紫のアリス
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紫のアリスの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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まず、「不思議の国のアリス」の登場人物が着ぐるみを着たり変装して、主人公の前に現れるのだが、「アリス」自体の話を知らない為、うさぎとかタキシ-ドだとかお茶会とか全然わかりません。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「書店員が選んだもう一度読みたい文庫第1位」の意味がよく分かった。1度読んだだけでは理解 出来ないのだ、このミステリー。というか、多分何度読んでもすっきりとはしないと思う、絶対に。記憶に 欠落の問題がある女性紗季。OL時代に不倫の経験がある彼女は会社を退職したのちに、訳ありの ようなマンションを購入する。やがて彼女は「不思議の国のアリス」に出てくるキャラクターが関係するような 妄想あるいは現実を経験する。死体も見る。それでも移転先のマンションで親切にしてくれる年配の 女性菊子や事件に巻き込まれたときに助けてくれたブティックの店長新田の協力で何とか真実に 迫ろうとするのだが。冒頭にいつまでもすっきりとしないと言ったが、この作品は欠落した記憶を 快復させていく過程と、精神が崩壊していく過程が描かれている。つまり、何が真実か、すっきりと 描かれていないのだ。きわめて実験的な試みと言える。この作品をミステリーとよぶ場合、決して すべての謎が文末で解決されるということを前提とすべきではないということ。じゃあ、それが ミステリーと呼べるかということ。しっかりとした作家だけに決して駄作ではないのだが。読者によって 大いに評価のわかれる作品である。 | ||||
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賛否両論ある結末ですが、作中示された結末「以外の」可能性に読者が思い当たるかどうか、で評価が変わるのではないかと思います 紙の文庫版にはそのあたりも解説に入っているとか(電子書籍版には残念ながら未収録でしたので未読ですが) 芝居がかり過ぎな点は否めませんが、あくまでもテキトーに読者に結末を委ねたものではなく、「考えて読めば解答にたどり着く」ようになっている小説だったと思います | ||||
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物語としては一気に読ませてくれる面白さはある。 しかしながら謎解きに行こうとすると、難がある。 信頼できない語り手のミステリーでは中々ロジカルに推理をすることは難しい。 | ||||
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「書店員が選んだもう一度読みたい文庫 イッキ読み部門第1位」の触れ込みにつられ購入。 幻惑的な雰囲気と、見え隠れする不思議の国のアリスの世界に引き込まれた。 しかし後半、内容紹介にもある「十重二十重のトリックにがんじがらめ」とやらが過剰に感じた。 人物像が書き込まれていない、トリックのための登場人物の人数を増やされても、パズルゲームをしていうるのではないし、小説としてはいまいち楽しめない。 | ||||
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面白かったです。柴田作品は全部読んでいるつもりでしたが、これは抜けていましたので。 | ||||
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