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ハーメルンの誘拐魔
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ハーメルンの誘拐魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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好きな作家だったので残念です。HPVワクチンは様々な意見があります。HPVワクチンによる重篤な副反応は科学的には2025年時点では否定されています。もちろん、無いとは言いません。 科学的な評価は別として、HPVワクチンには単純化すれば3つの考え方があると思います。 1重篤な副反応はないだろう。 2重篤な副反応があったとしても利益の方が大きいから進めるべきだ 3重篤な副反応の可能性があるので中止すべきだ 私の期待はこれらの主張を互いにぶつけながら、理解し合い、結論は読者に任せるようなものだった。本書のように、科学的論拠のない主張を一方的に正しいとする登場人物たちには、頭の悪さしか感じなかった。 さて、例えば、こんな後日譚があったらばどう思うだろう。一部は実際の現実と重なる部分もあるが、あくまでもフィクションとして。 首謀者たちの努力によって、マスコミの大々的な反ワクチンキャンペーンが展開された。その結果、行政は方針を変え、HPVワクチン接種の推奨を中止し、費用の補助も停止した。 産科医協会も非難に晒され解散を余儀なくされた。 会長一家も離散し、会長は日本の世間の理解の無さに失望した。そして海外に活動の拠点を移した。 首謀者は理想の産科医を目指し、金銭的に苦労しながら医学部に入る。そこで現実を目のあたりにする。 事件後、産科医の数は益々減少し、産科医難民が増え続けていること。その影響か、出産時の死亡率が近年微増していること。 子宮頸がんによる子宮摘出、死亡数が益々増加している事。年間3000人もの若い女性が子宮頸がんのために亡くなった。子宮摘出はその数倍にのぼる。それは先進国では日本だけである。 医学生達も教授も彼女の素性を知ると蔑むような目をして距離を置くようになった。 研修医として首謀者を受け入れる産科は何処にも無かった。 世間は動かした。その時はそこに正義があったと思った。 ふとネットニュースを見ると、ある男の記事が載っていた。そこには東南アジアの新興国で精力的に活動し、HPVワクチン接種を説いて歩き、製薬会社から日本に回るはずだったワクチンを供給する確約を取り付け、政府や国民からマザーセイバーとして尊敬される、絶縁した父の姿があった。 では、マザーキラーは一体誰だったのだろうか。 | ||||
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なかなか面白かったが、現金を運ぶ場面は画龍点睛を欠いて残念だった。一人で現金輸送袋に入れて持てるのは、新券で1億5千万円、旧券で1億2千万円が限界で、小説における5億円というのはそもそも不可能ですね。走って運ぶのに、14人で70億円はどうやっても不可能。 | ||||
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世の中の理不尽 やはり、命の平等は詭弁でしょうか | ||||
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現在の政治の歪みを、ワクチンの副反応を通じて見事に曝け出してくれました。中山七里さんのどの作品も内情に詳しく感心させれ、読み始めたら最後まで一気に読んでしまいます。 | ||||
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巻末の「解説」に尽きる。もやっとしたものがすっきりした。本編も面白かったのだが、なぜか終わり方がわかっていたような……TVで映像化されたものでも見たのだろうか?大変売れている作家さんの本を読むときは気を付けないとと思った。 | ||||
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好きなシリーズで物語の展開も好みなのだが、ワクチンに対する偏った思想が散見され没入することができなかった。架空の薬品等で代用して欲しかった。 | ||||
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フィクションとして楽しむなら良いですが、この小説で子宮頚がんワクチンについて知った・理解したつもりになるのは危険だと思います。この小説の刊行時とは異なり2023年現在、重篤な副反応のリスクは否定され、子宮頚がんの予防効果も証明されています。日本ではまだ年間約3000人が子宮頚がんで亡くなっていますが、ワクチンにより子宮頚がん撲滅に近づいている国もあります。 ワクチンの接種後に不安な日々を過ごした方を否定するつもりは私にはありません。ただ、子宮頚がんで命を落とした方、出産や結婚を諦めざるを得なくなった方、がんへの不安の中で過ごしている方、病気のせいで身勝手な中傷を受けた方、大切な人を亡くした方、子宮頚がん撲滅のため尽力している医療者や研究者という、我々の現実世界に存在する人たちがこの小説には出てこず、終始一面的な見方だったのが残念でした。 やはりセンシティブなテーマなので、あえてそのような見方をされたのであれば現実世界に無い架空のワクチンを題材にすれば良かったのではないかと思ってしまいました。 中山七里さんの作品のファンなので、今後の作品や犬養刑事の活躍は楽しみにしています。 | ||||
