小袖日記
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.00pt |
小袖日記の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
OLがタイムスリップし、平安時代の「小袖」という人物と入れ替わり紫式部の片腕として、「源氏物語」の執筆の手伝いをするというもの。著者ならではの源氏物語の解釈が繰り広げられているのだとは思います。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ワクワクしながらページをめくり、人の優しさに涙し、読み終えた今 柔らかな光に包まれたような充実感にひたっています。 上司と不倫した末に捨てられた主人公は、自暴自棄で公園に佇んでいたら、突然ガーンと頭に衝撃を受け、気がついたら、なんと皆んながおかめ顔した平安時代にタイムトラベルしてしまいました。 (ここまではよくあるネタですが、ここからがタダモンじゃない) どうやら肉体の主は小袖という女官で、仕えている方は紫式部の正体とされている香子様だったのです。 小袖の頭の中にいる主人公は高校の時に文芸部に所属していたので、源氏物語は訳本ですが一通り読んでいました。 香子様のアシスタントとしてネタ探しに奔走する小袖ちゃんは、噂を聞きつけるたびに「これは末摘花だわ、この話は葵ね」とピンときて、取材に行った話しを香子様にあげ、香子様はそれを元に物語を書いていきます。 小袖ちゃんが平安時代に来てビックリした日常のtriviaネタが満載で、それがまた興味をそそられます。 例えば身分の高い女性は滅多なことでは立ち上がらずに、膝をついたままズリズリ移動するのだそう。部屋の中をズリズリ女たちが行き交うのは、想像しただけで笑えます。 トイレ事情も笑いながら読んじゃいました(雅な平安時代小説には決して出てきません) 源氏物語にからめたミステリー的な要素もあり、それもこの作品に花を添えています。 香子さんが源氏物語を書こうと思い立った動機には、うるっと感動してしまいました。 あー、楽しかった❣️いい作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スラスラ読めて、そこそこ面白かったです。 でもミステリーにしてもSFにしで物足りないし、ちょっと残念な感じ。 平安時代のあれこれは勉強になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人称が「あたし」。「わたし」ではなく、「あたし」。この一人称が目障りで仕方なく、読むのが苦痛になり、20%程度で読むのを止めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか面白かったです。不倫して捨てられたOLを平安時代の源氏物語の 中に放り込んだらどういうことになるだろうというアイデアは興味深かった。 源氏物語を現代人の生活感覚で読むことにもにもなりました。 シチュエーションが突飛だけに、ストーリーがご都合主義で薄っぺらくなり がちなのが残念。小袖は無事昔に帰れたのかな、楢山洋子さんは現代に戻れ たのかなと気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
十二単を着た悪魔 と同じ、タイムスリップで平安時代に飛ばされた人の話。現代人のオーエルが、平安時代の下働きの女官になった。当時の生活のたいへんさも、書かれているのが興味深い。現代人にとって、どれだけ生活しづらいかが、おぼろげながら理解できる。甘いものも飲み物も我慢。コンビニがあったら・・・・。主人公 小袖と、女主人香子様が、さまざまな問題を解決してゆく。小袖の気持ちに寄り添い、応援したくなる。この調子で、40,50歳まで二人三脚で活躍して欲しかった。若紫の巻で、状況が一変。もう一人の現代からタイムスリップしてきた人との出会い。現代に戻ることに。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 24件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|