百鬼一歌 都大路の首なし武者



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.50pt ( 5max) / 2件

楽天平均点

3.40pt ( 5max) / 7件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2018年07月
分類

長編小説

閲覧回数753回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)

2018年07月20日 百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)

ある夏の夜、天才の誉れ高い歌人の希家は、都大路で馬に乗った首なし武者と遭遇し震え上がる。その話を聞いた怪異譚好きの少女・陽羽は、目を輝かせて死霊の正体を探ろうと密かに調査に動き出す。亡霊に怖気づく希家は、謎めいた鎌倉からの客人の警護に陽羽を同行させるが、その夜道でまたもや首なし武者と鉢合わせし、奇襲を受ける。亡魂の真相と、そこに隠された切ない秘密とは!?怖がりの貴公子と怪異譚好きの少女、凸凹コンビが死霊退治に挑む!「ばけもの好む中将」の著者新シリーズ!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

百鬼一歌 都大路の首なし武者の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

感動の結末

和歌のプリンス希家と従二位頼政の孫娘陽羽の二人が活躍するラノベ風時代ものの第2弾。八条御所の式子内親王のもとに歌の修行に出された陽羽は隣の西の対で不思議な姫君に出会う。一方、希家は夜、都大路で二度も馬に乗った首なし武者と遭遇する。これは木曽義仲の亡霊なのか。二度あることは三度あるで、陽羽、寂漣たちが加わった三度目の遭遇は思いもかけない結末をもたらす。結構感動の終局なのだ。有名和歌も散りばめられ、あの有名な「紅旗征戎、我がことに非ず」のセリフも出てきて、「おお!」てなもんです。陽羽ちゃん、勇猛果敢で跳ねっ返りぷりの気持ちいいこと!
百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)より
406294118X
No.1:
(5pt)

より面白く

お人好しで歌のことしか頭にない天才歌人、希家と怪異譚好きで豪胆な少女、陽羽が今回も怪異に立ち向かいます。

前回はまだ人物像が明確でなく、少し物足りない気持ちもしていましたが、2巻になり深みが増しました。
そして時代背景もより明確になり、登場人物一人一人が歴史上の人物であり、逸話として残っているお話も織り交ぜられ、
歴史好きの私にとってはわくわくしながら読ませていただきました。

希家(定家でしょう)と式子内親王との噂され続けた関係。
年上のお姉さまへ対する敬愛なのか思慕なのか・・・。

木曽義仲の嫡男・義高が頼朝に追われることになり、頼朝の長女・大姫が密かに逃がしたお話。
幼いながらに、義高を許嫁として慕っていた大姫の心・・・。

実在の人物、歴史上の出来事を物語と上手く絡ませてくるお話の運びは、さすがは瀬川さんでした。
ラストのシーンもなかなか胸に迫る素敵なものでした。
そして忘れてはいけないのが希家の兄上・寂連、彼も闇を抱えていてなかなか気になる人物ですね。
まだまだ続編を希望します。
百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:百鬼一歌 都大路の首なし武者 (講談社タイガ)より
406294118X



その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク