緑ヶ丘小学校大運動会
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2011年に出た単行本の文庫化。 小学校の運動会を舞台に、謎の薬をめぐって子どもたちと父兄が右往左往する物語だ。 運動会の描写は愉快だ。楽しいところも嫌なところも、いかにもな感じで語られており、懐かしさを感じる。 真相は意外。複雑にからみあっており、ミステリとしてもよくできていると思う。ただ、ちょっと肩すかしな読後感ではある。盛り上がりにいまひとつ欠けた印象だ。 | ||||
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森谷明子お得意の日常のささいな謎を読み解くミステリー。 運動会と謎ときがどう結び付くのかと、ワクワクしながらページを捲ったのだが、 読み進めるうちに「別に運動会を舞台にする必然性ないよなー」と感じた。 恩田陸の『ドミノ』は大勢の登場人物による視点の変化を利用して、 先が読めない展開に仕立てることに成功していたが、 本作ではそれがうまく作用しておらず、 情報過多のよく分からない話になってしまっている。 主人公も小学生なのか、それともその父親なのかハッキリせず、 父子家庭の彼らが抱えるトラウマも物語にあまり活かされていない。 同級生の女の子との恋愛話も正直不要だ。 唯一良かったのは、運動会のプログラムを模した目次ページ。 洒落てて実に面白い。 やっぱり森谷明子は、紫式部シリーズや『七姫幻想』のように、 古典を題材にした作品の方がキレがある。 | ||||
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