千年の黙 異本源氏物語
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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面白い、上手い、兎に角凄い作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大学時代の専門が源氏あたりだったので懐かしく思い出しながら読みました。原本さえ様々なバージョンが有り、さらに解釈も様々な存在そのものもミステリな世界で最古の、でも内容は現代ドラマより過激な長編小説。紫式部日記や更科日記やら、当時の女性たちの生活も思い出しつつ、そこに推理小説的な味付けがしてあって、私はとても楽しめた。源氏物語そのものが冗長な(ダラダラな)ところもあるので、あさきゆめみしとかを読んで、俯瞰した内容を知っていたほうが楽しめる作品だと思います。ある意味ドラゴンボール的な延長戦なダラダラな理由もこの本にも表れていて、これを読んでから源氏物語(現代訳でも漫画でも)を読むともっと楽しいのかもしれません。 | ||||
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最近の時代物は舞台こそ時代がかっていても 中身が薄いものが多いが、本作は謎解きとしても 人の心の深い動きを描いても、一流。 ゼヒ他の作品も読みたいと思った。 | ||||
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源氏物語をちょっと違った側面から楽しむことができました。想像力を付ける書物として良い本だと思いました。 | ||||
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この本も、長いことお気に入りに登録しっぱなしの本でした。気楽に読めそうな本だと思い購入しました。正解でした。ネコ好きな可愛い女の子が、助けてくれた男の子を好きになる。どこが源氏物語なの?聡明な女主人が、使用人あてき といっしょに事件を解決するお話です。1冊の本の中に、童女のあてき・結婚したあてき・夫に死別し出家したあてき がでてきます。私にとっては、感慨深いです。 | ||||
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鮎川哲也賞受賞の平安京ミステリ。 紫式部を主人公に据えて、平安京で起こる珍事件&怪事件にからめて語られる『源氏物語』成立の経緯。 第一部は猫の消失、第二部の前半は人間消失。平安京で「日常の謎」をやろうという試みは、読者に馴染みの薄い時代背景を描くには必要だったのかもしれませんが、長いわ、冗漫だわ、ボリュームを支えるにはどうしても事件が迫力不足。ところがどっこい、俄然面白くなってくるのは第二部の後半に入り、『源氏物語』の中の第二巻「かかやく日の宮」の消失が明らかになってから。紫式部とワトソン役の女房による「消えた一帖」の追及が凄い迫力で描かれており、歴史ミステリとしても一級品であります。 中宮彰子、藤原実資、承香殿女御(元子)といった脇役のチョイスも素晴らしい。時代考証はおおむね正確なのですが、ただ紫式部の夫の藤原宣孝だけはイメージを優先させたのか、実説よりもだいぶ若くなっているのが御愛嬌。 前半星三つ、後半星五つで、平均して星四つといったところ。 | ||||
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