(短編小説)

瓶詰の地獄



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初公開日(参考)1984年11月
分類

短編小説

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100分間で楽しむ名作小説 瓶詰の地獄 (角川文庫)

2024年11月25日 100分間で楽しむ名作小説 瓶詰の地獄 (角川文庫)

極楽鳥が舞い、ヤシやパイナップルが生い繁る常夏の離れ島に幼い兄妹が漂れ着いた。持ち物はわずかな文房具に、三本のビール瓶、そして新約聖書が一冊だけ――。愛しい両親の助けを待ちながら力を合わせて過ごす二人。しかし時が経つにつれ、彼らの関係は変化していく……。彼らが海に流した手紙には、恐ろしい“地獄模様”が綴られていた――。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

瓶詰の地獄の総合評価:9.07/10点レビュー 42件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

幾重にも新発見を繰り返して

 
 岸に流れ着いた三編の瓶詰の手紙。 無人島に残された彼らの生活は豊潤な楽園だったのか、鬱屈な地獄だったのか。 
読む。 また読む。 他人の感想を読んで読む。 解説を読んで読む。 わずか数十頁の短編に幾重もの解釈を見出せるだろう。


りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

異様な世界だ

青空文庫で読んだ。とっても短い短編だったので数分で読めた。
初読は奇妙な世界に圧倒されちゃって意味が不明。
だけど、2度目、3度目、インターネットの解説をみて、ゾクゾクっとした。

えんじ
VGV1LYIG
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夢野作品ではドグラマグラに次ぐ名作だと思っている

3つの手紙だけで構成された非常に短い小説なのに、仕掛けや雰囲気の奇妙さ。ぞわぞわ来る不安や絶望感をここまで印象付けるのは珍しい。

Ariroba78
5M53WTS6
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.39:
(5pt)

ドグラ・マグラを読みたかったので買いました

ドグラ・マグラ書いたかったので買ったのですが、面白かったです。ドグラ・マグラは何回か改訂されてるそうですが、これは初版をそのまま出したらしいので、読み比べてみると面白いかもです。
日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4))Amazon書評・レビュー:日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫(400‐4))より
4488400043
No.38:
(5pt)

鉄槌が好き

数ある小説の中で、この短編集の「鉄槌」が最も好き。
瓶詰の地獄 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:瓶詰の地獄 (角川文庫)より
4041366143
No.37:
(5pt)

独特の世界観

表紙が全く違いました
内容は今まで読んだ夢野久作さんの作品の中でも抽象的な表現が少なかった気がします
独特な世界観が面白かったです
瓶詰の地獄 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:瓶詰の地獄 (角川文庫)より
4041366143
No.36:
(4pt)

残酷の美しさと優しさ。

なんだろう。

本当に残酷が好きな人の残酷って、
上品なんですよね。

不潔で不快で非道でも、
好きでやっているのか、
プロとして嫌がらせているのかで、
全然ちがうものになる気がします。
たぶん、この作家様は、
本当に残酷が好きなのだろうなと、
だから読んでいて気持ちいいのだなと、
ただの勘ですが、そう感じました。

悲喜劇としてちゃんの機能するんですよね。
好きな人がちゃんと残酷を書くと。

本作も全編、
残酷な場面は全部よかったですし、
残酷さは『少女地獄』より上でした。
(どちらも短編集ですが)

夢野久作さんは、
『少女地獄』で初めて体験しましたが、
引き込まれる魅力はどちらも共通していて。
体力に余裕のあるときに読むと、
ページを開いた瞬間からグワッと、
文字の世界へダイブできました。

★をひとつ削ったのは、
女性の喋り方があまりにも現代と違うから。
その一点のみが理由です。

色気や若々しさ、可愛らしさなど、
必要な印象が、どうしても感じられない。
男性も現代と同じ口調ではないですが、
それに比べても違いすぎるんです。
笑い方は毎回、必ず全員が『ホホホホ』だし。

だから、どう工夫して読んでも、
おばあちゃんが喋ってるようにしか、
どうしても感じられない。

セリフだけならなんとか耐えられますが、
一人称で長めの話を語られると、
どうしても入り込めない。
集中力がもたない。

なので、
個人的な印象ですが、
『少女地獄』よりも読むのにかなり時間がかかったという事実を含め、
わずかに魅力に難ありと減点しました。

でも、昔の小説を読むなら、
ぼくは夢野久作さんをすすめます。

魅了の力の桁が、
ほくは昔の作品はあまり読みませんが、
何冊か読んだなかで比較すると、
他の人とはまるで違うと思いました。

魔力と言ってもいいくらいです。

あと、たぶんですが、
読者に優しいようにも思いました。

昔の作家は病んでるひとが多いですが、
それだけに自分、自分、自分と、
表現が自己中心的に感じることが多くて、
どうにも読みにくいんです。

でも、同じように病んでいるのに、
夢野久作さんは読みやすい。

不思議な現象ですが、
受け取る側からすると、優しさに感じます。
瓶詰の地獄 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:瓶詰の地獄 (角川文庫)より
4041366143
No.35:
(4pt)

ドグラマグラには勝てないけど

ドグラマグラ、少女地獄以来の夢野久作作品、久しぶりに読みました。
やはり時代も時代なので、共感しにくい部分がありつつも、読み応えのある作品でした。
瓶詰の地獄 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:瓶詰の地獄 (角川文庫)より
4041366143



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