深山に棲む声



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    初公開日(参考)2009年01月
    分類

    長編小説

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    深山に棲む声

    2009年01月31日 深山に棲む声

    イヒカはさまよいこんだ深山で一人の少年と出会う。少年はババと名乗る女によって、ずっと山に閉じこめられて生きてきた。―狭い穴蔵の中、二人はまるで兄弟のように心が通いあう。「ぼくを助けて」少年の大切なお守りを預かり、ふたたび助けに来ることを約束したイヒカ。だが、その「約束」によって、二人は数奇な運命に呑みこまれてゆく…。 (「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (3pt)

    [おもしろい]のか???

    今からすごくデタラメなレビューを書こうかと思う。参考までに。
    短編の連作。雰囲気がよく文章が好みで部分部分はおもしろい。1作1作を読んでいく限りは。
    で、これが時間軸をずらして繋がっている。だから、「あれ?この人は誰だっけ?」と読んでいる途中で何度も前の話に戻って手間が掛かった。1話目に出てきた誰それの兄、とか引っ張り出されても覚えてないのね。あーいたなくらいにしか。最後のほうは全体像はもうどうでもよくなってその部分その部分だけただ読んでた。

    ミステリ小説にありがちだけど、作家ははじめから大事なパーツを知っているわけだが読者はそうではない。疎かに書かれた(ように見える)事柄をすべて記憶して読むことはできない。全貌を把握しなければ感想を書けないんだとしたらオレはこれに感想を書く資格がない。
    小説は人物の相関図や時系列を紙にメモしてまで臨むようなもんじゃない、少なくともオレにとっては。作家もどのへんまで読者に求めてるんだろう?
    「手が込んでいる」てことは読者に苦行を強いることで、小説としてマイナスにしかならないとオレは思うけどな。
    深山に棲む声Amazon書評・レビュー:深山に棲む声より
    4575236551
    No.4:
    (4pt)

    和風ファンタジー

    2009年に出た単行本の文庫化。加筆修正のほか、構成などにも手が加えられているという。
     和風ファンタジーである。いつとも知れぬ時代を舞台に、昔話などの要素もとりいれつつ、運命のままに導かれていくひとびとを描いている。
     明確なストーリーがあるというよりは、幻想的な雰囲気を楽しむべき一冊だろう。
     再読するたびに理解が深まるような重厚な作品だ。
    深山に棲む声Amazon書評・レビュー:深山に棲む声より
    4575236551
    No.3:
    (4pt)

    巧妙な物語

    ファンタジー感が強い様に見えますが、まったくもって別物です。
    各章の昔話は全て「深山」が舞台になっていますが、時間軸が違います。
    最後には、登場人物たちが直接出てきます。
    こんなにも自然に話が交わるとは思っていませんでした。
    この不思議な感覚を是非、味わってほしいです。
    深山に棲む声Amazon書評・レビュー:深山に棲む声より
    4575236551
    No.2:
    (5pt)

    巧緻をきわめた昔話の物語

    これはまた大変に凝った作品である.その源流は著者のデビュー作 '千年の黙' 第二部で,一度世に流出してしまうと作者にも手が出せない変容を遂げるのが物語というものだ,との作者紫式部の苦い思いにある.全六章の内,始めの四話は時も場所も違うが,深山 (ミヤマ) の不思議を語る昔話で,最後の二話は登場人物たちが直接出てきて演じる深山の話である.但しよく見ると二つの話の間にはまた時代差がある,と言う有様で,徹底的に複雑な構成を持つ.舞台は架空の国 (固有名詞に日本語が用いられる) で,時代は中世.国のまんなかを多分南北に山深い山脈か南北に細長い巨大な山塊がある.この深山に住む謎の人々を中心として昔話が語られ,話が書かれる.それが私に与える感じは,深山が与える古代的恐怖である.そうして子供たちの描写を通じて著者の魅力的な人となりが伺え,後味は一寸心配もあるけれどまあ爽快.'千年の黙'未読の方には,それを先ず読んで置かれることを推奨する.
    深山に棲む声Amazon書評・レビュー:深山に棲む声より
    4575236551
    No.1:
    (4pt)

    巧みな物語

    最初は異国のファンタジーを読んでいるような錯覚をいだきますが、舞台は日本でした。名前や地名をカタカナにするだけで、雰囲気がかなり変わるんだな、と思いました。出生や性別まで偽られたまま、深山にずっと居なければならなかったテルヒが可哀相でした。オシヲの母とか、マナリとか嫌な大人も出てきますし、分かりやすいハッピーエンドでもないです。これからどうなるの?って感じな終わり方です。でも、異母兄妹が最後に再び出会えて良かったと思います。思わぬ所で出会い、お互いが親の決めた婚約者同士と知らずに夫婦になったカシイとフツの話がもう少し詳しく読みたかったな、とも思いました。
    深山に棲む声Amazon書評・レビュー:深山に棲む声より
    4575236551



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