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震える牛
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震える牛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 61~80 4/6ページ
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食材の偽装問題が騒がれていますが、この本を読めばそんなことさもありなんといった感じです。 消費者はもっと賢くしなければ巨大なものに飲み込まれてしまうかもしれません。そんな感想を持ちました。 もちろんサスペンスとしても面白かったです。 | ||||
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丁度ホテルの「誤表示」問題が話題になっており、購入してみたら当たり 最初、登場人物に慣れるまでに場面が変わりすぎて混乱したが、内容はおもしろかった。 正直、非難しているレビューを見ると、業界からの圧力かなぁと感じてしまいます。 特にこの本を読んだ後だけに。 最近、話題になっている加工肉自体は悪いものじゃないのかもしれないが、この作品に出ているような加工肉は「悪」としか思えない。 海外で言うところのピンクスライム肉も「悪」と個人的には感じる。 じゃあ、その線引きは? など、色々考えさせられた。 余談だが、ホテルの「誤表示」問題はなんで「高いものが実は安かったんです」みたいな事例しかないんでしょうね。 「誤表示」なら、極端な話、「オーストラリア牛と表示してましたが、実は松阪牛でした」という逆の例がありそうなのに。 やはり、デフレが生んだ・・・なんでしょうね。 | ||||
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これを読んでから、超安い居酒屋とハンバーガーショップにいけなくなりました。 …まるで都市伝説。 物語は刑事の視点、ジャーナリストの視点、それぞれの物語が突然ぐっと引寄せられて、 結論になだれ込む感じです。面白かったですが、他のレビューにもあるように、 創作物ですから、そのあたり、私のように現実ちごちゃまぜにしないほうが幸せかもしれません。 面白い小説でした。 | ||||
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飽きずに、最後まで読ませますが、気になる点がいくつかあります。 まず、タイトルと装丁。ネタバレすぎ。 被害者の職業で、展開の想像がついてしまう。 中盤あたりから、読者には犯人がわかってしまうのに、主人公は真相に なかなか辿り着かず、いらいらする。 犯人の取り調べ方が、どうみても誘導尋問。 刃物の握り方が鍵になるが、犯人特定の決定打にするには弱い。 エピローグにあのシーンはありえない。センスを疑う。 | ||||
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話題になった作品です。 面白いです。 起承転結がはっきりしているので読みやすいのもいい。 | ||||
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昨年頃から、食品流通業界辺りからおかしな噂が流れてくるようになった。 ある小説本をターゲットに徹底的に潰してしまえという動きがあり、特にAmazonにおけるレビューで完膚なきまで叩けとの指示 が出ているという。 その小説こそが、この「震える牛」だということが解り、改めてAmazonのレビューを見た。 その内容は「ミステリーとしては駄作」とか「何が平成版の砂の器だ」というような誹謗中傷レビューに「参考になった」票が 大量に投票されている。食品流通業界を総動員した組織票の数がこの位は集まるものだということがよく解った。 これだけの反応を見ても、この作品が食品流通業界に与える影響が極めて大きいらしく、敏感に反応していることが解り面白い。 価格.comのサイトでも新製品が出る度に各ライバル会社の担当者がよってたかってボロクソなコメントを書き込む中傷合戦の場 だということはあまりにも有名な話だ。 それはさて置き、相場英雄氏の徹底した取材力は相当なものである。これは、かつての麻生幾氏のノンフィクション公安小説 「ZERO」を彷彿とさせる久々の力作であり、一気に読み上げてしまった。 その取材で得られた食品流通業界の闇を暴く小説を敢えてノンフィクションとせずにフィクションとしたのは賢明で、ノンフィ クションでは命がいくつあっても足りないことだろう。 食品偽装の手法については、これまで、食品関係者から裏の裏まで聞いてきたので、別段、驚くことはないが、この小説内で書 かれている食品偽装の手法はまさに現実どおりの内容である。 