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震える牛



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【この小説が収録されている参考書籍】
震える牛
震える牛 (小学館文庫)

震える牛の評価: 3.89/5点 レビュー 116件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全116件 1~20 1/6ページ
No.116:
(5pt)

読み終えて爽快な気分

変な名前の小説。変な表紙
この牛ってなに?と読み出したけど誘い込まれるように読んでしまった。
この走り続ける主人公の刑事がいいなぁ。部下の池さんもよい。読んでて爽快な気分。
震える牛 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:震える牛 (小学館文庫)より
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No.115:
(5pt)

重厚な読み応え

一見、見逃してしまいそうな事件。ありふれた日常、疑うことのない大企業。
そんなプロットを刑事が一つ一つ、愚直とも言える操作で紐解いていく中で、生きやすい社会がいかに信頼という名の薄氷の上になりたっているかを明らかにしていきます。
そこにはトリックや奇抜さは必要はありません。靴をすり減らして真実を繋げていく刑事の重みがしっかりと表現されています。読み流すことができない、重厚なストーリーなので、本物を読みたい方に是非お勧めさせて頂きます。本当に面白く読ませて頂きました。
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No.114:
(5pt)

面白い!

警察の裏側、食の裏側に切り込んだ一冊。
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No.113:
(5pt)

おもしろい。

おもしろい。
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No.112:
(4pt)

終わり方は本当にこれで良いのか?ドラマを見ての感想

こちらの原作を読んでから、配信でドラマを見ました。原作は終わり方がスッキリしなかったものの、ドラマの方はスッキリした終わり方をしており、正直、ドラマの方が万人が納得するだろうと思いました。
著者の作品は、刑事物の本格的ミステリーでありながら、日本の社会・経済が抱える問題(社会・福祉政策や労働政策、震災復興政策等が抱える構造的問題やそれらに関連した大企業の深い闇)が炙り出されており、高く評価していますが、この「震える牛」の他にも、「ガラパゴス」「覇王の轍」等いくつかの作品が「スッキリしない」終わり方になっています。私はその大きな理由の一つとして、小説の中で取り上げられている大企業や政治家が実在する大企業、政治家であることが、かなりはっきりと連想できる書き方になっていることから、敢えて「すっきりしない」終わり方にして、読者に問題提起する形で留めるという作者の意図があるからだろうと思っていました。しかしながら、ドラマを見て今思うことは、(作者の意図がどこにあるかは分かりませんが)もし、作中で描かれる大企業なりが、「連想可能な」実在する大企業であるならば、「すっきりしない」終わり方も致し方無いと思う面があるものの、もしそうでないなら、それはそれで大問題であろう。。むしろ、ドラマのように、出てくる企業がどこか、連想が難しい形にして、スッキリ終わらせた方が大方が納得するであろうし、小説でもそうした方が、「ここまで描きながら。。。」という「読後の物足りなさ」は感じないだろうし、だからと言って作者が描く社会問題のインパクトを損ねることはないだろうと思うのですが、如何でしょうか。。
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No.111:
(5pt)

良い

情報が多いのかと思っていたのですが、楽しく読めました。
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No.110:
(5pt)

社会派警察小説の秀作

このミス16年度19位の作品。過去の秀作を発掘するのが趣味の私が掘り当てた金字塔。地道な捜査に裏付けされた警察捜査の展開と過去から続く因果の連鎖が素晴らしい。加えて派遣労働者に係る現代社会の問題点に焦点を当てた社会性と相まって作品の奥行を深くさせている。さらには後半にたたみかけるエンタメ性もあり、全体を引き立てていると思う。ぜひ多くの方に読んでいただきたいオススメ本である。前作の「震える牛」を早速手に取らねば。
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No.109:
(1pt)

はっきり言って駄作である。理由は以下。

読みながら評価は優→良→可→不可→可というように変遷した。

第一に、ミステリーの発端となる殺人事件の現場があまりにご都合主義である。
深夜の居酒屋に2人の人間をそれぞれ別におびき寄せ、店への強盗と見せかけて、最初にレジを襲い、そしてその次に2人の狙っていた男を次々に確実に殺す、という設定があまりにもいただけない。
レジを襲っている時に、彼らがいち早く逃げ出したり抵抗したらどうするのか?
ヒットマンでも殺しのプロでもない犯人が、居酒屋でやすやすと2人を確実に殺せるという計画そのものがあり得ない。

第二に、その居酒屋におびき寄せられた2人が、そこに呼び出されて行くことを誰かに話していたら、そのことだけでこの犯罪は成立しない。そのことがまったく考慮されていない。

第三に、テレビ化を意識したのか、場面の転換が小刻み過ぎる。

第四に、大型ショッピングセンターの地方都市への進出が地方の商店街を衰退させているという一面的な批判が下敷きになっていて、説得力を持たない。

第五に、人物造形が、いろいろと書いているにもかかわらず像を結ばない。何と言うか、結果としての性格とその原因とが一対一的すぎて深みがないというか・・・。横山秀夫等と比べてはいけないのかもしれないがw

というわけで、読みたくなる作家というのは、なかなか見つけられないものであると実感した。
帯に『平成の「砂の器」誕生』とあるのがちゃんちゃらおかしい。

少なくともぼくは次は読まないw
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No.108:
(5pt)

面白かったー!!

