激流



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 4件

6.06pt (10max) / 18件

Amazon平均点

3.22pt ( 5max) / 54件

楽天平均点

3.89pt ( 5max) / 112件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
7pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2005年10月
分類

長編小説

閲覧回数4,824回
お気に入りにされた回数4
読書済みに登録された回数29

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

激流〈上〉 (徳間文庫)

2009年03月06日 激流〈上〉 (徳間文庫)

京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶った―。二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。「わたしを憶えていますか?」運命に導かれて再会した同級生たちに、次々と不可解な事件が襲いかかる…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

激流の総合評価:6.48/10点レビュー 58件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(8pt)

激流の感想

けっこう長い。文庫で上・下巻に別れている。行方不明になった同級生と同じ班だった六人のその後の人生がメインストーリー。かなり理屈っぽい文章で様々な人生を送る六人が描かれているが、そういった点が物語りに入り込みやすい。
この人の筆致はこの物語にあっている。何故同級生は消えたのか、何故二十年後に彼女から私を覚えていますか?などとメールが届くのか?ミステリが好きな人にはこのシチュエーションには食指が動くこと間違いない。
なかなか上手い設定で物語を作るという印象だ。六人それぞれに降りかかる災難。それは自然なのか必然なのか。消えた同級生の出来事を引きずっている六人。シンプルに云うと消えた理由と送られたメールはそのつながりは破綻無く
こちらの胸に届く。誰もが秘密を守った結果であると言える。しかし、最後の章でそれが明らかになるまで少々長いと感じる。六人の人生を描きかったのだろうが、交差する事件にしても少しご都合主義的な流れが見える。
しかし、ストーリーテラーとしての印象を持ったのでこの他の作品にも興味を持った。機会が有れば読んでみたい。この作品に限って云えばミステリとしては、そう読んでいてワクワク感はないが面白い物語を読んだと言う印象でした。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:
(7pt)

激流の感想

20年前に起きた女子中学生失踪事件。そして、現在の登場人物達に思わぬ波紋を起こして行く様は、まさしく激流と呼べる作品だと思います。
その激流に飲み込まれた登場人物は、どこに向かって行き、今後、どのような人生を歩んで行くのかと思わせる作品だった気がします。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:
(5pt)

…激流?

帯の文に惹かれて購入。話自体は楽しく読めたが、解決に向かうまでの話のテンポが良くなかった。少々蛇足の部分もあり、上下巻にする意味はなかったのでは?と疑問に思う部分も。「激流」というタイトルにしてはあまりにも遅すぎかなというのが正直な気持ちだった。

woo
ACENBF12
No.1:
(8pt)

この結末は不満ですか?

20年前の修学旅行で失踪してしまった少女から、突如メ-ルが送られてくるという始まりは物語に入り込む要因として非常に良く、期待させられる。

主人公は35歳になったその修学旅行の同じグル-プメンバ-6名で、それぞれのそれまでの人生ドラマがあり、そのメ-ルによって再び交わり、そして不可解な事件が起きていく展開はミステリ-、サスペンスとして一級。

それぞれの人生描写が見事で、6人が全員主人公で視点が切り替わりながら物語が進み、飽きることはなく
終盤ギリギリまで高い期待感で読めた。

ただ、結末については強引だったり、実は関係がない事件があったり、もしかすると期待外れと読むかもしれない。

それでも、この主人公たちのその事件だけで終わらない人生そのものに深いものがあった。

タカタソン
HU0OGV5Q
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.54:
(2pt)

気になる点

大きいストーリーの流れとしてまぁまぁ面白く読めた。が、とにかく文章がダラダラと長くて、くどい。二十年前の冬葉の行動についての確認事項が繰り返し記述されていて、だれました。~できたはずがない、~だったに違いない。こういった憶測の文章が何度も出てくるので、それは読者も分かってる事なので早く進んでください。って感じ。なので、少し飛ばして読んだ所もありました。

