ゴーストハント1 旧校舎怪談
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「学校の怪談」の長編。理詰めな部分と、オカルトな部分が共存していて面白い。そして、登場人物がそろって軽い。文体も軽薄だから、そこを楽しもうとする分には読みやすい。 一巻は、あんまり怖くないかな。 | ||||
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中学で「十二国記」にどハマりし、高校で毎年夏休みに「屍鬼」を読んでいましたが、本当に久々に小野不由美作品を読みました。 いやあ、ティーンの一人称の軽やかな文体の奥に、通低音のように「小野不由美らしさ」が流れていますね。 まず、不気味さ。ホラーとしての、得体の知れなさ。姿は見えない「何者か」の底知れぬ雰囲気が、物語全体に流れている。たまりませんね。 そして、解説の言葉を借りて言えば、そのホラーを、ミステリーの手法で解き明かしてゆくこと。これは「屍鬼」でも出てきた手法ですね。当時、「なんて斬新なんだ」と興奮したのですが、その理詰めでホラーの種明かしを語る手法は、この頃からあったのです。 そこが良い意味で、ティーン向け小説をはみ出しているんですよね。 なんと7巻に渡るシリーズの第1巻。このテンションに付いていける方はオススメ。 | ||||
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●初めて著者の作品を読んだけど、女性作家特有の筆致が面白い。これは男性よりも女性向けのホラ ー小説ですね。主人公の話し言葉の端々にコメディアンの匂いがするし、どこか本気になれず或いは 深刻になるのを無意識に避けていて、ユーモアでかわしてしまう。そんな女心が見え隠れします。 相棒の彼の性格と態度がまたいい。「ツンデレ」の「デレ」がないクールな性格が女性受けがいい のかも・・・。主人公麻衣との掛け合いが笑いのトリガーになっています。キャラ立ち過ぎの登場人 物も、コメディ風で面白い。でも物語はあまり怖くなかった。 | ||||
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完全にティーン向けです。 読むのが苦痛で、ギブアップしました。 | ||||
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小野不由美先生のライトノベル。なんの予備知識も無く読み始めたので、「一二国期」みたいなファンタジーや「死鬼」みたいなホラーだと思ってた。幽霊なんてバンバン出てきてバッタバッタとなぎ倒すに違いないと思った。 実際は、幽霊なんて出てこないです。幽霊騒ぎを科学的な説明で論破して、ゴーストがいないことを証明する、そんなお話。いや、それもゴーストハントと言えばゴーストハントだな~ 登場人物が面白い。いきなり、巫女やら破戒僧やら、エクソシストやらアイドル霊媒が総登場して、キャラの濃い面子がアーだコーだと延々やり取りします。サービス精神満点。小野不由美先生は、娯楽性も完全に理解してるんだな~と、感動しました。 漫画家の高橋留美子先生に通じるくらい、この当時の女流作家は総が厚い事に感動。 そんな訳で幽霊も出ないから地味なんだけど、語り部の女子高生が妙に面白い。 ノリピーみたいに、ベタなアイドルチックで、読んでて思わず「ぷっ」って吹き出しそうになる。今どきのライトノベルもあんまり変わらないかもしれないけど、たとえば「涼宮ハルヒの憂鬱」や「青春豚野郎」みたいな男性語り口、あるいは漫画の「銀魂」みたいなスカした自分語りに通じるものがある。 ライトノベルはずっとこうだったのかな? というか、当時はまだライトノベルとは呼ばれてないのかな? 中学生くらいをターゲットにした本がたくさん有った。バラエティーに富んでて、クオリティも高かった。 良い時代だったな~ | ||||
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