いやー面白かったなぁ。ほとんど一気に読んだ。
WOWOWでドラマ化されてるとか…でも、ほとんどのWOWOWドラマ観てきたけど記憶にない。だからオンデマンドで探して観たいな。
愚直な平刑事の地道な捜査にかける執念。少しずつ相手に迫って行く様が秀逸の一言。他の作品も読んでみたい。
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No.107:
(3pt)

テレビドラマとは違う。

相場英雄さんの本です。
これも、「ガラパゴス」に出ていた田川が主人公ですね。シリーズ物なのでしょうか。
飲み屋で殺された二人が、計画殺人では、と考えた田川。調査を開始していくと、スーパー業界の闇、特に食肉業の闇が…。
というような感じ。
これ、なんか既視感があったのですが、wowwowのテレビドラマになっていたかな。
ただ、テレビドラマでは、八田が古田新太で、こちらにスポットがあたっているように思えますが、
この原作では、むしろスーパーの方にスポットがあたっていますね。

コストカットを考えるあまり、食の安全が脅かされる話でもありますが、この話では、警察の闇も明らかになってて、
というのも、最後に田川の「理解ある上司」が裏切るというか、実はこいつがガンだった、という流れになるんですよね。それが面白い。
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No.106:
(5pt)

メモ帳の使い方の視点で読みました

デジタル時代にメモから事件を潰していくスタイルが良かった。
取るだけのメモになりがちですが、メモを整理して組み立て直し問題を解決するスタイルは勉強になりました。
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No.105:
(4pt)

現在の日本の『安さ至上主義』を痛烈に批判したような内容

一つの事件を通して、食品に対する考えが変わる面白い作品だった。
消費者は時に経済的、政治的理由で食の安全性を脅かされるという文言が印象的。
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No.104:
(5pt)

食肉加工品は怖い!

安いだけの食肉加工品は食べる気がしなくなった。
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No.103:
(4pt)

面白いが尻切れトンボ

タイトルの「震える牛」とは、BSEに罹った牛の症状を表す言葉だ。この刑事小説の背景は牛肉をめぐる
偽装・偽造事件だ。そのBSE発症を何とか抑え込もうとする大手スーパー。それを背景にして起きる居酒屋
での殺人事件。なかなか筋運びも巧いし、登場人物も魅力的に描かれている。途中から、ページをめくる手が
俄然早くなるのが自分でもわかるほど面白くなる。だが、この結末でいいのだろうか。すっきりとしない。
最後の章で、示唆的な場面を挿入してはいるものの、煮え切れない感じは隠せない。エピローグをつけること
で作品の余韻を残すことはいい。だが、エピローグの内容がちょっと的外れではないか。種明かしになるので
具体的なことは書けないが、題材や筋運びが面白かっただけに、作品の終わり方にやや不満が残る。
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No.102:
(5pt)

無くなる商店街と大手スーパーの進出

夜、ネットフリックスを見ていると、目がさえて寝れないことが多い。

 寝る前に、本を読むと、心地よい疲れで、寝られるような気がしている。

 震える牛、もちろんこれは狂牛病のことだが、狂牛病だけの話ではない。

 5年前 中野の居酒屋で2人が、外国籍の男に刺されて死亡した。まだ、犯人は見つかっていない。

 これを、継続捜査班が、もう一度捜査することになった。

 調べていくと、強盗にしては不自然な点が多い。

 二人は、別々の部屋で殺され、特に接点はないやくざと獣医師だ。

 ここから、物語は展開していくわけですが、

 調査のなかで、大手スーパー(たぶんイオンを念頭に書かれている)と地方の商店街の悲惨さがでている。

 こういう風景は、小説では簡単に書かれていることが多いが、かなりのページを使って書いてある。

 本の内容としては、面白いし、読みやすい、犯人は途中から判明してしまうが、

 別に面白さは損なわれない。☆5つの評価。
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No.101:
(2pt)

平均的作品と思って読んだ方がいい

筋が通っていてテンポもよく、作り込まれた刑事物でした。
一方で、主人公の刑事の愚直なまでの捜査や正義感、家族や後輩への愛情と、周囲の刑事や企業の強欲との対比は、分かりやすい一方で、単純でもあります。加工食品を食べるのが怖くなったとのレビューを散見しますが、そこまでのリアリティーは感じませんでした。レビューが総じて高いのと、出版社の大袈裟な帯が期待値を無駄に膨らませたため、少々むきになって書きました。決して悪くはない作品なので、悪しからず。
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No.100:
(3pt)

震える牛

警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。初動捜査では、その手口から犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。 田川は事件現場周辺の目撃証言を徹底的に洗い直し、犯人が逃走する際ベンツに乗車したことを掴む。ベンツに乗れるような人間が、金ほしさにチェーンの居酒屋を襲うだろうか。居酒屋で偶然同時に殺害されたかに見える二人の被害者、仙台在住の獣医師と東京・大久保在住の産廃業者。
 田川は二人の繋がりを探るうち大手ショッピングセンターの地方進出、それに伴う地元商店街の苦境など、日本の構造変化と食の安全が事件に大きく関連していることに気付く。
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No.99:
(4pt)

面白いと思いますが、食品は怖い。

ミステリーとして面白いと思いましたが、マジックブレンダーって本当に有りそう怖い。
確かに価格的に合うの?と言うのは感じる。食の安全。気になりますよね。
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No.98:
(5pt)

これは面白い

ちょっとした違和感・手がかりから”真実”を手繰り寄せる過程が面白い。
「知能犯(うろ覚え/別作者)」にはなかった、”大事なその部分”が詰まった作品に思えた。
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4093863199
No.97:
(5pt)

楽しめました

警察と記者、そして企業の番頭役の3人の視点で描かれたミステリー。特に、地道に足を運んで証拠を集めていく警察と、なんとか会社を守ろうとするサラリーマン番頭役の奮闘が印象的で、読み応えがありました。
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4093863199

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