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金春屋ゴメス



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【この小説が収録されている参考書籍】
金春屋ゴメス
金春屋ゴメス (新潮文庫)
金春屋ゴメス (新潮文庫)

金春屋ゴメスの評価: 3.92/5点 レビュー 39件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 1~20 1/2ページ
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No.39:
(2pt)

著者の変遷の一つとして読んでみた

ファンタジーノベル賞、受賞とのこと。
そうなんですね。ファンタジーノベルが楽しい方々には、これは面白いのかもしれません。

私は、登場人物の背景や必然性がわからず、ただ、荒唐無稽にストーリーが進んで行くのが、
楽しいとは思えませんでした。なぜこの人?なぜこの場所?と腑に落ちないまま。
ただ、人と場所を変えながら何かが(必然ではなく)動く。

途中で挫折です。
著者さんの、その後の著作は、それなりに楽しいので、これは「幻のデビュー作」のままで、
私の中では封印しました。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
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No.38:
(2pt)

臭い

中古品の購入ではあるが、カビ臭くて驚いた。
Amazon発送の別の文庫本は何ともなかった。
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No.37:
(4pt)

日本のバチカン

日本の中に独立して江戸があるという想定がユニークですね。大きさは東京神奈川千葉を合わせたくらいで場所は北関東と東北の一部とのこと。幕府があり侍がいて町場は商人職人がおり、田舎には百姓が田んぼを作っている。人々の生活様式から文化はまったくの江戸時代後半という設定。最初、この設定を思いついた段階で何を題材にしようが一風変わった物語が展開しそうだ。その中にとんでもない長崎奉行のゴメスがいるのだから尚面白い。単なる時代小説ではなく、今が絡んでくるのでちょっとややこしい。このお題目のゴメスでびっくりして、物語の主人公の少年はあまりぱっとしないのが若干の残念さが残った。
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No.36:
(3pt)

ちぐはぐな世界観

アーミッシュ村のような近代文明を否定した特区が東京に創られたら・・・。着想はユニークでおもしろいのですが、最初に筋と落ちを用意して、後付けでご都合の良い世界を創造したように見えます。筋が流れさえすればよいので、世界観が浅薄なのですね。舞台となる”江戸”は、わずか30年前に創られた特区です。その地にあった近代的なインフラは取り除けても、近代的な生活をしてきた人々の記憶は残っているはずです。壮大なごっこ遊びをしているはずなのに、まるで江戸時代から連綿と繋がっているような生活描写に違和感を覚えます。江戸時代に転生したと設定した方がしっくりしますね。肝心の落ちも現代の文物だよりのひねりのない内容でした。ラノベとしても、ものたりない読後感です。
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No.35:
(5pt)

面白い!構成の緻密さ!

この作者のことをすごく気に入っていて、何冊も読んだが、デビュー作をまだ読んでいなかったので手に取ると、わお!
デビューの時点ですでに、非常に実力派のプロ作家であった。
発想そのものが面白いし、特に、、疫病問題なので、コロナ禍に読むと、その面白さが増す。
私は通常、小説はどんどん読み進んで、読み捨てなのだが、この本に限っては、2度読んでしまったし、2度とも面白く感じた。
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No.34:
(4pt)

面白い!

ただ面白い!
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No.33:
(4pt)

人類ウイルスは不滅

地球の神秘・江戸
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No.32:
(4pt)

ファンタジに捕物帖,さらには医療ミステリも

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

近未来の日本に,当時を模した江戸が独立国家として存在するパラレルワールドで,
日本から三人の男女が『入国』,物語は江戸の側で進み,軽めの時代小説という印象.

そこで起こるのが謎の流行病で,ファンタジに捕物帖,さらには医療ミステリもと,
このやや異色な組み合わせと,デビュー作とは思えない筆致に引き込まれていきます.

また,江戸のみの展開に,序盤はパラレルワールド設定への違和感を覚えましたが,
騒動が解決へと向かうにつれて,空気だった日本がうまく活かされていることを実感,
江戸の描写がもう少し欲しかったですが,成り立ちも絡め,うまくまとめられています.

