秋去姫、朝顔姫、梶葉姫…、七つの異称を持った七夕伝説の織女。

秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中にたつ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。

親王誕生の祝宴に影を差す、盗賊と呪符の謎。

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。

帝ご寵愛の猫はどこへ消えた?出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。

上司との不倫にやぶれた「あたし」は、 自暴自棄になり、夜の公園を彷徨う。

「あたしが殺したの」と何度も呟き死んでいった母親の過去を探るため、少年は16年ぶりに故郷のアパートを訪れた。

少年しか知らない絵本? 幻の卵料理? 秘めたる恋の落とし物? そして白骨死体?! のどかな図書館の新人司書は、今日も謎解きに奮闘中! 大好評図書館ミステリ第2弾。

茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。

バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。

二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体“惟霊講会”。

過疎が進む島、定まらない進路、将来への不安…… おれの居場所はどこにある? 俳句ってすごい! ! 仲間たちと磨き上げた勝負の一句、白熱のディベート、 言葉の面白さと可能性に驚かされる青春エンタメ! 瀬戸内海に浮かぶ五木島。

世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。

死霊、生霊、鬼などが人々の身近で跋扈した平安時代、妖しのものを相手に陰陽師安倍清明が親友の源博雅と挑むこの世ならぬ難事件

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

「おれは、先輩の味方になりたい」今日はマサルにとって小学校最後の運動会。

「六甲山に小さな別荘があるんだ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

聖地白山を流れる手取川で発見された不可解な首なし死体。

痒み止めの新薬「王疹膏」を売り出していた瓶屋の主人、新兵衛が斬り殺された。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

驚異のミリオンセラー、ビブリオミステリ最新刊 ビブリア古書堂に迫る影。

青山墓地で発生した幼女惨殺事件。その被告人は、独房で奇妙な独白を始めた。

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。

もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。

横浜・馬車道にある喫茶店「ペガサス」で働く毅志は、二階に探偵事務所を開いた皆藤と山南の仕事を手伝うことに。

酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。

円九郎、菊三郎、金吾は、立派な店の倅たちだが、遊び歩いてばかりの放蕩息子。

奉公先を盥回しにされたあげく、弟の急死で実家を継ぐことになった太一郎。修業先は、深川の古道具屋皆塵堂。

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。

臆病なのが玉に瑕の甚十郎は、道場の兄弟子平松左門の薦めで商家和泉屋の怪談会に出ることに。

北関東の資産家である西尾木家の急逝した長男・雄一に隠し子がいた。

目覚めると父親の姿はなく、かわりに可憐な女の子が家に。

真以は恋人の南野刑事との久しぶりのデートに心をときめかせていた。

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。

夏休みも終わった9月。清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。

人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。

おそうじ上手は謎解き上手―― 読めば元気になれる大人気ミステリ〈清掃人探偵・キリコ〉シリーズ第5弾! キリコは、オフィスや学校、病院に派遣される清掃作業員。

謎も汚れもクリーンに解決する〈清掃人探偵・キリコ〉シリーズが新カバーで登場! キュートなハートウォーミング・ミステリー

離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。

曰くつきの古道具が揃う皆塵堂で働き始めた連助は、幽霊や呪いの話をまったく信じていない。

中学3年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。

高校生になった滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。

京都、下鴨―。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。

春風と名乗る花魁の幽霊に取り憑かれた書道一筋の内気な大学生・多摩子。

“身体の声が聞こえる"整体師探偵・合田力がコリをほぐして謎を解く! 心の背骨がスッと伸びる、癒しと再生の長編ミステリー。

シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。

かつて貿易港として栄えた水上都市・海市。

都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。