ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部
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 | 2023年07月21日 ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部 (集英社文庫) 「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平。恋の数だけ、紫式部の祟りが襲う!? 「源氏物語」にまつわる平安あやかしコメディ いきなり文庫! 時は平安。「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平は、数々の女性と浮き名を流していた。恋文一つ返せないほど奥手な上総宮の姫君、廃屋での逢瀬を約束した昼顔の君など……今夜も恋人と甘い時を過ごすはずの雅平を、紫式部の祟りが襲う!? 『源氏物語』を思わせる怪事に次々と見舞われ、怪異好きの友人・宣能に、たまらず泣きつくが──。恋を追いかけ、あやかしに追われるドタバタ平安怪異譚。(「BOOK」データベースより) |
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| 瀬川先生の作品は「ばけものが出そうで出る作品」と「ばけものが出そうで出ない作品」の二系統があります。 本作は、ばけものが出そうで出ない作品「ばけもの好む中将」のスピンオフなのに出ちゃうんですね、これが。 なんだ、そりゃと思いつつもすこぶる面白いので許せます。 「ばけもの好む中将」を読んでいなくても楽しめますが、読んでおくともっと楽しめると思います。 | ||||
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| 源氏物語のうんちくが多いのはまあ我慢できるとしても、せっかく物語の世界に入っているのにコラムで現実に引き戻される。小説を読む楽しみが半減。 | ||||
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