ただ,『ゴメス』の由来については期待はずれで,そこはちょっと残念に感じました.
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No.31:
(5pt)

読ませ!。

現代日本に江戸国を独立させるという発想が面白かった。
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No.30:
(4pt)

表題が よい

昔の 東映の時代劇や、 最初の頃のTVの 水戸黄門等々に 出演されてた 往年の女優、 清川虹子さんに
ゴメス こと すずさんを 彷彿した。登場人物 かくかくいろいろ 多すぎません?どんどん 果てしもなく広がっていくと 想像して読み進みましたが、意外とそうでも…‥。
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No.29:
(3pt)

covidの時代に

covid-19の時代に臨場感があります。安心な世の中へ戻ることを願って。
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No.28:
(2pt)

人間が多すぎて覚えきれない。

期待が大きかっただけに失望も大きい。
中終盤から丸っきり頭に入ってこない。冒頭のころにちょっとだけ顔出しただけのキャラは忘れてしまっているし。

これから読む方へ。
この小説に日本国と江戸国の立ち居地と設定を楽しむことを期待してはいけない。
この小説は『ミステリー小説』だから嫌いな人は敬遠したほうが吉。物語のスピードが速い上に次から次から新しい人間が出てくるわ、その属性・人間関係が分かりにくいわで追いかけるだけで精一杯だった。逐一、メモでもしながら読む人は挑戦してみたらどうだかね。矢三郎がある秘密に感づいた理由がさっぱり分からないんだど・・・「同郷だから」で説明終わりなの?

日本の中に江戸という別の国がある。日本と江戸がたまに絡んでこないとただのタイムスリップものになってしまうからあるところで絡んでくるのだが、そっち方面を楽しむことに頭が回らない。
あと、「江戸で生まれた人」と「日本から江戸に帰化(?)した人」の区別が付きにくくて最後までお話がよく分からない。『アメーバ』や『ミサイル』『原水爆』なんてワードをさらっと口にしてるけど、周りの連中に通じてるのか?
江戸人は【日本の便利な生活は捨てたけど、知識は残っている】だとするなら『プラスチック』がなにかを知っていなけりゃおかしくないのか?

設定がもうごちゃごちゃで意味が分からない。
設定を掴みきる前に話に巻き込まれて気付いたら終わってた。
これじゃあ、新しい入植組の3人が最後にどんな選択をしてもなんの感想もないよ。
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No.27:
(5pt)

やっぱりいい!

ゴメスも西條さんも好きです。続編読んだらまたレビュー書きます。
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No.26:
(2pt)

無駄な最強キャラ

金春屋ゴメスこと馬込寿々。 読み終わってなおこのキャラクターの存在意味がわからない。 腕っぷしといい、博識といい、推理力といい全くもって天下無敵。 こんな超人がいたら事件の謎も、それぞれの苦悩も意味をなさない。 そんな物語が面白いはずない。 近未来の日本の一部に江戸と称し鎖国する専制君主国家あり。 わくわくする設定でしたが、私には合いませんでした。
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No.25:
(3pt)

この設定はかなり楽しい

設定が秀逸w
キャラの書き込みが少々物足りない感じもありますが、設定だけで一気に「読まされた」感じです。
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No.24:
(5pt)

むちゃくちゃでおもしろい

なんなんですか、このぶっとんだ設定は?
このグロテスクな絵は?
金未来の日本のなかに、独立した江戸国ができる!

ありえない!けど、ありえなくもない!というSF。
イタリアのなかにだって、バチカン市国や、サンマリーノ共和国がありますからね。

とにかくクレイジーな設定の物語で、おもしろかったです。
日本ファンタジー大賞受賞作なんですね。これ。
筆力も確かで、異常な設定なんだけど、説得力がある。
ぐいぐい引き込まれてあっという間に読みました。
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No.23:
(4pt)

人は何ゆえ《江戸》に惹かれるのか

近未来の日本に建国された《江戸》。
そこには電気もガスもない、最新の科学や医療技術もない。
しかし《江戸》に住みたがる人は後を経たず、競争率は何と300倍という高さ!

