空色の小鳥



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初公開日(参考)2015年09月
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長編小説

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空色の小鳥 (祥伝社文庫)

2018年06月13日 空色の小鳥 (祥伝社文庫)

北関東の資産家である西尾木家の急逝した長男・雄一に隠し子がいた。血の繋がらない弟の敏也はそれを突き止め、秘密裏にその娘の結希を引き取る。友人や彼女と奇妙な共同生活を送りながら慣れない家事や子育てに奮闘する敏也。だがその裏には、結希を使って西尾木家の財産相続に波乱を呼ぶ敏也の企みがあった。家族にとって本当に大事なものは何かを問う、傑作長編。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

空色の小鳥の総合評価:7.50/10点レビュー 6件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

読後感がいい 家族とは血とは何かを考えさせる良作

基本的にミステリというものは、欲や憎悪などある意味人間の嫌な部分を扱ったものなので、やはり読むのにはエネルギーを使いますね。イヤミスなんか特にそうですが。この作品も最初はそういう憎しみから来る復讐話かと思ってたんですけど、予想外に読後感がさわやかでしたね。

主人公の西尾木敏也は大企業の経営者西尾木雄太郎の次男、といっても実は法的には息子ではない、血のつながりはありません。雄太郎の愛人の連れ子なんですね。長男の雄一は抑圧的な父に逆らい家を出て数年、千秋という貧しいが心の美しい女性と暮らしていました。

二人の間には、結希という幼い女の子がいます。ところが雄一は事故で不幸な死を遂げます。敏也自身も嫌いな義父の元を離れ、一人暮らしをしているわけです。仕事はその義父のコネで入った系列会社。

さらに不幸なことに千秋は癌のために亡くなってしまいます。そこで敏也は血のつながらない兄雄一の子供である結希を自らの養子にして育てるのです。どうしてわざわざ慣れない子育てを苦労してするのか。果たして敏也の目的とは? 詳しくはネタバレになるので、書けませんが、ある程度読者は想像がつくでしょう。要はある目的というか、計画のために数年費やして結希を育てるわけですね。結希が10歳になったとき、敏也はある行動に出ます。

ここまで書くと怖い復讐話に思えますが、あまり怖さはありません。
敏也という青年がいい奴なのと、同居する亜沙子とおねえの汐野のキャラによるものだと思いますが、血のつながらない4人の同居生活が楽しそうだからです。最後にはどんでん返しもありますが私はこの結末を受け入れますね。いずれにしても読後感が良く、たまにはこういう作品もいいのではと思いましたね。





いわし雲
78XRDN1A
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

主役よりも脇役が輝いていた

主人公の感情がイマイチ理解できず、それ故に主人公に魅力を感じなかったのだが、その脇を固める登場人物が良かったので最後まで緊張感を持って読み進めることができた。
空色の小鳥 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:空色の小鳥 (祥伝社文庫)より
4396344252
No.4:
(4pt)

気持ちよく泣いた

久しぶりに気持ちよく暖かい涙を流せてストレス解消になりました。
空色の小鳥 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:空色の小鳥 (祥伝社文庫)より
4396344252
No.3:
(4pt)

つながり

作家さん好きです。
家族、親 、子 、友達、男と女全てのつながりを
考える。
空色の小鳥Amazon書評・レビュー:空色の小鳥より
4396634757
No.2:
(3pt)

楽しく読んだ。多少のネタバレあります

導入部「胡散臭い感じ」満々で、大崎氏には珍しく、「悪意」を書いてく展開か?と思ったが、やっぱり丸くて柔い感触のお話でした。
始めは持ち駒だったのが、いつの間にか大切な存在になってた、的過程はありがちと言えばありがちだけど、優しく素直な感じで好感。
今までどっちかというと「ティーン向け」のイメージが強い作者さんでしたが、本書は「一般向け」の感じも。
楽しく読みました。
空色の小鳥Amazon書評・レビュー:空色の小鳥より
4396634757
No.1:
(4pt)

予想以上に面白かった!

日経の書評で興味を持ちました。
なんだか、表紙見ると
一瞬不穏なのかな?って思うでしょう?でも全然そうじゃなかった!
こころが清々しさで満たされる。
登場人物も魅力的なんだ。愛すべき人たち。
ひとり一人深く描かれてて、心の温度の変化も見てとれる。
全くもって、突拍子もない話でもなくって。
でもミステリーな要素もきちんとある。

秋の夜長にオススメ!面白かったです。
空色の小鳥Amazon書評・レビュー:空色の小鳥より
4396634757



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