(短編集)
晴れた日は図書館へいこう
- デビュー作 (105)
- 図書館 (41)
- 日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作 (1)
- 晴れた日は図書館へいこう (2)
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図書館のキーワードと表紙の絵が気に入って、手にしました。最初のページで、表紙の子が“わたし”と言う女の子だと知って、ちょっと想像と違って軽い失望。 その上、その子が小学5年生と言うのも少し無理があるようで、児童書を読み慣れていないので、かなり違和感があった。中学生位の設定が妥当な感じさえした。 その違和感は特に取って付けたような地名などに顕著でギクシャクした気持ちのまま読み進みました。 が、ストーリーは図書館利用のマナーブックとして読んでも為になるような、素敵な一冊でした。 | ||||
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本が大好きで近くの図書館によく通っている小学校5年生のしおりさんが、いとこでその図書館で司書をしている美弥子さんや、しおりさんの同級生ですぐれた推理力を持つ安川君などとも協力し合って、図書館の本をめぐって起きるさまざまなトラブルを解決してゆくというストーリーです。他の方々もレビューでおっしゃっているようにとても心温まるお話ですし、文章もお上手で、作者の非凡な力量がうかがわれます。 ただ、考え方によっては、登場人物がみんないい人で話ができすぎているとか、ミステリーと称しているわりには内容が薄いとかいった批判もできるかもしれませんが、上記の長所はこうした点を補って余りあると思いましたので、星5つとしました。 | ||||
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図書タイトルの通り、晴れた日こそ、好きなことを存分にしたいときこそ、図書館という新しい世界への無数の扉へ向かおう!という想いで作者が綴る、図書館を中心としたちょっとしたミステリー5編。 小学5年生~6年生に。 ---あらすじ--- 出版社に勤めながら女手ひとつで自分を育ててくれている母と、二人暮らしの生活を送っている小学5年生のしおりは、いとこの美弥子さんが働く市立図書館へ通うのが大好きだが、あるとき、ブックポスト内に水がぶちまけられるということが起こった。 濡れた本、そこにはさまれていたツユクサの花びら、そして、土のにおいの残る水。 許せないのと哀しいのと複雑な気持ちを抱きながら、しおりはクラスメイトや美弥子さんと事の真相について考えをめぐらせていき、ひとつの答えにたどり着く。 --------------- 上に紹介したのは第3話「ぬれた本のなぞ」ですが、春休みから夏休みの終わりまでを舞台としたどのお話からも、読後には爽やかな印象が得られますし、こどもたちもまたすぐに、好きな本を探しに図書館へ足を運びたくなるのではないでしょうか。 普段あまり意識することのない図書館の仕事やシステムにも、興味を持つようになるはずです。 周囲と関わり合いながら進む展開に、皆おもしろかったと口を揃えますし、“おすすめ図書”として学校で紹介する子も多い作品です。 | ||||
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ラノベ版あるいは少年少女小説版の「日常の謎」小説です。 図書館もの、本屋もの、古書店ものの小説や漫画が好きで、この小説もタイトル買いをしました。 収録の6編の連作短編は、いずれも読後穏やかな気持ちになれるもので、老若男女すべてに薦められる本です。 ただ、実在の本をもっ使ってほしいと思いました。それで★は一つ減点。 | ||||
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読書好きな少女の成長を、周囲の大人が温かく見守る、心温まる物語です。その過程で「日常の謎」が解かれていきますが、その謎じたいが少女の成長と機を一にしている。見事な構成です。 気持ちよい読後感、久しぶりの収穫です!!! | ||||
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