むしろ、この小説で注目すべきことは、企業、出先機関、公益法人・団体への警察OBの天下りと現役警察との一体となった利権 構造に触れていることだろう。 この小説でも天下り先の一つとして防犯協会が登場しているが、企業からは公益財団法人全国防犯協会連合会に正会員94団体、 特別会員7団体、賛助会員40団体が加盟し会費や賛助費として多額の寄付がされているし、地域毎の防犯協会も各警察署内に本部を 置き、地域企業や自治会からも会費を徴収しているが、もちろん、これらの収益は天下った警察OBの給与となっており、大規模ス ーパーを始めとする企業は大事なお得意さんであり、大口寄附会社には情報提供等の最大限の便宜供与が図られている。 また、全国の一般財団法人日本交通安全協会、地域交通安全協会も警察OBの天下り先であり、運転免許証の更新時講習を県警か ら委託費用が支払われているが、この委託業務は競争入札ではなく、随意契約で行われ独占してきている。 さらに、免許証更新時に任意加入であるにもかかわらず、あたかも義務であるかのように会費を徴収する行為が多々あり問題視 されている。 これらの収入の大部分が警察OBの理事、監事の給与、手当、退職金に充てられている。 さらに、警察OBでも幹部クラスは大手警備会社の取締役や大規模スーパーの監査役の天下りポストのレールが敷設されており、 転々と渡り歩き多額の退職金を手にしている。 北海道警のノンキャリOBが道内の警備会社、大手スーパーの役員を渡り歩き、莫大な収入を得た後、瑞宝小綬章まで受章した強 者もいる。 この小説はタブーとされる警察の利権構造にまで光を当てており高く評価されるところである。 | ||||
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面白かった。 BSE、食品偽装(”ミートホープの事件”を彷彿とさせる)の問題を採りあげる。 タイトルの「震える牛」とは、BSEに感染した牛が、そのような症状になるから。 迷宮入りになりつつある過去の殺人事件を、もう一度調査することになった刑事と、大手スーパー進出で地元の商店が倒産に追い込まれていくことに警鐘をならすジャーナリストが、食品流通、畜産農家の抱える闇の部分を、追求していく物語。 地方の大型スーパーと政界との癒着、ヤクザが暗躍する問題などが描かれている。 殺された獣医師が可哀想である。 | ||||
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手を下す必要があったのでしょうか? 私にはいまいち理解が出来ませんでした。 逆手が決め手。これも、うーん・・・。 | ||||
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『震える牛』がなぜ刑事物なの?という違和感から、購入後もしばらく読み始められませんでしたが、読んだら一気にラストまで行きました。 ある殺人事件が、大規模展開するショッピングセンターやシャッター通り商店街、全国チェーンの居酒屋など、私達の生活にも関わりの深い問題に絡んできます。他人事とは思えない話です。 『震える牛』は物語後半ですとんときますよ! | ||||
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推理小説でありながら社会に対する警告・批判が書かれている、私好みの本。 ある未解決事件の担当にされた主人公。原点に返って現場からやり直すのだが、すぐにおかしい点がいっぱい出てくる。 小料理屋に強盗が入り、店の金を盗み、その流れで客席にも乱入し二人を殺傷、逃げている犯人は軍隊などの特殊な訓練を受けた外国人だと見立てられて、その線でしか事件を追わなかったため未解決になっていた。 色々調べるうちに、牛肉がポイントになって来るのだが、現在の激安食料が出来上がっている背景や、それを悪いとわかって売りに出している業者の倫理、田舎に大型のショッピングセンターを作り、町の古くからの商店街をつぶして、儲からなくなったらすっぱり撤退してしまうやり方…など、これはフィクションではなく、実際に目の前で行われている事だ…と思ってしまう。 推理小説としても大変高いレベルなので、読んだら二度特をする感じです。 | ||||
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実際に起きた事件・事故を警察小説にリンクさせたようなもの。BSE騒動やミートホープ事件が見え見えなので、もう少し深掘りがあってもよかったのかなと思います。エンターテイメントとすれば登場人物がそれぞれ個性的で、それなりには面白かったです。 | ||||
