パーフェクトフレンド
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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途中までは何でもないストーリーで、単に子供の話かと思いきや、中盤からのスパートたるや 驚くべきスピードで展開、また展開。長い間忘れていた、他人に対する無償の気持ち、というものが思い出せた、のかなぁ。兎に角、どんでん返しの連続で楽しませ、最終的には綺麗に優しく落ち着く理想的な小説だった。 | ||||
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世間知らずの天才少女が、友達とは何かを学ぶため学校へ通い始めるという平凡な設定を、野崎まど的な思考と超展開で味付けした話。個性的な少女達の掛け合いからは想像もつかないラストや、友達は人類の効率を向上させるシステムである特殊友達理論など、友情の真の回答も含めて、とても著者らしい一冊で満足 | ||||
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終盤の真相の落とし所はとても気持ち良かったです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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メディアワークスのシリーズは基本星4と5なのですが、この作品は唯一星2つです。内容もあまり面白くないし、オチもいまいち。この作品ってなくても良かったじゃね?ぐらいの勢いです。 | ||||
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"確かにこの世界には、友達と称される関係が多数存在している。それは間違いなく事実です。現象論的には十分理解できる。ではその裏に理由が存在するのか。友達はなぜ必要なのか。友達とは何なのか"2011年初版、2019年新装版となる本書は小学生たちの友情探求『アムリタ』シリーズ第五弾。 個人的には【[映]アムリタ 新装版】から始まるシリーズを順番に最後まで読んでいこうと『小説家の作り方』に続いて手にとりました。 さて、そんな本書は毎年のクラス委員を任される"ちょと頭がよい"小学校四年生の少女、理桜(りざくら)が、担任の先生と"親御さん"の頼みで不登校の少女、さなかの家を友達の"ややや""柊木子"の3人で訪れたところ、相手のさやかは小学校はおろか【外国の大学院を卒業し、数学者の肩書きを持つ】超天才児。しかし『友達は皆無』というわけで、さなかを何とか説得?彼女を加えた『友達探求!』という【社会実験のような小学生生活】が再開するのですが。 まあ、さすがに毎日著者作を手にしていると、シリーズ通して導入部から魅力的に登場するキャラクター達が【ラストにはあっさりフェイドアウトしていく】パターンに慣れてしまうわけですが。少女たちのテンポよい会話が楽しい本作も、主役級の理桜とさなかは兎に角"ややや"や"柊木子"が【後半にしたがって存在感が失われていく】のが残念でした(単なる尺の問題かもしれませんが) 一方で、本書のラストで一作目【[映]アムリタ】の最原最早(さいはらもはや)が登場。と、ついにシリーズ最終巻、第六弾につながるひきなのには、これまで順番で読んできたので【いよいよ!】とやはりテンションが上がりました。さて【これまでのシリーズ登場人物が再登場するらしい】次は一体どんな話なんでしょうか? [映]アムリタシリーズ五作目として、また"友達とは?"を考えたい方にもオススメ。 | ||||
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今までのこのシリーズ作品は、超現象が作中に登場する、 という一点さえ許容できれば。 最後の毎回恒例の、どんでん返しの後の、真・どんでん返しに素直に驚けて、そこはよかったんですが(驚きレベルに差はありますが)。 今回は、真相がぼかされて消化不良な上、 ある危険イベントにあう対象が対象だけに、人情的にある人々のある事への協力が、余程納得のいく理由がこれから明らかにされない限り色々無理があったり、 特定対象へのレッテル貼りが散見されたり、 一部キャラへのいじりが下品かつ無神経だったり、 正直野崎まど氏も良くも悪くも人の子だなと思った。 本シリーズ一作目の、映アムリタに衝撃を受けつつも、二作目以降マンネリを感じていた所、 これの前作、小説家の作り方が、結構面白く、 個人的に持ち直したかなと思った矢先に、 少々ゲンナリさせられました。 今回の内容レベルでは、申し訳ないが、キャラのテンプレ臭は看過できません。 アムリタくらい他が面白ければ気にならないんですけど。 個人的には一作目や前作の方が好き。 どんでん返しもフェアと感じたし。 | ||||
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抱腹絶倒のコメディー混じりのミステリーだかファンタジーだか分からないけど、間違いなく傑作だった。テーマは友情。 とはいえ、太宰治のメロスや武者小路実篤みたいな暑苦しい展開ではない。 最初に、友情とは何かを冷徹に分析している。 が、ストーリーが進み、友情の定義の難しさを身をもって感じてしまう。 主要人物は小学生。思春期未満である。恋をして結婚して、子どもが出来たら、少なくとも女性は変わるのだと思う。おそらく、彼女たちは変わるだろう。関係性も感情も価値観も。 伴侶の男性が頼りないほど、女性が家庭に多くを捧げる感じになっている。 そうは言っても、たとえ変質する未来があろうとも、今現在の彼女たちの友情の価値は変わらない尊いものだ。 個人的に面白く感じたのは恋愛も質量保存の法則で説明している点だ。 悩みというのは突き詰めると、”AもBも捨てられない”というジレンマからというのも説得力があった。 捨てる勇気がでたときに、人は悩みはなくなるんだなぁ。 しかしながら、そんな勇気を持てないのが人間だというのが、本書の結論である。 | ||||
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『[映]アムリタ』に続く6部作5冊目。 不登校の天才児に、社会生活がいかに大切か説いていくのがさわり。 基本軸は、友達とは何か、という問いに対して挑んでいく作品。 5冊目まで読んで改めて唸らされた。 | ||||
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