(短編集)
華胥の幽夢 十二国記
- 十二国記 (9)
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王がジョウゼンするまでの経緯。ジョウゼンしただけマシか。 国宝、かしょかだの枝の夢はみる者にとって違う夢を見せる。 | ||||
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全巻大人買いしてイッキ読みしました。 | ||||
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架空の君主政治を通して、現代の民主政治の強弱を見つめる機会になりました。 | ||||
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面白い | ||||
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「冬栄」 雲上の物語。青鳥と書いて「しらせ」と読む。おそらくホントに戴国と漣国との間で鳥のやり取りがされたのだと思う。往復で何日かかるのか。騎獣で半月なのだから、機動力があっても20日はかかったのだろう。 精神年齢10歳としては、あまりにも責任感のある泰麒の初外交のお話。泰麒の自己肯定感の欠如は、一旦この短編では解決したかに見える。 「乗月」 雲上の物語。月渓がこの章の主人公ではあるが、彼の逡巡は4年の月日があったにしては幼いと思う。寧ろ描きたかったのは、祥瓊の手紙だろう。さあコレでケリがついた。あと100年ほどすれば、祥瓊がまた芳国に戻ることもなきにしもあらずだろう。 「書簡」 雲上と雲下の物語。さすが十二国。王様の使う鳥(便り)は、現代で云うボイスメモの機能が付いている。小野不由美女史が書いた頃には、テープレコーダーのイメージだったんだろうか。お互い背伸びをして、手紙をやり取りする友だち同士の物語。この半年後、慶国は動乱が始まる。 「華胥」 雲上の物語。華胥華朶(かしょかだ)は才州国にある宝。宝玉でできた桃の枝。それを枕辺に挿して眠れば花開き、華胥の夢を見せる。昔、黄帝が治世に迷ったおり、夢で華胥氏の国に遊び、そこに理想の世を見て道を悟ったと伝えられる。采王黄姑の前王の砥尚(ししょう)の二十余年の治世と、代替わりを巡る「殺人事件」ミステリを描いた一編。 黄帝とは、古代中国における伝説の皇帝達、「三皇五帝」のひとり。「三皇」の治世を継ぎ、中国を統治した「五帝」の、最初の帝である。十二国に於いては「伝説」ではない。何しろ、歴史的「遺物」が実際に使われているのだから。 「帰山」 雲上の物語。前半は、利広と延王の会話からなる。ここで、十二国の栄枯盛衰の傾向と、利広と延王の隠れた闇の心を垣間見、驚く。また(X16年ごろの)十二国の世界情勢報告が一挙にされたということでも重要な一編。 さて、最後の短編集を終えて、怒涛の最大長編に、次回から突入するようだ。 年表(加筆訂正) 1400年ごろ 奏国宗王先新が登極 妻と3人の子仙籍に入る 1470年 六太4歳延麒となる。 1479年(大化元年) 雁国延王尚隆が登極 1500年(大化21年)元州の乱 斡由誅殺 1700年ごろ 範国氾王登極 ーX96年 柳国劉王露峰が登極 ーX75年 恭国供王珠晶が登極 ーX 25年 舜国の王登極 ーX18年ごろ 芳国峯王仲韃登極 才国采王砥尚登極 X元年 泰麒 胎果として日本に流される X2年 才国采王砥尚崩御 才国采王黄姑が登極 X9年末 慶国予王が登極 X10年 泰麒 2月蓬山に戻る 戴国泰王驍宗が登極 X11年 泰麒 4月日本に戻る X 12年 芳国峯王仲韃崩御、娘の祥瓊の仙籍剥奪 芳国の麒麟卵果が触により流される X14年 5月慶国予王崩御 X15年(1992年?)陽子日本より来たる 10月慶国景王陽子が登極 X 16年 功国塙王崩御 慶国で和州の乱 X17年 泰麒 9月戴国に戻る | ||||
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