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ネメシスの使者
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ネメシスの使者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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犯罪加害者and/or犯罪被害者の親族の苦悩。 この主題の作品って七里先生、結構書かれてますよね。 ちょっと既視感があります。 そういう目で見るとなんらの新鮮味もない。 岬次席検事の事務官が犯人と言うのもちょっとやりすぎの感じ。 他の検事の事務官とかが犯人で良かったんじゃない? | ||||
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普通かなーという感想。 死刑制度についてとても詳しく書かれてあり、そこは興味深かったが、犯罪への動機がどうにも理解できないし共感もできなかった。 ちょっと無理がある設定なんじゃないかなあ、と。 | ||||
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あーそういう事か。 10年後忘れた頃に再読するかと聞かれれば、多分無いかな。舌を巻くほど面白かったとは言えないが、考えさせられる小説であった。 登場人物は人間臭い部分が描写されており、生きてました。 人の気持ちは、人の数だけ有るので、切なくて難しい。正解の無いこの世界。 | ||||
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ネタバレにならないように書きますが、日本の法制度についての考察が、何度も繰り返し出てきます。ページ稼ぎかと思われるくらいに。そこが残念。 | ||||
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ミステリー作品を探して評価が高かったので読み始めたがとても苦痛。最後まで読めば面白さが理解できるかと我慢したが半分読んで諦めた。テンポの良い物が好きなのでこれは自分には合わない | ||||
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御子柴シリーズのような、レベルの高い頭脳合戦というのはないです。 死刑についていろんな人がいろんな意見を話し合うみたいな感じで、 道徳の授業には向いてると思います。 | ||||
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読み応えがあってなかなか面白かった。でもテミスのときの渡瀬と今回の渡瀬が同一人物には思えないけど。死刑判決にも死刑執行にも冤罪を恐れて二の足を踏むのなら、無期懲役を本当の無期懲役にしましょう。 | ||||
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この作家は、最後うまくまとめようとしすぎる嫌いがある。 今回は、温情判事がそうなった理由を示唆して、なるほどとうならせて終わる。 したがって、途中の解説、説明、登場人物の発言は、枚数を埋めるために存在しているところがあり、今回も端折って1日で読んだ。 好きな人にはたまらないが、そうでない人には、”どうでもいい本” | ||||
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海外ミステリーが大好きですがこの本は半分ぐらいまでは 「これは国内ミステリーで久々に当たりかも」と楽しく読みました。 死刑、死刑廃止、この話題が多すぎるのに辟易してしまいました。 そして女子高生をおとり捜査にと言うところで白けてしまった。 そこで一旦読むのをやめて先程完読。 犯人がほぼ正解。 なんと言うかミステリーなのだから分からないくらいの複雑さや文章で何とかして欲しかった。 この前に読んだのが「ハサミ男」でやはり犯人が分かったから。 これは犯人探しの本ではなく他に意味があると言うならミステリーの体を取らなければ良いのに。 以下ネタバレ 違和感を感じた場所が2箇所。 まずは川越の少年院での心理技官の描写。 それまで少年犯罪は出てこなかったし成人の犯罪者をカテゴライズする必要が あったとしても不要なパートだとずっと気になっていた。 また相良の罪の描写はあったが、だからと言って相良には家族はいない。 なぜ相良の罪や刑務所内での生活を書く必要があるのか。 そこでどこの刑務所にはどのような人間が集まるのかの記載もあったと思い出し ラストは想像できた。 まずは少年刑務所の描写でこの人かな?と思えた。 その割には描写も少ないのでもう1人いるのかと考え消去法で犯人にたどり着いた。 今回は「ハサミ男」の時ほど確証はなかったけれど違和感は犯人特定に繋がる。 少年刑務所の人は出番が無く、出番の少ない人が犯人と言うミステリーも多いので 2人目は自信が、なかったけどビンゴ。 | ||||