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食品・流通業界の暗部を背景に、「迷宮課」の様な部署に属するノンキャリア(だが有能)のベテラン刑事が2年前に起こった殺人事件の再捜査を手掛ける過程で、その暗部に迫って行くという体裁の物語。作者は、巨大ショッピング・センターが日本の原風景を壊してしまった事、業界が自らの利益のために消費者を欺いている事などに"強い憤り"を抱いている様で、その熱い思いがヒシヒシと伝わって来た。それでいて、筆致はあくまで丹念かつ簡潔。この種の小説にありがちな、力の入れ過ぎ、と言った感は全く覚えなかった。特に、物語の進行の邪魔とならない様に配慮しながら、業界事情に通じていない読者にも、自然な形で背景を分かり易く説明するその手腕には感心した。 本作は言わば、特定業界の暗部を抉った社会派小説と警察小説とを融合したものではあるが、そうした区別を感じさせない程に両者が一体化している。作品として非常に練れている印象を覚えるのである。特に、ベテラン刑事が政治的圧力の下で、コツコツと1つ1つ問題を掘り起し、解決へと導いて行く過程は読み応えがあった。犯人の計画が杜撰過ぎるので、ミステリ的に素晴らしいという訳ではないが、これを瑕疵と感じさせない充実した内容である。これと対照的なのが、作中に登場するオーナー経営者の大甘の二世ボッチャンで、こうした点からも作者が社会をどの視座で見ているかが窺える。 また、ベテラン刑事とその妻及びベテラン刑事に心酔している後輩の一種の家族小説の趣きを呈している点も微笑ましい。そして、この家族のあり方は、オーナー一家との対比(皮肉)ともなっているのだ。骨太の社会派兼警察小説で、近年の収穫と言って良いのではないか。 | ||||
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これが事実だとしたら、もうスーパーマーケットやコンビニでは食べ物買えなくなる('д`|||) BSEは終息したと言われているけれど、それ以外にも色々問題がありそうな食品業界ネタでした。 自分の健康は自分で守らなきゃ…。 | ||||
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一人一人の立場になってみると、ありえない話ではなさそうな物の積み重ねなのだなと感じました。 | ||||
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現在の物流の現実を見たような気がしました。 人は、どうしてこんなことが平気で出来るのだろう? 怖い、物語だと思った | ||||
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小説の出来としては「平凡」だろう。誰でも思いつく「ネタ」だし、特筆すべき「新事実」も無い。 話の結末も中途半端な尻切れトンポ・・ しかし、この作者の意図(云いたい事)は「エピローグ」の章に集約されているのだと思いたい 獣医の口を借りて書かれているのは、現代社会に対する痛烈な批判だ この程度の批判すら、現在の出版業界ではルポルタージュとして正面切って云えず、「小説」(フィクション)という力を借りなければ、いけないほど「言論の自由」は疲弊しているのだろう エピローグ内で語られる『行きすぎた企業権力との戦い・・』・・これが、著者の云わんとしている事で有るならば、これからの著者の行動に期待したい ★は期待を込めて4つ | ||||
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書き方やそのほか細かい部分での厳しい評価が多い印象でしたが、プロの作家ではないかたがそのような批評をされるのはどうかと思います。ただ単にストーリーだけの推理小説よりも内容に関してはこちらのほうが面白く、鑑取り、地取りの大切さや、狂牛病についての誤解、地方チェーン店のありかた、加工食品ついてなど、楽しめました。読んだあとにいろいろ考えさせられる小説のほうが私にとっては貴重です。 | ||||
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昔のダ○エーが大きくなり、そして衰退の道を辿っていく過程を更にBSE絡みで加速させていく感じですかね。 展開は嫌いじゃないです。 | ||||
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未解決事件の捜査班と一課長が迫る大手流通企業の御曹司が起こした殺人事件に対する、逮捕状。一方で、BSE問題やスーパーの安売り惣菜に潜む危険商品・・・・。久々に熱中した。 | ||||
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期待した内容でした。通常のtvでの放送があるのでしょうか。WOWOW未加入なのでビデオ屋で借りれる様になるのかな?? | ||||
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