あと、セリフが長い。男も女も、とにかくよく喋るなー。という印象。一人一人の人間というより、二十年前の真相解明のための「登場人物」感がありました。そして一人一人、たっぷりと現在の暮らしぶりなどの描写がありますが、どの人もあまりリアリティがなく、魅力もなかったのも読みにくい原因の一つかな。
激流〈下〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:激流〈下〉 (徳間文庫)より
4198929440
No.53:
(4pt)

人生はいろいろある、甘くて苦い

京都への修学旅行、グループ別に観光中、市バスの中から突然ひとりの女子が消えてしまう。彼女の行方は杳として知れないままに20年がたち、記憶の中からほとんど薄れていた。そんな時、同級生5人は突然彼女からのメールを受け取る。「私をおぼえていますか?」と。以後、彼らの周辺ではおかしなことが頻発し・・・いったい何が起きているのか?彼女は生きていたのか?それとも背後にいるのは悪意のある誰かなのか?・・・という出だしです。
35歳になった今、彼ら5人は人生が思うにまかせないことを実感しています。中学時代、未来は無限に広がっているように見えたのに。左遷、離婚、夫のリストラ、娘のお受験、華やかな芸能界からの転落、などなど・・・。そこへ追い討ちをかけるように不気味なことが起き始める。失踪した冬葉という同級生からのメールを受けて、彼らは20年ぶりに顔をそろえることになります。

ひとりずつ追い詰められていく彼らの様子に目が離せなくなりました。とてもスリリングな物語です。
ただ、内容が濃すぎるというか、ひとりひとりに起きる出来事だけでもそれぞれ一冊の小説が書けそうなくらいで、やや詰め込みすぎの感がありました。登場人物の数はちょうどいいと思いますが、個々のケースにからんでくる関係者がいて、総合的にその数も多くなってしまうため、話が散らかってしまった印象です。それら多くの伏線を回収し、全部ひとつにまとめあげていかねばならないので、どうしてもあちこちにご都合主義や無理が出てしまいました。また、人をつつくだけで、ここまで思い通りに動かせるものなのか?そのあたりも疑問が残りました。
また、他のレビューアさんも書いておられましたが、文章が冗長で、書き込まなくてもいい部分が多く、時々飛ばし読みしてしまいました。他の作家さんだとたとえば栗本薫氏なども同様に感じるのですが、あれこれ枝葉が入って長くなりがちで、率直に言ってしまうとページ数を稼ぐのがうまいというか、不要な部分を削り取っていったら、3分の2くらいに収まるのではないかと思います。

結論は賛否両論だと思います。真相がこんなことだったとは・・・。運命や人生はなんて理不尽なのだろう、とその言葉に尽きます。
あれこれ書きましたが、作品全体のアイデア、青春ものとしての甘やかさや苦さなど、全体としてよくできた作品だと思います。今、ドラマを平行して見ているのですが、原作のイメージと俳優さんたちがぴったりです。力作ですし、個人的には好きなお話です。昔のことをあれこれ思い出して切ない気持ちになりました。
激流〈上〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:激流〈上〉 (徳間文庫)より
4198929432
No.52:
(5pt)

おもしろいです。

テレビのドラマみてましたが原作を読んで良かったです。 おもしろい!
激流〈下〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:激流〈下〉 (徳間文庫)より
4198929440
No.51:
(2pt)

面白くないわけではない。

最後までに飽きずに読むことができましたが、そこまで盛り上がるような展開も無く、登場人物が記憶をよみがえらせることで解決していくという展開に多少釈然としない点はあったものの、妥当な終着点なのかなと思いました。
暇つぶしにはいいでしょう。
激流〈下〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:激流〈下〉 (徳間文庫)より
4198929440
No.50:
(3pt)

難しい

友人がドラマを見ていてお勧めされたのですが、決まった時刻にテレビを見るのが苦手なので、読んでみました。普通の人生の私には、内容を理解するのが難しかった。
激流〈下〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:激流〈下〉 (徳間文庫)より
4198929440



その他、Amazon書評・レビューが 54件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク