鹿の王
- 本屋大賞 (19)
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鹿の王4巻読了。菌を使い復讐した流浪の民の絶望と、病に人を冒すことを許せないヴァン。皆を救うため獣となり消えていったヴァンを今度はオキの民、移住民、沼地の民、モルファが「家族のように寄り添って」追いかけて深い森の奥へ消えていくラスト。人は支え合い生きていく。その深さが胸に残る本でした | ||||
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面白すぎて一晩であっという間に読んでしまいました。自衛権、民族自決、ナショナリズムなどの政治的原則を落とし込んだ(と思っている)本書。「病」を使って故郷を取り戻そうとした少数民族、火馬の民の絶望と、その狂気を利用しようとしたアカファ。一方で「病」は変異してしまい、移るはずのなかった辺境の民に広がり始めます。火馬の民に心情をよせながらも「戦は自らの手を汚してやるものだ。おのれの身の丈で、おのれの手の届くところで」と疫病を兵器として使うことは許されないヴァンは火馬の民に説きます。少数民族として報われる未来を取り戻したい火馬の民、壮絶な人生を生きながら、火馬の民とは相容れない倫理観を持つヴァン、そして医療的アプローチをとる医師ホッサル。私たちの現在地が正しく理解できる、そういう気がします。 | ||||
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固有名詞が判別しにくく、人物名のページをコピーして読みました。 | ||||
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鹿の王1巻読了。感染症から単を発す宗教的vs科学的死生観に引き込まれる。幼子と共に死地から逃げる奴隷のヴァン、神業のような後追いの技術を持つが、「この女はこの仕事に向いていない」と言われるサエ、病から人を救うために生きる誓いを立てたホッサル。様々な倫理観が埋め込まれてる。 メモに残すとこ: ・「他者を生かすことで自分も生きる。他者を幸せにすることで自分も幸せになる」それは祈りのように聞こえた。 ・供儀の支度が始まるとヴァンは集落を離れた。弱い仔を間引くのを見るのがつらかった | ||||
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主題は民族間の対立等医療に止まらない。なぜ疫病が蘇ったのか。医術師ホッサルは辺境に赴き、この疫病が辺境に追いやられた移住民が報復のためわざと蘇らせたのではないか疑いを持つ。病はあまりにも不安定な武器だというホッサルの知性は民族間の憎悪を抑えられるか。第3巻に続く | ||||
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