回転木馬
- 失踪 (242)
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全く問題なし | ||||
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続編 以前にも読みましたけど今回も最後まで一気読みしました 帰ってきてよかった 報われた主人公の思いが良かったと思いました | ||||
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前作の「観覧車」を知らずに読んだのですが 単体としても、楽しめました。 所々に、前作を読んでいた方がわかりやすいと思える描写もありましたが それは、これを読み終えたら前作も読みたい…と 思えるようないい意味で。 柴田さんの作品の好きなところは、心の吐露が巧いところ。 人間の”業”の部分を描かせたら、ピカ一の作家さんだと 思っています。 それは、きっと年齢をある程度重ねないとわからない、言葉の羅列。 私は、何冊が読みましたが 頬にツーっと一筋の涙がこぼれるようなページ が何度かありました。 派手なシーンでは無いのに。鼻の奥が痛くなるようなものでもなく ボロボロと出る涙でもなく、たった一筋の自然とこぼれる涙です。 この回転木馬では、主人公の唯ではなく 第一章の「添う人」の笙子に。 最後の彼女の心の真実に触れた時に、共鳴していました。 その瞬間は、読み続けられず ほんの数分間本を閉じて余韻を感じます。 これこそ、本読みが止められない一瞬ともいえます。 映画やTVという映像がなくても、そのシーンが想像できる。 共感や共鳴する。 そして、それこそが作者の力の見せ所なのかもしれません。 そういう意味では、私はこの”笙子”に共鳴できて 読んで良かったと 思えました。 前作を読んでいない分、唯への感情移入が難しかったかもしれません。 唯の夫探しの長い旅の始まりである「観覧車」も、是非手に取りたい1冊になりました。 | ||||
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前作の「観覧車」を読み、 続編のこちらが文庫になるのを心待ちにしていました。 「観覧車」がとてもよかったのでかなり期待していたのですが、、 感想はちょっと期待はずれ?でした。。 文章はとてもきれいで心理描写もよいのですが、 貴之の失踪理由も記憶喪失というある意味お約束な理由でしたし、 前回は1話完結の事件にからめで徐々に失踪の全貌が、、という手法だったのに対し、 今回は夫探しがメインの物語で全体的に盛り上がりに欠け、ちょっと退屈な構成の印象をうけました。 期待をしていただけに残念です。。 | ||||
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物語の中で唯が貴之の影を見つけ真相を掴むのにかかった12年と、前編から続編が発表されるまでの間隔が12年というのは関連しているのだろう。物語の中心はあくまでも貴之失踪の真実を突き止めることだが、物語の中で心に傷を負った女性が何人か登場し、彼女らの心の中も丁寧に描かれていた。失踪した貴之と一緒にいた雪も心に傷をもった女性の一人だったのだが、知り合って5年しかたっていない夫を12年も追い続ける唯の執念に感動した。また、貴之が唯を忘れようという覚悟にも共感できた。結局は記憶喪失が元で雪と一緒になった貴之だが、もし唯が貴之を探さずに幸せに暮らしていたとしたら、雪が死に事件が時効を迎えても貴之は唯に連絡しなかったと思う。 | ||||
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