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ハーメルンの誘拐魔の評価:
7.25/10点 レビュー 4件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.25pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ハーメルンの誘拐魔の感想
子宮頸癌ワクチンをテーマにした作品で、非常にメッセージ性が強い。ワクチン接種の利権に群がる行政と製薬会社を激しく糾弾するような内容で、こらだけなら☆8か9くらい。ただ、ミステリとしてはもっとどんでん返しの帝王らしさを見せてほしかった。
社会問題、医療問題、利権問題を取り上げた作品で読み応えありました。金と名誉で正義が歪まない世の中になってほしいと、つくづく感じる作品です。
子宮頸がんワクチンによる副作用をテーマにした作品。子宮頸がんワクチンについてインターネットで検索してみましたが、接種することが悪いことなのか、良いことなのか分からなくなってしまいました。ただ、本作で書かれているように厚労省や製剤会社等が利益や保身を優先にしているようなら、許せないことです。利益を確保することが悪とは言いませんが、自分達の行動には責任を持って欲しいものです。
犬養シリーズの3作目。いわゆる裏七里と言われている御子柴や犬養シリーズでは、メッセージ性の高い作品を多く世に送り出している作者ですが、この作品はそれらの中でも最もメッセージ性が高いのではないかと思います。子宮頸がんワクチンの副作用を題材に薬害問題を描いた作品。犬養の特性も発揮しづらい舞台であった事もあり、それを補うべく女性のパートナー、とも思ったのですが、そのパートナー、犯人推理には全く役に立っていません。女性の代弁者として、男どもに物申すといった役どころで、正直捜査の場には邪魔者以外の何者でもなかったですね。ってなわけで、ミステリー色は薄くなり、社会派に傾いています。そもそも登場人物が少なく容疑者候補が絞られる上に、◯◯犯にしか思えない手口でしたから、読中から最後の展開が何となく予想できてしまいました。お得意のどんでん返しも、着地点が予想できていたので効果半減といったところでしょうか。だったら面白くなかったのか、というと決してそうではなく、これまでの無理くりなどんでん返し作品が安っぽく思えてしまえるくらい、読後はずっしりと印象深い作品になりました。
子宮頸癌ワクチンをテーマにした作品で、非常にメッセージ性が強い。ワクチン接種の利権に群がる行政と製薬会社を激しく糾弾するような内容で、こらだけなら☆8か9くらい。ただ、ミステリとしてはもっとどんでん返しの帝王らしさを見せてほしかった。