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ゴーストハント1 旧校舎怪談
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ゴーストハント1 旧校舎怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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「学校の怪談」の長編。理詰めな部分と、オカルトな部分が共存していて面白い。そして、登場人物がそろって軽い。文体も軽薄だから、そこを楽しもうとする分には読みやすい。 一巻は、あんまり怖くないかな。 | ||||
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中学で「十二国記」にどハマりし、高校で毎年夏休みに「屍鬼」を読んでいましたが、本当に久々に小野不由美作品を読みました。 いやあ、ティーンの一人称の軽やかな文体の奥に、通低音のように「小野不由美らしさ」が流れていますね。 まず、不気味さ。ホラーとしての、得体の知れなさ。姿は見えない「何者か」の底知れぬ雰囲気が、物語全体に流れている。たまりませんね。 そして、解説の言葉を借りて言えば、そのホラーを、ミステリーの手法で解き明かしてゆくこと。これは「屍鬼」でも出てきた手法ですね。当時、「なんて斬新なんだ」と興奮したのですが、その理詰めでホラーの種明かしを語る手法は、この頃からあったのです。 そこが良い意味で、ティーン向け小説をはみ出しているんですよね。 なんと7巻に渡るシリーズの第1巻。このテンションに付いていける方はオススメ。 | ||||
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●初めて著者の作品を読んだけど、女性作家特有の筆致が面白い。これは男性よりも女性向けのホラ ー小説ですね。主人公の話し言葉の端々にコメディアンの匂いがするし、どこか本気になれず或いは 深刻になるのを無意識に避けていて、ユーモアでかわしてしまう。そんな女心が見え隠れします。 相棒の彼の性格と態度がまたいい。「ツンデレ」の「デレ」がないクールな性格が女性受けがいい のかも・・・。主人公麻衣との掛け合いが笑いのトリガーになっています。キャラ立ち過ぎの登場人 物も、コメディ風で面白い。でも物語はあまり怖くなかった。 | ||||
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完全にティーン向けです。 読むのが苦痛で、ギブアップしました。 | ||||
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小野不由美先生のライトノベル。なんの予備知識も無く読み始めたので、「一二国期」みたいなファンタジーや「死鬼」みたいなホラーだと思ってた。幽霊なんてバンバン出てきてバッタバッタとなぎ倒すに違いないと思った。 実際は、幽霊なんて出てこないです。幽霊騒ぎを科学的な説明で論破して、ゴーストがいないことを証明する、そんなお話。いや、それもゴーストハントと言えばゴーストハントだな~ 登場人物が面白い。いきなり、巫女やら破戒僧やら、エクソシストやらアイドル霊媒が総登場して、キャラの濃い面子がアーだコーだと延々やり取りします。サービス精神満点。小野不由美先生は、娯楽性も完全に理解してるんだな~と、感動しました。 漫画家の高橋留美子先生に通じるくらい、この当時の女流作家は総が厚い事に感動。 そんな訳で幽霊も出ないから地味なんだけど、語り部の女子高生が妙に面白い。 ノリピーみたいに、ベタなアイドルチックで、読んでて思わず「ぷっ」って吹き出しそうになる。今どきのライトノベルもあんまり変わらないかもしれないけど、たとえば「涼宮ハルヒの憂鬱」や「青春豚野郎」みたいな男性語り口、あるいは漫画の「銀魂」みたいなスカした自分語りに通じるものがある。 ライトノベルはずっとこうだったのかな? というか、当時はまだライトノベルとは呼ばれてないのかな? 中学生くらいをターゲットにした本がたくさん有った。バラエティーに富んでて、クオリティも高かった。 良い時代だったな~ | ||||
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文体がめちゃくちゃでラノベか?ぐらいの感じ。まあ、そうなのかもしれないが。読んでいて疲れる。途中でやめようかとも思ったが、まあ、何となく読み進め、1巻でおさらばしようと思ったが、手許に3巻まであるのでとりあえずそこまではと読んでみた。が、読み進めるウチに、2巻になると文体も落ち着いてきた(ような気がする)本当にそうなのか、自分が慣れてしまったのか不明なのだが。 内容的にはオカルトっぽいが、暗い話でも無く、それなりに面白い。 なんだか、癖になってきている。現在4巻を読み進め中。 | ||||
