紫のアリス



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初公開日(参考)1998年06月
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長編小説

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紫のアリス (文春文庫)

2000年10月31日 紫のアリス (文春文庫)

不倫を清算し会社を辞めた紗季は、夜の公園で男の死体と「不思議の国のアリス」のウサギを見る。果たして幻覚か?引越したマンションで、隣人の老婦人のお節介に悩む紗季に元不倫相手が自殺したという知らせが。一方「アリス」をモチーフにした奇妙なメッセージによって、十五年前のある事件の記憶が蘇る。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

紫のアリスの総合評価:6.36/10点レビュー 14件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

挑戦作とは思うが好みに合わず。

まず、「不思議の国のアリス」の登場人物が着ぐるみを着たり変装して、主人公の前に現れるのだが、「アリス」自体の話を知らない為、うさぎとかタキシ-ドだとかお茶会とか全然わかりません。
主人公OLが公園でみたのは、死体なのか、アリスの登場人物を見るのは幻覚なのか、隣に住む老婦人とともに調べていくのだが、この進行ぐあいが、全く受け付けず読むのがキツかった。

全ては、ある事を思い出させる為の事なのだが、その過程で起きた事件の真相はある意味、それってあり?だがそれこそが今作のオチであり挑戦であり、賛否を分けるところだと思う。

そのオチに対して否定はしないが、それ以前のスト-リ-展開についていけませんでした。

タカタソン
HU0OGV5Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(4pt)

何度読んでもすっきりしない結末。

「書店員が選んだもう一度読みたい文庫第1位」の意味がよく分かった。1度読んだだけでは理解
出来ないのだ、このミステリー。というか、多分何度読んでもすっきりとはしないと思う、絶対に。記憶に
欠落の問題がある女性紗季。OL時代に不倫の経験がある彼女は会社を退職したのちに、訳ありの
ようなマンションを購入する。やがて彼女は「不思議の国のアリス」に出てくるキャラクターが関係するような
妄想あるいは現実を経験する。死体も見る。それでも移転先のマンションで親切にしてくれる年配の
女性菊子や事件に巻き込まれたときに助けてくれたブティックの店長新田の協力で何とか真実に
迫ろうとするのだが。冒頭にいつまでもすっきりとしないと言ったが、この作品は欠落した記憶を
快復させていく過程と、精神が崩壊していく過程が描かれている。つまり、何が真実か、すっきりと
描かれていないのだ。きわめて実験的な試みと言える。この作品をミステリーとよぶ場合、決して
すべての謎が文末で解決されるということを前提とすべきではないということ。じゃあ、それが
ミステリーと呼べるかということ。しっかりとした作家だけに決して駄作ではないのだが。読者によって
大いに評価のわかれる作品である。
紫のアリス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:紫のアリス (文春文庫)より
4167203073
No.12:
(5pt)

深読み具合で評価が分かれる

賛否両論ある結末ですが、作中示された結末「以外の」可能性に読者が思い当たるかどうか、で評価が変わるのではないかと思います
紙の文庫版にはそのあたりも解説に入っているとか(電子書籍版には残念ながら未収録でしたので未読ですが)

芝居がかり過ぎな点は否めませんが、あくまでもテキトーに読者に結末を委ねたものではなく、「考えて読めば解答にたどり着く」ようになっている小説だったと思います
紫のアリス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:紫のアリス (文春文庫)より
4167203073
No.11:
(4pt)

信頼できない語り手のミステリー

物語としては一気に読ませてくれる面白さはある。
しかしながら謎解きに行こうとすると、難がある。
信頼できない語り手のミステリーでは中々ロジカルに推理をすることは難しい。
紫のアリス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:紫のアリス (文春文庫)より
4167203073
No.10:
(2pt)

がんじがらめ過ぎのトリック

「書店員が選んだもう一度読みたい文庫 イッキ読み部門第1位」の触れ込みにつられ購入。

幻惑的な雰囲気と、見え隠れする不思議の国のアリスの世界に引き込まれた。
しかし後半、内容紹介にもある「十重二十重のトリックにがんじがらめ」とやらが過剰に感じた。
人物像が書き込まれていない、トリックのための登場人物の人数を増やされても、パズルゲームをしていうるのではないし、小説としてはいまいち楽しめない。
紫のアリス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:紫のアリス (文春文庫)より
4167203073
No.9:
(5pt)

まろ。

面白かったです。柴田作品は全部読んでいるつもりでしたが、これは抜けていましたので。
紫のアリス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:紫のアリス (文春文庫)より
4167203073



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