■スポンサードリンク
(短編集)
横濱エトランゼ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
横濱エトランゼの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともと主人公の気持ちや思考の描写が多い作家だが、本作は特にその傾向が強く正直面白くなかった。 横浜の良いところをたくさん伝えたいという意図もわかるが、それが過ぎるために逆にシラケさせる。 他の作品にはおもしろいと思うものもあるだけに残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろかった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
千紗は進学先が決まった高校三年生。 幼馴染が働くタウン誌の編集部でバイトをすることに。 元町や、馬車道、関内、山手あたりを舞台に、場所をめぐる記憶と 人間模様。 仄かな恋愛感情が、結構重くて、恋愛感情だから当たり前なのですが、独りよがりが多くて、途中から主人公の独白が重たく感じました。 横浜を小説のなかで楽しめるという点では、おススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大崎梢さんの暖かな雰囲気のまま、横浜の有名な地を巡る物語で、主人公の女子高生がとても好感もてます。 一話完結形式で、読み終わるたびにほわぁ~とした気分になれました。高校時代に戻りたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
我々田舎の人間にとって、横浜はおしゃれで華やかな街だ。ヒロインの女子高生・千紗の従姉妹である恵里香のように。 千紗は横浜のタウン誌「ハマペコ」でアルバイトをしている。編集長(代理)である小谷善正は、千紗の7つ年上で幼なじみ。千紗の恋心にはまったく気づかず、アメリカに去ってしまった、善正と同い年の恵里香にまだ思いを寄せている様子。そうした千紗の恋愛模様を絡めながら、物語は横浜の歴史を紹介してくれる。 タイトルが「横濱」と旧字体になっているのは理由がある。この物語は、開港以来150年以上にわたる横浜の歴史と、様々な苦難を乗り越えた人々にまつわるエピソードに満ちているからだ。 最初の苦難は大正12年の関東大震災。東京の甚大な被害はよく知られているが、横浜も壊滅的な被害を被った。その象徴が崩壊した百段階段。私はまったくしらないが、生粋の横浜人(ハマっこ)には当然のことらしい。その百段階段にまつわるエピソードが第1話の「元町ロンリネス」。通り過ぎた経験しかない私には、元町は恐ろしく魅力的に映る。 横浜のもう一つの苦難は太平洋戦争である。街のほとんどを消失しながら、かろうじて損壊を免れた建物には歴史的価値以上の威厳が備わる。それが「山手ラビリンス」で紹介される。神戸の洋館は見たことがあるが、横浜の洋館は残念ながら見たことがない。いつか見たいという思いにかられる。このへんも作者の戦略に乗ってしまったようで悔しい。 関内、元町、中華街など、行ったことがあるけれども仕事で通り過ぎただけの私には、あこがれであり続ける横浜。いつか時間をとって訪れてみたい。あ、横浜プリンスホテルには宿泊したことがあるよ。今はもうないけれども。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近はまっている横浜が身近に感じて楽しい内容でした。若い人にもおすすめだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タウン誌の通称「ハマペコ」を発行している横浜タウン社でアルバイトをしている千沙は高校三年生だ。編集長代理の善正は七歳年上の幼馴染で、千沙が思いを寄せている。千沙が仕事で知り合った人々との交流を通じ、今と昔の横浜の風景の変わりようを感じつつ、ささやかな謎を解きながら、時を超えた思いに寄り添う人情ものの短編集。最終話だけ千沙のことが書かれている。 横浜といっても、舞台は元町や山手、関内や馬車道あたり。絵になるロケーションで、このあたりに詳しい方なら、物語の切なさや温かさ、ほろ苦さをより感じることが出来るかもしれません。意外な歴史が分かった『根岸メモリーズ』や『関内キング』が印象に残りましたが、折角なら個性的な他の社員の活躍も読みたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横浜タウン誌のアルバイト女子高生が、知り合いの中高年達の思い出の謎に迫る中で、古き「横濱」の地理歴史を紐解いていきます。 横濱トリビアといったところですが、かなりマニアックなので、横浜に遊びに行った際これを語って「へぇー」と言ってもらえるかはちょっと微妙かも | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タウン誌「らしく」外の人が楽しむんじゃなくて、内輪で閉じてその中で楽しい、のかな?的な感じだった 行ってみたいとか、見てみたいとかじゃなくて、ふう~んそうなの?位のモノしか自分は感じなかった 子供だから仕方ないけど、自分が頑張るより仮想敵を排除する、方式の恋心はちょっと可愛さがない 氏の本は割と好む方だが、本書はパスでも良かった 馬車が根付かなかったのは、「日本人の衛生感覚でいうと「ボロ」の始末が悪すぎるから」。に、1票 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!