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文庫化され始めてリライトの存在を今更知り20年以上ぶりに読みました。 加筆修正?はどのあたりなのかもう忘れててわかりませんが違いを見つけたいので読み比べしてみようと思います。 絶版になってから1冊5,000円もの値がついたものです。 他の方も書かれてましたが初期の小野不由美さんの女子向けのラノベ作品です。 期待しすぎないで読むくらいが丁度いいかも。 ホラー好きな方にはもの足りないと思います。 私はミステリ好きでホラー苦手なので怖くて仕方ないのですがこれは何回読んでも面白いです。 登場人物たちが生身の人間のように身近に感じます。 ただ、これはバブル前後?あたりのものなので綾子が年増扱い、ぼーさんがおじさん扱いの上に茶髪ロン毛でチャラいとの描写、麻衣の恋愛が80年代の女子の定番でキャピキャピ、リンの歴史的背景に対する扱い、などは時代考証して頭においといた方がいいです。 ソフトカバーシリーズの最大の魅力は「カバー」です。 よくあるカバーを取ったら……ってやつです。 ネタバレ的な仕様になってます。 7巻だけでも見る価値ありです。 使われてるイラストのように見える絵はプロの写真家さんが話に合わせて全国を駆け回り撮影したものにいなだ詩穂さんがイラストを加えたもの。 この1巻目は部屋を暗くしてみると……なんて仕掛けもあります。 ソフトカバーは文庫より文字が大きくて行間が広いところが気に入ってます。 暗がりで読むのに最適! 1巻目はシリーズをこのメンバーでこんな感じのやり方で除霊浄霊やりますよっていう自己紹介みたいな位置付けかなと思います。 話でオススメなのは2、5、6です。 7巻目はシリーズの締めがメインといった感じ。 ここでこの続きがーって気になる方には「悪夢の棲む家」をぜひオススメします。 この続きはないですがとりあえずスッキリしますし、ストーリーも凝ってます。 | ||||
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屍鬼のようなホラーなのかな、と思って読んでみたら、とても軽い感じでサクサク読めました!主人公の女子高生があまりキラキラしていなくて素敵です。続きが楽しみ | ||||
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インターネットが普及しておらず、携帯電話がない時代にかかれたティーン向け小説のリライト版です。原作を読んだのが10歳のときで感動し、絶版プレミア価格のため手に入らず大人になってやっと読み返して、そこで内容の子供っぽさを残念に思ったものです。このリライト版は中高生向きかなと思いますが大人でも読める書き方です。 原作からリライトまでの文明の発展で、ラストに繋がるヒントが今読んでもピンと来なかったり削除されたりしているので、所見の人には6割減、当時原作を読んでいた人には2割増しの面白さになっていると思います。 | ||||
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大人が女子高生らしさを出そうとして失敗している典型です。 主人公の妙にくだけすぎた、ガサツで下品な独白や口調に慣れるまで相当時間がかかります。 黒祠の島の小野先生、というだけで購入したのが間違いでした。 ティーン向けとのことですが、他の方も書かれているように表紙からはそれが全く分かりません。 正直、騙された感でいっぱいです。 | ||||
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元々はスニーカー文庫、コバルト文庫といった10代の女性向け小説から出ていた作品で、本当にホラー小説を読みたい方には不向きだと思います。私も学生の頃に楽しませてもらいました。 それなのにこんな凝った物々しい表紙で描かれてしまえば、いざ読んでみたら中身は恋愛ものなので拍子抜けしてしまいますよね。 そもそもの原作は少女漫画のイラストで展開され、リメイク版では「なかよし」にて連載されていたんですから。出版社のデザイナーさんは何故これでOKを出したのか疑問ですね | ||||
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旧校舎がたたられている、というので、坊主や巫女や霊媒師や心霊現象調査事務所の所長、そして霊感女子高生が幽霊事件の真相究明と解決に乗り出す。しかし、主人公は霊感がまったくない普通の女子高生。霊能者たちの騒ぎに巻き込まれながら、事件の真相に迫っていく。 それにしても、この作者は怖がらせ方がうまい。心霊現象を1つずつ、しかも科学的に解明していくことで、「なーんだ、実はそうなのか。」と思わせておいて、それでは説明が不可能な次の事象を出現させる。何度もぞわっとさせられた。心霊現象を解明するのが美少年であるのはご愛敬。少女向けの小説なのだから。しかし、現象のおおもとがわかった時点で、誰も驚かなかったのが不思議だ。心霊現象よりも、そっちの方が驚きだと思うのだけれども。 | ||||
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私は「十二国記」シリーズしか読んでいないので、随分と軽いテイストに初め戸惑った。が、少女向けジュブナイルと思われるこの作品でも、しっかり読ませる筆力と構成力はさすがであり、十分楽しむ事が出来た。 ホラーではあるが、あまり怖さは感じられず、合理的結末を目論むミステリ要素が強かった。特に今巻は、アクの強い主要キャラを紹介する意味合いのようで、それぞれがいがみ合ってストーリーが渋滞するため、余計に怖さが吹き飛んでしまった感じである。 個性豊かな霊能者達を差し置き、一般人である麻衣の一人称で進めるのは、巧みな手法だと思った。彼女の視点で描かれるので、裏設定が隠されて、謎が解明されるカタルシスを味わう事が出来るのだと思う。 | ||||
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ゴーストハントシリーズは、小野不由美さんの悪霊シリーズをリライトした作品群です。 悪霊シリーズの文庫版の頃から読みたかったのですが、当時は新品では買えず、 古本価格が高騰していて読めずしまいでした。 ゴーストハントシリーズとして、ハードカバー版が出版されていたのは知っていましたが、 文庫化を待っていたらなかなか文庫化されず。先日、ようやく文庫化されたので、 十数年来の借りを返すような感覚で読み始めました。 リライトされているためか、文章が非常に読みやすく、気持ちよく物語世界に入り込むことが出来ました。 タイトルからして、オカルト的な内容が中心と思いきや、割と科学的な内容が多くて、 随所に「おお、こうくるか」という展開の目白押しで、非常に楽しめました。 一方で、かなり昔の作品であるため、時代設定がやはり古く、「当時の最新技術」を駆使して 色々と調べる主人公の姿が若干古くさく感じてしまうのは、ある意味仕方が無い部分でもありますが、 やはりもう少し前に読んでおけば良かったなぁ、と思ったりもしました。 また、ストーリー自体は割と単純な構造の話ではありますが、脚本・構成・キャラクター造形が、 きちんと作り込まれているためか、状況描写や会話劇でグイグイと文章を読ませてくれるのは、 流石、小野不由美さんという感じでした。続きも楽しみながら読み進めたいです。 | ||||
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人気シリーズと思って一巻読むと拍子抜けするかもしれない。 ひたすらいろんな登場人物が出てきて、しかも全員に活躍シーンがあるわけでもなく、 盛り上がりのシーンというのも多分この巻にはほぼない。 ぶっちゃけシリーズの中で一番読み返すことの少ない巻である。 ただ7巻まで読んだ後、「このメンバー集めたここの校長やべぇ」と思った。 なのでこのあとの巻のおすすめの点などをざっくり紹介したい。 2人形の檻は、西洋人形と子供が怖い巻 3乙女の祈りは、スプーン曲げ少女 4死霊遊戯は、怪異が溢れかえった学校。後の情報担当、天才安原登場巻。 5鮮血迷宮は字面の通り。怖すぎて個人的にトラウマ巻。他の霊能団体も出て来るが…? 多分ここらへんまで読んだ頃には沼に落ちている頃だと思いますので、ぜひ最後まで読んでほしいです。 最後まで完結してる漫画版も良いですよ。 | ||||
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ゴーストハントといえば、熱狂的なファンがついていてずっと人気の作品……という認識で読み始めましたが、少女向けだから軽いのは仕方ないというレベルどころか…まったくおもしろくなく、最後の方で急に動きが出たものの、満足点なし。これは、巻が進むにつれおもしろいはず、と思ってもまったく次の巻を読みたくならないどころか、この本を読むのに1年かかってしまいました。 少女小説というジャンルにもすごい作家さんはたくさんいるんですがね。昔から。 | ||||
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高校生の娘が読んでいます。学校に持っていける持ち運びのサイズで読みやすいらしいです | ||||
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以前から気になっていたシリーズが再販されたので購入。期待して読む。まだ完読していないので何とも言えないが、思っていたよりも軽い・・・ティーン向けと知って納得。巫女、僧侶、エクソシストなど個性的(マンガ的)なキャラが複数、唐突に出てきてどうでもいい口論を始めて話がなかなか進まない。怪奇現象が起きても「それは気のせい」「無意識に自分でやらかしただけ」「いやそんなはずはない」と素人みたいなやりとり。専門家としてそれを調査するために集まったんだろと突っ込みたくなる・・・。 | ||||
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何回読んでも面白いから読んで!と思うんですが、 元々がホワイトハート文庫で少女小説で発行されていたのを知らない人から見ると 衝撃の女子高生の一人称でストーリーが進んでいきます。 しかしながら、書かれているのは小野不由美神なので、作品のクオリティは少女小説を軽く超えていきます。 当時からの読者(小学生)としては、此の方すごい方だ!と衝撃を受けて読んでいましたが 30年以上経って振り返ってみてもやはり物凄い筆力の作者様です。 小野不由美神が若くて青くさい時代に書かれた大変貴重な作品を、こうして刊行してくださるのは暁光でしかありません。 多分、読み返して赤ペンを入れる小野不由美神は、ものすごく羞恥プレイだったのではないかと想像してしまいます。 | ||||
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時代的に、中高生の一人称小説を要請されて、一人称であることを逆手に取った逸品。つまり、「主人公が知らないことは書けない」という基本に則っているのです。そのため、「主人公が知らないことに気がつき、知る」ときに物語は大団円を迎えます 巻数を重ねるごとに情報量が多くなり、カタルシスのその瞬間までできればおつきあいいただきたいのです それにしても、再販売のたびに「ああ、このまま新作に続いて」と願い続けて幾星霜。 知ることを知った主人公が開いた扉の先、お待ち申し上げています | ||||
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