時代小説を読んでいるような、でもやはりファンタジーでもあり、ミステリーでもある。
そして最後には時代小説っぽく、人情も絡んでくる。

物語は《江戸》で発生した『鬼赤痢』という致死率100%の恐ろしい伝染病の謎を探るというものだが、私はむしろ何故人がこれほど《江戸》に惹かれるのかということに興味を持った。
入国の理由は様々。
時代劇マニア、海外旅行気分、心の傷を癒しに…。
読み進めていくにつれ、人が《江戸》に惹かれる理由が何となく分かってくる。

文明は必ずしも人を豊かにするものではないのかも。
これは日本の将来の姿か?

強烈キャラの『ゴメス』の過去、《江戸》に来た理由が続編で明らかになるのだろうか?
読んでみたい。
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No.22:
(4pt)

漫画的なゴメスの表現について

この小説は【鬼赤痢】という原因不明の奇病を中心に展開していく物語である。どちらかと言うとミステリーに属するようにも思えた。

日本の中に独立国家が存在すると言う形式は、六法全書なみにぶ厚い『吉里吉里人』という小説を彷彿とさせたが、江戸国、つまり江戸時代を忠実に再現し、しかしかつての江戸時代とは一線を画す点においてスタンスは微かに似るが全く違った小説に仕上がっている。

全体としては大変楽しめる小説なのだが、タイトルにもある、ゴメスという人物像が余りにも人間離れしており、そのせいでせっかくのリアルな小説が、漫画的な一面を見せてしまう点が私は少し残念に思えた。
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No.21:
(4pt)

漫画的なゴメスの表現について

この小説は【鬼赤痢】という原因不明の奇病を中心に展開していく物語である。どちらかと言うとミステリーに属するようにも思えた。

日本の中に独立国家が存在すると言う形式は、六法全書なみにぶ厚い『吉里吉里人』という小説を彷彿とさせたが、江戸国、つまり江戸時代を忠実に再現し、しかしかつての江戸時代とは一線を画す点においてスタンスは微かに似るが全く違った小説に仕上がっている。

全体としては大変楽しめる小説なのだが、タイトルにもある、ゴメスという人物像が余りにも人間離れしており、そのせいでせっかくのリアルな小説が、漫画的な一面を見せてしまう点が私は少し残念に思えた。

なおこの作品は
【第17回(2005年)日本ファンタジーノベル大賞】受賞作。
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4101802440
No.20:
(4pt)

よくできた小説、箱庭の江戸。

この表紙はちょっと残念。


おっとこ前の豪傑ゴメスが実は、すんげぇ女傑!
それがほんのり表紙からわかってしまったのが、ものすごく残念。
この表紙でなければ最初にガツンと、Gを受けられたものを・・


日本から独立した「江戸」に、入国を許された3人の若者。
うちの一人、辰次郎は実は、江戸の生まれだった。
裏金春屋に配置される辰次郎は、自分は昔流行った鬼赤痢の、唯一の生き残りであると聞かされる。
記憶のまったくない辰次郎にゴメス親分から、とにかく思い出せ、の指令が。
仲間とともになんとか記憶を手繰ろうとする辰次郎、しかし怪しい男に襲われ、身代りで刺される事件が起こる。
そしてなんと、また鬼赤痢が流行始めてしまった。
はたして辰次郎は無事に、記憶を取り戻し、鬼赤痢を止められるのか?


江戸を書きながらも鎖国とすることで、無理なく箱庭の江戸を切り取ったおかげで、現代とのずれもなく、物語に無理がない。
安心して江戸情緒を楽しめるのも面白い。
いや、できのいい小説!



何度もいうけど、この表紙さえなければなぁ・・・・

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