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ネメシスの使者
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ネメシスの使者の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 1~20 1/5ページ
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| 犯人逮捕して終わるのかと思いきや、ドンデン返しが待っていた。 最後まで気の抜けない作品 | ||||
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| 死刑は必要か? 警察、検察、被害者家族、加害者家族、様々な観点から描かれる。 一気読み必至。 | ||||
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| フィクションでありながら圧倒的なリアリティのある設定。様々な登場人物が織りなす複雑な人間模様を丁寧に拾っていく、且つ息遣いのわかる繊細な心情描写で物語に引き込まれ、重厚な文量も負荷なく読み進められました。 法治国家という共同体の中で生きる以上、法律は守らなければいけない。と理性で考えることはできるが自分が当事者であった場合に果たして冷静でいられるか。 中山七里の真骨頂とも言える社会派小説で単純にエンタメとし楽しめる一方、深く考えさせられる内容でした。最後の場面、やはりこの人の作品はただでは終わりませんね。 | ||||
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| どんでん返しはこの手の本の常 ですが、想像もつかない大どんでん返しでした。復讐の虚しさがこころに残りなんとも言えない読み終わりでした… | ||||
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| 彼の作品を何十冊も読んでいると、当然だが、出来の良いもの、そうでないもの、がある。でもこれだけの数の最上級の本を次次と世に出し続ける彼には脱帽しかない。 この本は間違いなく、最上級に属す ると思う。 テーマ自体は途方もなく深淵だが、そこに馴染みのキャラクターが登場するので、こちらとしては、苦も無くストーリーの中に入ってしまう。 お薦めの1冊です。 | ||||
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| 中山七里の作品でまた新たな人物と出会いました。 渡瀬警部、一匹狼のように見えるが、かと言って組織を全て敵に回す訳ではない。熱量があるも冷静。妙な魅力を感じる。テミスの剣を読むのが楽しみです。 | ||||
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| 推理小説としては私的には満点ではない。 でも、同じような題材のお堅いノンフィクションより余程法律について考えさせられた。 生き物は皆、生まれたら死ぬものである。 子供を育てていた頃は、そんなこと考えている暇もなかったが、今は、年々迫ってくるその時が、どうか苦しまず楽に済みますようにと段々強く思うようになってきた。 …日本の死刑は拷問によるものではない。 愛する家族が殺されたら、その犯人は八つ裂きにしても気が済まないかもしれないのに、死刑と決まれば、全然ではないにしろ、割りとあっさり死んでしまう印象なので、生ぬるいと感じるだろう。 無期懲役はどうか。 死刑より減刑扱いだが、それこそ、その人間の考え方一つで辛くも楽にもなる。 拘束されることが拷問だと感じるか、中で作業はあるが塀の外より楽にご飯を食べられ、医者にもかかれると感じるか…。 どちらも遺族の無念を晴らせるものではなさそうだ。 だから、法に触れているのはわかっていても、敵討ちの殺人事件は後をたたなかったりするのだ。 この作者さんの小説は、ちょっとくどいくらいの部分もあるが(少しだけ読み飛ばしました。ごめんなさい。)、かえってそこが現実の法律の難解さとリンクして現実味を増し、敵討ち希望者をスッキリさせて、犯罪者を少しだけでも減らしているかも知れないと思った。 | ||||
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| 司法と死刑制度の問題を考えさせる小説だ。 また、刑務所の内部のルーテンの説明が新鮮で耳目を引いた。ストーリーは、殺人犯の遺族えの、代替殺人で展開し、その殺人に係る刑事と検察官を軸に、裁判官も巻き込んで、それぞれが、立場に応じて饒舌な語りで、読者に考えさせてくれる。 まあ、その意味では、大変よくできた小説だ。でも、入門書としては☆5だろうが、やや権力に忖度ぎみな感は否めないので、☆4ッにした。 | ||||
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| 犯罪加害者and/or犯罪被害者の親族の苦悩。 この主題の作品って七里先生、結構書かれてますよね。 ちょっと既視感があります。 そういう目で見るとなんらの新鮮味もない。 岬次席検事の事務官が犯人と言うのもちょっとやりすぎの感じ。 他の検事の事務官とかが犯人で良かったんじゃない? | ||||
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| 殺人ミステリー小説に面白い、なんて言葉を使うのは些か不相応だとは思うけど、最後の最後の展開までハラハラドキドキさせられるのは、アクションものを感じさせる。死刑制度の存廃に関して多方向からの意見感情を見て、気分はいっぱいいっぱい。でも考えるのから逃げるんじゃなくて考え続けなくてはいけないんだとつくづく感じた。ただの殺人ミステリーではない世のシコリに問いかけるような作品は中山七里さんの面白い作風。 | ||||
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| 2人の女性を惨殺した通り魔。検察は死刑を求刑したが、結果は懲役刑。その10年後、加害者の母親が惨殺される。被害者遺族の復讐か?まさかまさかの結末 | ||||
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| テミスがさほど刺さらずこちらを読むか悩みましたが読んで良かったです。 中山七里先生読んでる〜ってなります。読了感もとてもいいです。すっきり。 | ||||
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| この話を読む前と後とで、司法制度への考え方が変わった。凶悪犯罪をとりまく様々な立場の考えがあり、どれにも共感できる要素があり、ある事象ごとに巻き起こる世論の影響とか、正義とは何かとか、学びのある話だった。 | ||||
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| 作者が登場人物をこういうイメージにしたいんだろうな〜というのが見え透き過ぎて鼻につく。主人公がいちいち常態(だ・である調)で偉そうに話す様も不自然な場面が多い。要は見せ方が下手。 あと、どんでん返しという程の結末でない。 | ||||
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| 著者は、司法制度の不備として冤罪(『テミスの剣』)と死刑制度(『死にゆくものの祈り』)を取り扱っている。今回は、死刑相当の殺人事件が無期懲役などになった場合、私刑による補完が必要という考え方が取り上げられている。韓国映画で良く扱われるテーマだ。司法制度になんらかの問題があり、法への信頼が弱い場合、説得力を持つ考え方だ。日本では私刑というテーマがあまり共感されないのは、司法への信頼が厚いからだろう。 この小説で使われた事件は、女性・少女を狙ったスプリーキラー、ストーカー殺人事件、愛人との情事のもつれ、そして最後に、強盗・強姦殺人事件である。お気づきのように、被害者は全て女性で、死刑判決を避けられた事件を扱っている。 著者は、現在の日本では裁判員制度により厳罰化の傾向が見られ、私情に流れやすい国民性と一貫して否定的で、一審の裁判員制度での判決が死刑であっても、控訴審で減刑された例がいくつか出ていると説明している。 しかし、これらの事件を死刑相当と判断するのは、むしろ裁判員制度の方ではないだろうか? 著者はそれに気づいているからこそ、敢えて批判論を述べているのではないかと思った。心の底では永山基準など形式的すぎると思っているような気がした。でなければ、なぜネメシスの使者に私刑を行わさせるのだろうか? 最後で示される無期懲役こそ無限地獄という考え方は、更生者の割合の少なさなどから薄々感じることを基礎としているが、やや独善的な印象があり、改善すべきことではあっても、褒められることではないだろう。 | ||||
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| 普通かなーという感想。 死刑制度についてとても詳しく書かれてあり、そこは興味深かったが、犯罪への動機がどうにも理解できないし共感もできなかった。 ちょっと無理がある設定なんじゃないかなあ、と。 | ||||
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| 死刑を免れた殺人犯の家族が次々と殺害される事件を、渡瀬警部と岬次席検事が捜査する。 現場に残された「ネメシス」という血文字は、復讐の女神の名。 犯人は被害者遺族の誰かなのか、それとも司法制度への挑戦なのか。 物語はどんでん返しに次ぐどんでん返しで展開する。 死刑制度の是非や、加害者と被害者の立場について考えさせられる作品。 | ||||
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| やはりハズレ無し。どれを読んでも面白い。 死刑を回避して喜んでいる受刑者は胸クソが悪くなるけど、加害者遺族を叩く有象無象のネット住民は同様に腹が立つ。 死刑制度って結構賛否両論というか、デリケートな話題だと思うけど容赦なく斬り込んでいく様は流石。 単純に物語も面白い。 | ||||
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| 犯罪を犯した人間を法律で裁けないならそう家族を裁いて、世論と司法、警察に問う小説です。登場人物は、渡瀬警部をはじめとした方々で安心できます。最後のどんでん返しも見ものです。 | ||||
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| あーそういう事か。 10年後忘れた頃に再読するかと聞かれれば、多分無いかな。舌を巻くほど面白かったとは言えないが、考えさせられる小説であった。 登場人物は人間臭い部分が描写されており、生きてました。 人の気持ちは、人の数だけ有るので、切なくて難しい。正解の無いこの世界。 | ||||
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