ねずみ石
- 青春ミステリ (357)
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サトは、地方に伝わる祭りを研究しているいとこのために神支村のことをレポートにまとめたいと 言う友人セイの手伝いをすることになった。けれどセイは、レポートのことよりねずみ石に強く 興味を示すようになる。なぜ?やがて、サトとセイは4年前の殺人事件の真相に迫っていくことに なるのだが・・・。 神支村の子供たちなら誰でも知っている「ねずみ石」。それは、願いごとをかなえてくれる、一生に 一度きりの大切な宝物だった・・・。 4年前の祭りの日、ねずみ石を探していたサトは一時行方不明になる。同じ日、村では悲惨な殺人 事件が起こっていた。そして、記憶をなくして戻ってきたサト・・・。セイの不可解な言動は?4年 たった今も犯人が誰かわからない事件の真相は?事件の謎を解くカギはサトの記憶の中にあるのか? 新たな事件も起こり、事態は意外な展開を見せる。読んでいて目が離せなかった。のめり込むほどでは ないが、適度な緊張感を持たせてくれる作品だ。人物描写もていねいで、読んでいると登場人物ひとり ひとりの個性があざやかに浮かび上がってくる。特にサトとセイが魅力的だった。ミステリーの内容 自体は平凡で、犯人像や犯行動機も読んでいてそれほど引きつけられるものはなかったが、読後感は 悪くなかった。 | ||||
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大崎梢さん大好きです。 少年時代の切ない一ページですね。 読んでいて少しくすぐったくなりました。 | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 『片耳うさぎ』に続く光文社での動物シリーズ第2弾だが、独立した作品。 中学生2人組が、4年前の祭の夜に起きた惨殺事件を探っていく。しかし、新たな殺人が発生し、身近な家族・友人たちも信じられなくなり、というストーリー。 しかし、パッとしない物語だった。トリックも冴えないし、展開に工夫があるわけでもなく、登場人物に魅力も感じられなかった。 唯一、犯人をあの人に設定したのは良かったと思うが……。 解説の千街さんも褒めどころがなくて困っているさまがありあり。 | ||||
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祭りの日の夜は"ねずみ石"を探す。 見つけた"ねずみ石"は一つだけ願いを叶えてくれる。 中学1年のサトには4年前の祭りの夜の記憶がない。祭りの最中に発生した親娘の惨殺事件に、サトの記憶が鍵になっているらしい。 友人の興味から、事件が再び動き始める…… 大崎梢さんの作品の中で、最初に気になった作品でした。 デビュー作の「配達あかずきん」から書店シリーズを読んでいると「読みやすい作家さんやけど、なんか一つ物足りない」と感じていたのですが、「ねずみ石」は読みやすさ以上に満足できました。 中学1年生という不安定な子ども時代、中学になって出来た隣村の友人、生まれ育った村の祭りや風習。 同じ環境でないのに、この村で生まれ育ったような既視感を覚え、すっと物語に入り込むことができました。 記憶が戻らないトモの視点で物語は進み、"祭り"とともに物語を締めるのもいいなと感じました。 | ||||
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伝統文化が強く残る村での、殺人事件解決推理物。 二人の男子中学生が中心人物なので、ヤングアダルトっぽさもある。 事件の中心にあるはずの記憶を、自分が持っているのかもしれない。 ぽっかり抜けた記憶をめぐって、サスペンスの風味もある。 事件の背景や殺意にやや物足りなさを感じるが、かっちり当てはまるピースに無理はなく、すっきりした読後感。 | ||||
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