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面白く一気読みしました。 | ||||
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読み始めて数ページで犯人がわかってしまいました。 扱っている内容は考えさせられる物ではありましたが、推理小説としては底が浅いですね。 どんでん返し??? かなり最初からわかっていましたが… 片手間で、プロット作ったような気がしてしまう作品でした。 | ||||
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医療機関の問題に犬養が挑む物語であり、作者の医療。 。委員会名位。是非一読ください❗️知識と相まって読み進むにつれて物語に引き込まれていきます | ||||
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中山七里さんの大ファンです。 しかし、この犬養シリーズ3作目は、いつ面白くなるのかと期待しつつ、終わった.残念。 高千穂のキャラ会話も薄くて、なんだかなぁ。 すみません、正直に言うと、つまらなかったです! 評価が高くて驚きますが、やはり人には好みがありますね。 次作に期待! | ||||
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面白かった! | ||||
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ミステリー云々の前に子宮頸がんワクチンを打つと若い女性に障害が起きるのが当然のように書かれている。 反ワクチン派のプロパガンダ本。 | ||||
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ちょっと似た部分があったり、母親の安全管理を疑う部分もあったが。面白く読めた。最近、気になる作家。 | ||||
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一冊目の切り裂きジャックの告白からして、医療現場をよく知らない人が書いたミステリだなとは思っていましたが、今回の作品は輪をかけて酷かったです。社会問題を提起したいのかも知れませんが、見解が一方的すぎて、片方の立場しか調べてないのが透けてみえます。 頸がんワクチンで迷走してるのは日本だけ。この本の評価は五年後十年後に大きく下がってしまい、中山七里の汚点になるリスクを孕んでいるのが残念です。 | ||||
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少しは取材してください。 「HPVワクチンの副反応で歩けなくなった悲劇のヒロイン」とやらは、今は普通に通学しています。 そもそも複合性局所疼痛症候群(CRPS)は子宮頸がんワクチンの成分による副反応ではなく 外傷や骨折や筋肉注射そのものの痛みに伴うものです。 欧米で、副作用があるとの理由で子宮頸がんワクチンを中止した国は皆無です。 男女に接種を義務化したオーストラリアでは2027年以降「極めて稀な病気」となり その数年後には撲滅宣言が出る予定です。 いっぽう日本では毎年3000人の女性が亡くなっています。 命を救う為に日夜努力している医師たちに向けて【医療界の闇】だの 一人でも多くを救う為に研究を続ける製薬会社に向けて【製薬会社の陰謀】だの 青臭い陰謀論には心底辟易しました。 誤った知識を流布するのはたとえ創作の中でもやめて頂きたい。 子宮頸がんの「5年後生存率」や「寛解率」は低くはないですが、治療は基本的に子宮全摘出ですから QOL(クオリティオブライフ)はどん底にまで低下し、子宝を待ち望んでいた人にとっては絶望的な事態です。 どうか今からでも声明を出して訂正して頂きたい。 | ||||
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いつも通り、スピード感ある展開で、読み手を飽きさせない。面白さ | ||||
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犬養さんのシリーズは好きなので、これもそれなりに楽しめたけど、内容とはまたズレるが、現金10億を1人で持つなんて絶対無理。銀行員なので1億の束は何度も見てるし運んだこともあるが、せいぜい3億が限度。しかも走るとか、ほんとにありえない。 中山さんが取材しない、とゆうのはほんとなんだろうな…。億の束を持ったこと絶対ないだろうな。 そして、高千穂さんがこのシリーズの面白さを半減させてる。あの人いらない。 | ||||
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今現在の問題をテ―マにしているので とても興味深い内容でした。 | ||||
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最初はなかなか読ませるなあと、どんどんページを繰ったのだが、最後の方はどうかなあ。ハーメルンの笛吹きというのが、いまいち意味を持ってないように思うし、犯人もまあそうでないと仕方がないんだろうが、うーんもう一捻りほしいかな、いや欲張りすぎか。高千穂明日香刑事も、やたら正義面で鬱陶しい。こんなので、ほんとに刑事が務まるのかな、すぐ飛ばされちゃうよね。 子宮頸がんワクチンにツイテハはネットで調べてみたのだが、普通に厚生省が推奨しているが、本当のところ実態はどうなんだろうか。誰か知っていますか。 | ||||
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