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不思議の国のアリス ミステリー館



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【この小説が収録されている参考書籍】
不思議の国のアリス ミステリー館 (河出文庫)

不思議の国のアリス ミステリー館の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ミステリー度は薄いですが、アリス関連作品のヴァラエティーを楽しんでください!!

今年は「不思議の国アリス」が刊行されて150年目のアニバーサリー・イヤーにあたります。
 ということで、アリスの新訳、関連書物、など様々なものが各社から刊行されています。
 本書の再刊・・オリジナルは1988年に出版・・・もそのような企画の一環と考えられます。収録作品は以下のとおりです。
 1:死の国のアリス(海渡栄祐)   2:アリスの不思議な旅(石川喬司)   3:鏡の国のアリス(都築道夫)   4:不思議の国の殺人(那正彦)
 5:方子と末起(小栗虫太郎)   6:干からびた犯罪(中井英夫)   7:襲撃(山田正紀)
 作品の選定時期が少し古く、アリス関連のミステリーがまだ少なかったためか、純粋のミステリーと言えるものは3作だと思いますが、
 その分ヴァラエティーには富んでいると言えます。以下、ネタバレ的な事がありますから未読の人は注意して下さい!!
 1:アリスと同じ夢想家肌の刑事が、同じ家で起こった時間差のある殺人事件を解決します。
 2:これはミステリーなのかな ?勘のいい人は、すぐに閃くと思います。石川さん流のことば遊びを楽しむ作品です。
 そういえば、〇リスという〇ムがあったっけ!!
 3:これはミステリーというよりは、幕切れからも怪奇小説といったほうがいいのでは・・・。都筑さん、怪奇小説得意ですしね!!
 4:これもミステリーというよりはファンタシーでしょう!! 
 5:黒死館ほどペダンチックでないので読みやすいです。ミステリーしかも密室ものです。
 6:これもミステリーというよりは怪奇小説といったほうがいいのではないでしょうか。
 7:連作長編の冒頭を飾る作品です。強奪ものですから、クライム・ミステリーなのかな!?
 これは中々面白いです。全編が読みたくなりました。
 ミステリー度は薄いですが、アリス関連作品のヴァラエティーを楽しんでください!!
不思議の国のアリス ミステリー館 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:不思議の国のアリス ミステリー館 (河出文庫)より
4309414028

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