聖母の深き淵



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

9.00pt (10max) / 1件

6.78pt (10max) / 9件

Amazon平均点

4.07pt ( 5max) / 14件

楽天平均点

3.92pt ( 5max) / 63件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
5pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

40.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1998年02月
分類

長編小説

閲覧回数4,411回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数20

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

1998年02月28日 聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

聖母の深き淵の総合評価:8.20/10点レビュー 15件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

心に突き刺す生・性。

この小説を読んだのは実は2回目で、やはり面白いし警察小説であるが恋愛小説でもあり、この時代の弱い女性・子育て主婦の立場を訴えている。RIKOシリ-ズは元々、性別を超えた恋愛の形がキ-ワ-ドとしてあり、今作でも単純な形ではなく複雑な要因の中で存在させている。(そのひとつの形が小説「聖なる黒夜」として存在しており、これもとんでもない傑作で10点評価を付けてます。)

この小説はとても単純な表現で表せない。登場人物もヤクザ、薬漬けの売春婦、被害者主婦と関係を持つ刑事、不倫で未婚の母の主人公だったり。ただ人の本質、欲望・ねたみ・性・叫びが描かれていてが描写で理解できない部分もあると思う。それでも、乗り越えるだけの超越した登場人物やスト-リ-展開は他に類を見ない。

それと書かれた時代背景もあるとは思うが、著者の母性に関する子育ては女だけの事ではないという叫びが聞こえた。

タカタソン
HU0OGV5Q
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(3pt)

普通

普通でした。
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)より
4043428022
No.13:
(5pt)

魔惑する魅力

RIKOシリーズ二作目は、物語進むごと肚に鉛を溜め込むような重苦しさを覚えながらも、読みやめることのできない魅力に抱きすくめられて、堕ちてゆく感覚・・・そして、シリーズ3作目へ!
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)より
4043428022
No.12:
(4pt)

刺激的で面白い!

大人の小説で刺激的な描写が多く、ドキドキで面白い!
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)より
4043428022
No.11:
(5pt)

結局、麻生と山内の物語なのですね。

20年近くまえ、RIKOシリーズを3冊読みました。今回、聖なる黒夜、私立探偵麻生龍太郎を読み、もう一度、RIKOシリーズを読み始めました。印象が全く違います。RIKOと言いながら、主役は、麻生と山内。切なくて、どうしようもない愛の物語です。
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)より
4043428022
No.10:
(3pt)

母性とは何なのですか?

※若干ネタ張れあります

主人公は仕事を辞めて母親という役割だけになることは女で無くなることだと考えています。
だから結婚して家庭を持とうとはせず、子守りはほとんど妹任せ。
なのに「これは母性なの」と言って色々な男性に色目を使っては関係を持っている。
実の子供に対して母親になりきれないのに、母性を理由に恋人(?)以外と関係持つなんてよく分かりません。
母親にはなりきれないけど出産して母性だけは芽生えちゃったから、苦しんでる男達見ると私の母性が反応して体で慰めたくなる…らしいです、主人公。

結局自分はやりたいだけだったんだわ~と後で言ってますが、ずっとモヤモヤさせられながら読んでいたこちらとしては、そのたった一言で片付けられ不快でした。

私はまだ学生で社会人の世界もたいして知らず、出産経験も勿論無く母性などに対して知った口はきけない…そうは思っても自分が主人公と同じ女性であることを恥ずかしいと思ってしまいました。
ジェンダーとは…確かに考えさせられる本です…。

今回は主人公に全く感情移入出来なかっただけで(作者は女嫌いなのかと思いました…)ストーリーはおもしろいです、とても。
柴田さんの他の作品も読んだ今となっては、これからも追っていきたい作家さんの一人です。
聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)より
4043428022



その他、Amazon書評・レビューが 14件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク