な設定を、野崎まど的な思考と超展開で味付けした話。個性的な少女達の掛け合いからは想像もつかないラストや、友達は人類の効率を向上させるシステムである特殊友達理論など、友情の真の回答も含めて、とても著者らしい一冊で満足

ほっと
2XKXV6EI
No.1:
(6pt)

パーフェクトフレンドの感想

終盤の真相の落とし所はとても気持ち良かったです。
ただ、作中のアニメキャラやそのネタ色が強すぎて意味が分からないのと、
過去作の「アムリタ」を読んでいる人への要素もあるので、
本作単品としてはちょっと辛い。
仕掛けを味わうなら「アムリタ」は必読。
未読の場合は本作の友達のテーマが楽しみ所と言った印象です。

学ぶ為に学校へ行く必要がないと述べる小学生の天才数学者が、
学校で経験する友達とはなんなのか?に興味を持ち学校へ通うようになる。
人をパラメータ化して解釈したり哲学チックに持論を述べる様は、
著者の描く天才の不気味さが、かもし出ていて面白い。

不安定な展開ながらも終盤の力技のようなまとめ方は好みが分かれる所。
著者の作品傾向を踏まえて読んでいるので、そんなに悪くはないと思う次第でした。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.27:
(2pt)

メディアワークスのシリーズの中で唯一星2つ

メディアワークスのシリーズは基本星4と5なのですが、この作品は唯一星2つです。内容もあまり面白くないし、オチもいまいち。この作品ってなくても良かったじゃね?ぐらいの勢いです。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)Amazon書評・レビュー:パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.26:
(4pt)

友達とは!

"確かにこの世界には、友達と称される関係が多数存在している。それは間違いなく事実です。現象論的には十分理解できる。ではその裏に理由が存在するのか。友達はなぜ必要なのか。友達とは何なのか"2011年初版、2019年新装版となる本書は小学生たちの友情探求『アムリタ』シリーズ第五弾。

個人的には【[映]アムリタ 新装版】から始まるシリーズを順番に最後まで読んでいこうと『小説家の作り方』に続いて手にとりました。

さて、そんな本書は毎年のクラス委員を任される"ちょと頭がよい"小学校四年生の少女、理桜(りざくら)が、担任の先生と"親御さん"の頼みで不登校の少女、さなかの家を友達の"ややや""柊木子"の3人で訪れたところ、相手のさやかは小学校はおろか【外国の大学院を卒業し、数学者の肩書きを持つ】超天才児。しかし『友達は皆無』というわけで、さなかを何とか説得?彼女を加えた『友達探求!』という【社会実験のような小学生生活】が再開するのですが。

まあ、さすがに毎日著者作を手にしていると、シリーズ通して導入部から魅力的に登場するキャラクター達が【ラストにはあっさりフェイドアウトしていく】パターンに慣れてしまうわけですが。少女たちのテンポよい会話が楽しい本作も、主役級の理桜とさなかは兎に角"ややや"や"柊木子"が【後半にしたがって存在感が失われていく】のが残念でした(単なる尺の問題かもしれませんが)

一方で、本書のラストで一作目【[映]アムリタ】の最原最早(さいはらもはや)が登場。と、ついにシリーズ最終巻、第六弾につながるひきなのには、これまで順番で読んできたので【いよいよ!】とやはりテンションが上がりました。さて【これまでのシリーズ登場人物が再登場するらしい】次は一体どんな話なんでしょうか?

[映]アムリタシリーズ五作目として、また"友達とは?"を考えたい方にもオススメ。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)Amazon書評・レビュー:パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.25:
(2pt)

シリーズで今のところ一番イマイチ

今までのこのシリーズ作品は、超現象が作中に登場する、
という一点さえ許容できれば。
最後の毎回恒例の、どんでん返しの後の、真・どんでん返しに素直に驚けて、そこはよかったんですが(驚きレベルに差はありますが)。
今回は、真相がぼかされて消化不良な上、
ある危険イベントにあう対象が対象だけに、人情的にある人々のある事への協力が、余程納得のいく理由がこれから明らかにされない限り色々無理があったり、
特定対象へのレッテル貼りが散見されたり、
一部キャラへのいじりが下品かつ無神経だったり、
正直野崎まど氏も良くも悪くも人の子だなと思った。
本シリーズ一作目の、映アムリタに衝撃を受けつつも、二作目以降マンネリを感じていた所、
これの前作、小説家の作り方が、結構面白く、
個人的に持ち直したかなと思った矢先に、
少々ゲンナリさせられました。
今回の内容レベルでは、申し訳ないが、キャラのテンプレ臭は看過できません。
アムリタくらい他が面白ければ気にならないんですけど。
個人的には一作目や前作の方が好き。
どんでん返しもフェアと感じたし。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)Amazon書評・レビュー:パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.24:
(5pt)

要素てんこもりの傑作(盛りすぎ上等)

抱腹絶倒のコメディー混じりのミステリーだかファンタジーだか分からないけど、間違いなく傑作だった。テーマは友情。
とはいえ、太宰治のメロスや武者小路実篤みたいな暑苦しい展開ではない。

最初に、友情とは何かを冷徹に分析している。
が、ストーリーが進み、友情の定義の難しさを身をもって感じてしまう。

主要人物は小学生。思春期未満である。恋をして結婚して、子どもが出来たら、少なくとも女性は変わるのだと思う。おそらく、彼女たちは変わるだろう。関係性も感情も価値観も。
伴侶の男性が頼りないほど、女性が家庭に多くを捧げる感じになっている。
そうは言っても、たとえ変質する未来があろうとも、今現在の彼女たちの友情の価値は変わらない尊いものだ。

個人的に面白く感じたのは恋愛も質量保存の法則で説明している点だ。
悩みというのは突き詰めると、”AもBも捨てられない”というジレンマからというのも説得力があった。
捨てる勇気がでたときに、人は悩みはなくなるんだなぁ。
しかしながら、そんな勇気を持てないのが人間だというのが、本書の結論である。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)Amazon書評・レビュー:パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.23:
(5pt)

6部作、5冊目。

『[映]アムリタ』に続く6部作5冊目。
不登校の天才児に、社会生活がいかに大切か説いていくのがさわり。
基本軸は、友達とは何か、という問いに対して挑んでいく作品。
5冊目まで読んで改めて唸らされた。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)Amazon書評・レビュー:パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686



その他、Amazon書評・レビューが 27件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク