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不思議の国のアリス ミステリー館
- 不思議の国のアリス (11)
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今年は「不思議の国アリス」が刊行されて150年目のアニバーサリー・イヤーにあたります。 ということで、アリスの新訳、関連書物、など様々なものが各社から刊行されています。 本書の再刊・・オリジナルは1988年に出版・・・もそのような企画の一環と考えられます。収録作品は以下のとおりです。 1:死の国のアリス(海渡栄祐) 2:アリスの不思議な旅(石川喬司) 3:鏡の国のアリス(都築道夫) 4:不思議の国の殺人(那正彦) 5:方子と末起(小栗虫太郎) 6:干からびた犯罪(中井英夫) 7:襲撃(山田正紀) 作品の選定時期が少し古く、アリス関連のミステリーがまだ少なかったためか、純粋のミステリーと言えるものは3作だと思いますが、 その分ヴァラエティーには富んでいると言えます。以下、ネタバレ的な事がありますから未読の人は注意して下さい!! 1:アリスと同じ夢想家肌の刑事が、同じ家で起こった時間差のある殺人事件を解決します。 2:これはミステリーなのかな ?勘のいい人は、すぐに閃くと思います。石川さん流のことば遊びを楽しむ作品です。 そういえば、〇リスという〇ムがあったっけ!! 3:これはミステリーというよりは、幕切れからも怪奇小説といったほうがいいのでは・・・。都筑さん、怪奇小説得意ですしね!! 4:これもミステリーというよりはファンタシーでしょう!! 5:黒死館ほどペダンチックでないので読みやすいです。ミステリーしかも密室ものです。 6:これもミステリーというよりは怪奇小説といったほうがいいのではないでしょうか。 7:連作長編の冒頭を飾る作品です。強奪ものですから、クライム・ミステリーなのかな!? これは中々面白いです。全編が読みたくなりました。 ミステリー度は薄いですが、アリス関連作品のヴァラエティーを楽しんでください!! | ||||
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