七姫幻想

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種別
長編
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あらすじ

2009年01月14日 七姫幻想 (双葉文庫)

秋去姫、朝顔姫、梶葉姫…、七つの異称を持った七夕伝説の織女。神代の大王の怪死をめぐる幻想的な第一話から、江戸時代の禁忌の愛を描いた最終話まで、遙かなる時を隔てて女たちの甘美な罪が語られる。史実、和歌、人間ドラマという糸を縦横に組み合わせて描かれた、まさしく絢爛たる織物のような連作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

七姫幻想の評価:

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七姫幻想の総合評価:

8.00/10点 レビュー 9件。

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No.9
(3pt)

歴史ファンタジー

2006年に出た単行本の文庫化。
 「ささがにの泉」「秋去衣」「薫物合」「朝顔斎王」「梶葉襲」「百子淵」「糸織草子」の7話から構成されている。
 古代、平安、江戸と少しずつ時代と舞台を変えながらつむがれる歴史ファンタジーである。男女の恋が共通テーマとなっており、しかも、いずれも少し毛色の変わったもの。いくつかの話は強烈に心に残る。
 いちおうミステリ風味。ただ、その点にはあまり期待しない方がいい。
七姫幻想 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 七姫幻想 (双葉文庫)より
4575512540
No.8
(3pt)

歴史ファンタジー

2006年に出た単行本の文庫化。
 「ささがにの泉」「秋去衣」「薫物合」「朝顔斎王」「梶葉襲」「百子淵」「糸織草子」の7話から構成されている。
 古代、平安、江戸と少しずつ時代と舞台を変えながらつむがれる歴史ファンタジーである。男女の恋が共通テーマとなっており、しかも、いずれも少し毛色の変わったもの。いくつかの話は強烈に心に残る。
 いちおうミステリ風味。ただ、その点にはあまり期待しない方がいい。
七姫幻想 Amazon書評・レビュー: 七姫幻想より
4575235407
No.7
(4pt)

時代の裏を流れる「おんな」の物語

神代の昔から江戸時代まで、織物、水、女の三題噺がつながっていき、そこに切ない事件が絡んできます。

その事件の謎を解く探偵小説的骨格がなかなかしっかりしている上、登場人物が前の登場人物の「噂」「おはなし」を聞く場面が挿入されていたり、「女の物語を描く(当世風に言えば)女流作家」が登場したりと、メタフィクショナルな味わいも濃厚で、推理小説ファンを裏切りません。

「千年の黙」がお好きな方にはおすすめ。軽い筆致で現代を描く「れんげ野原のまんなかで」では抑制されていた「物語」が、この作では前面に出てきます。これからが楽しみな作家ですね。
七姫幻想 Amazon書評・レビュー: 七姫幻想より
4575235407
No.6
(4pt)

時代の裏を流れる「おんな」の物語

神代の昔から江戸時代まで、織物、水、女の三題噺がつながっていき、そこに切ない事件が絡んできます。

その事件の謎を解く探偵小説的骨格がなかなかしっかりしている上、登場人物が前の登場人物の「噂」「おはなし」を聞く場面が挿入されていたり、「女の物語を描く(当世風に言えば)女流作家」が登場したりと、メタフィクショナルな味わいも濃厚で、推理小説ファンを裏切りません。

「千年の黙」がお好きな方にはおすすめ。軽い筆致で現代を描く「れんげ野原のまんなかで」では抑制されていた「物語」が、この作では前面に出てきます。これからが楽しみな作家ですね。
七姫幻想 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 七姫幻想 (双葉文庫)より
4575512540
No.5
(5pt)

7人の姫が織り成す、紡ぎ糸の幻想世界

タイトルに惹かれて、図書館で思わず手に取った本だったのだが、これが大当たり。
当時初めて見る作家だったのだが、織り成す世界の美しさに一気にファンになってしまった。

舞台は、神代から江戸時代までの七つの時代。
王室、機殿、貴人の屋敷、斎院の御所、内裏などで起こった謎を読み解くささやかなミステリー。

七夕伝説における織姫の七つの異称に擬えた各章の題名と筋書きの美麗さもさることながら、
既知の和歌が物語の機能の一つとして組み込まれていたり、
歴史上の著名な人物を生き生きと活躍させたりと、日本文学専攻で歴史・伝承好きには
堪らない仕上がりになっている。 伏線の張り方もなかなか巧妙で、
「ああ、これが前の話のあの部分に繋がっているのね」と匂わせるのが実に上手い。

個人的には、第四章「朝顔斎王」で女密偵ばりの活躍を見せてくれる某少納言様がカッコよすぎる。
「彼女」に関しては、森谷氏のデビュー作「千年の黙」と併せて読むと、より楽しめるかもしれない。
七姫幻想 Amazon書評・レビュー: 七姫幻想より
4575235407

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