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話の導入部から全体のストーリーの流れも面白いと思うのですが、後半の盛り上がりが今一つの様に感じてしまいます。 犯人の人間性の描写があっさりしているからなのか、最後の満足感が今一つの様に感じました。 ある意味このあっさり感が中山先生の持ち味なのかもしれませんが。 | ||||
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まず、自分の正義という目的のもとに他人をどうにかしてしまうということ自体どうなのだろうか。ドラマでも、目的のために何の関係もない人をいうことを巻き込んでまで復讐を果たすというのは違和感を覚える。そこから、また復讐の連鎖が始まるということは考えないのであろうか。 凶悪犯罪の加害者に直接復讐できないから加害者の家族に復讐するとは、自分がその立場になってみないとわからないが、それはひどいのではないかと思う。 最初の被害者は、確かに親として足りない部分があったのかもしれないが、犯罪を犯したのはその人ではないし、 20歳を過ぎれば、その罪は加害者本人だと思う。 その凶悪犯罪者が死刑にならず無期懲役で長い時間苦しんでもらいたいとある裁判長は言うが、詳しくなくて申し訳ないのだが、無期懲役でも中で行うがよければ罪1等を減じられて外に出ることができるとも聞いたことがある。だから、凶悪犯罪者でも中で改心したふりをして行いをよくしていれば死刑に相当する服役囚でも出られるということではないか。今の死刑廃止反対の論点はここにもあるのではないか。 真犯人はやはり人間として間違っていると思うが、自分の将来を棒に振ってまで決行し達成したのだから、その充実感(あるのか?空しくないか?)と自分の犯罪の被害者家族からの恨みを十分に背負ってもらいたい。 いろいろ考えさせられる部分の多い読み物だったが、ちょっと読み応えがなかったので☆3つ。 | ||||
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この作品の優劣自体は述べにくいところです。深く考えさせられるセリフや叙述が多く、 あまりいいとは言えない後味の余韻にしばらく浸りました。 ・・・ということは、凶悪犯罪者の処遇という重いテーマに鑑みて、著者として成功ということでしょう。 ところで、妙なことがやたらと気になってしまいました。作中人物の年齢設定(というか、著者の年齢感覚?)が、 まるで3,40年前のそれなのです。たとえば、「30男」の娘が中学生だったり、息子が47歳になる時、その 父親は70近くなり、その頃には生きていないかもしれないなどと言わせてみたり。要するに親と子(あるいは孫)の 年齢がやたらと近い設定が多いのが気になりました。 死刑廃止化が先進国の趨勢だとか、懲役刑は精神的に受刑者を殺す刑罰で、長く続けば死刑よりずっと苦しく 残酷だといった諸説は、私の不勉強もあり、他では寡聞にして聞いたことがありません。(もちろん受刑経験もなしです・・・笑) どなたかお詳しい方、これらは本当なのでしょうか。 | ||||
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どうしたのだろうか? 最近の中山氏はキレが悪い? 前作なのか?後の作品なのか?「ワルツを踊ろう」も不作であった。 本書も犯人が捕まってしまうと、どんでん返しのパターンで行けば・・・難なく落ちがわかってしまった。 昔は鮮やかだったのだが・・・いったい彼に何があったのだろうか? そういって次作も読んでしまうであろう自分が一番情けない。 | ||||
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温情判決によって無期懲役を免れた犯罪者の家族が連続して殺害された。被害者遺族の心情を斟酌しない日本の司法に対するテロに、警察と検察はどう立ち向かうのか。 日本の司法に対するテロという大規模な事件だったが、犯人との駆け引きや推理といったミステリ要素よりも、警察と検察内での腹の探りあいや倫理観のやりとりが多かった。 著者の作品が大好きなのでつい期待値が高くなってしまうのだが、ミステリとしては少々物足りなかった。 | ||||
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死者は無敵、と 刑務所は悪事の最高学府、にとても「にんまり」したw 穂純みたいな方法、好きだなあ。自分もやるならこの方式でやるなあ。 どんでん返しに関しては、ある程度想定範囲だった。ジェフリーディヴァーでこんなんあったなあ…位な感じ 「菜々子のスカウト」の戯言に「身内に犯罪者がいる場合って警察官になれるんだっけ?」と。どうなんだろう?係累縁者結構辿られて素行悪いヤツいた場合すら落ちるって話を昔聞いたような…とても気になってしまったので知ってる人教えて下さい …渋沢さん。あなたの方式の考え方は、多分、犯人「痛くもかゆくもないよ」…真っ当な良識わきまえた人間なら効果あるだろうが… 良識ある人の限界なんだろうなあ、と、思った きっちり予定通りやり遂げてるのが好みだ。概ね楽しんで読みました | ||||
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