(短編集)
伊藤計劃記録:第弐位相
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限られたスペースの本棚にハードカバーはやっぱなぁ・・・と敬遠していたけれど、 一番好きな作家さんの軌跡を本で辿るのはやはり魅力的で、 内容をウェブで知っていながらも購入。 追憶なんて最悪と思いながらも号泣。 ウェブがいつ無くなってしまうかも知れないし、入手困難になる前に買っておいて本当によかったです。 | ||||
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屍者の帝国にも書いたとおりです、まだとても若いのに、残念です。 | ||||
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2年にも満たない作家生活で世界のSF史にまで残る2作品『虐殺器官』『ハーモニー』 を残した著者の散文。特に映画評を読んでみた。 僕は小説には両手を上げて降参したが、映画評では、意見が合わない。 本書でも、『トトロ』が嫌いで『もののけ姫』が好きとしているが、 僕は『トトロ』が好きで『もののけ姫』はどうでもいいのである。 その対立の中、一致したのは『ハウルの動く城』の訳のわからなさである。 この具体的なシュールリアリズムともいうべき精神分析のような訳のわからなさよ。 | ||||
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故伊藤計劃の原稿集第二版。 虐殺器官、ハーモニーが連続で文庫化され、本屋で絶賛平積みになる伊藤計劃ブームの流れもこれで打ち止めだろう。どうしようもなく、もはや新しい原稿は書かれないのだから。 全て(たぶん)が発表済の原稿ばかり。そして自分にとっても多くが既読。 何せ、彼のblogはまだ生きているのだから。[...] 本書冒頭に収録されている短編2本は初見だったけども、正直に言って「虐殺器官」又は「From nothing with love」のキレと比較すれば一段落ちる。 氏が遺したWeb上の文章を集成するというこの企画の第一弾「伊藤計劃記録」は、「世界、蛮族、ボク」「屍者の帝国」という飛び道具を収録していただけに、かつ豊富な映画評によって読み物としても高いレベルにあったと思うけども、 第2弾たる本書は正直、読書の対象としての読み応えには若干欠ける。 しかしそれを補って有り余るのが氏の闘病記録。 blogに綴られる彼の不自由な日常と、その中でも必死に映画と物語に生きる糧を求める様は、直視に努力を要する程に生々しい。 去年発売のSFアンソロ「ぼくの、マシン」の中で、氏の遺言は「僕のことをいつまでも覚えていてほしい」だったと氏の母上が書いていた。 僕を含めた伊藤ファンは、今後誰のSFを読んでも伊藤氏のことを思い出し、生起しなかったテクストを惜しむんだろう。 改めて、氏の魂の平安を。 | ||||
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