(短編集)
横濱エトランゼ
- 連作短編集 (229)
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もともと主人公の気持ちや思考の描写が多い作家だが、本作は特にその傾向が強く正直面白くなかった。 横浜の良いところをたくさん伝えたいという意図もわかるが、それが過ぎるために逆にシラケさせる。 他の作品にはおもしろいと思うものもあるだけに残念。 | ||||
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おもしろかった | ||||
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千紗は進学先が決まった高校三年生。 幼馴染が働くタウン誌の編集部でバイトをすることに。 元町や、馬車道、関内、山手あたりを舞台に、場所をめぐる記憶と 人間模様。 仄かな恋愛感情が、結構重くて、恋愛感情だから当たり前なのですが、独りよがりが多くて、途中から主人公の独白が重たく感じました。 横浜を小説のなかで楽しめるという点では、おススメです。 | ||||
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大崎梢さんの暖かな雰囲気のまま、横浜の有名な地を巡る物語で、主人公の女子高生がとても好感もてます。 一話完結形式で、読み終わるたびにほわぁ~とした気分になれました。高校時代に戻りたい。 | ||||
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我々田舎の人間にとって、横浜はおしゃれで華やかな街だ。ヒロインの女子高生・千紗の従姉妹である恵里香のように。 千紗は横浜のタウン誌「ハマペコ」でアルバイトをしている。編集長(代理)である小谷善正は、千紗の7つ年上で幼なじみ。千紗の恋心にはまったく気づかず、アメリカに去ってしまった、善正と同い年の恵里香にまだ思いを寄せている様子。そうした千紗の恋愛模様を絡めながら、物語は横浜の歴史を紹介してくれる。 タイトルが「横濱」と旧字体になっているのは理由がある。この物語は、開港以来150年以上にわたる横浜の歴史と、様々な苦難を乗り越えた人々にまつわるエピソードに満ちているからだ。 最初の苦難は大正12年の関東大震災。東京の甚大な被害はよく知られているが、横浜も壊滅的な被害を被った。その象徴が崩壊した百段階段。私はまったくしらないが、生粋の横浜人(ハマっこ)には当然のことらしい。その百段階段にまつわるエピソードが第1話の「元町ロンリネス」。通り過ぎた経験しかない私には、元町は恐ろしく魅力的に映る。 横浜のもう一つの苦難は太平洋戦争である。街のほとんどを消失しながら、かろうじて損壊を免れた建物には歴史的価値以上の威厳が備わる。それが「山手ラビリンス」で紹介される。神戸の洋館は見たことがあるが、横浜の洋館は残念ながら見たことがない。いつか見たいという思いにかられる。このへんも作者の戦略に乗ってしまったようで悔しい。 関内、元町、中華街など、行ったことがあるけれども仕事で通り過ぎただけの私には、あこがれであり続ける横浜。いつか時間をとって訪れてみたい。あ、横浜プリンスホテルには宿泊したことがあるよ。今はもうないけれども。 | ||||
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