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舟を編む



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【この小説が収録されている参考書籍】
舟を編む

舟を編むの評価: 6.75/10点 レビュー 4件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

今後の読書人生において意義がある一冊

辞書を一冊作り上げるのにこれほどの期間と労力が費やされるのか。知らないことだらけだった。この作品は一冊の辞書を作り上げる15年もの奮闘を300ページ程度で書き上げるわけで、ダイジェストのような印象を受けた。表面だけをすーっと撫でていくように淡々と進んでいく。あまり具体的な描写は少ない。そういう点では印象に残らづらいかもしれない。
一方で、言葉の豊かさを存分に楽しむことができた。人生を航海に例えることは少なくないが、辞書も言葉の海を進む舟である。「舟を編む」というタイトルはなんと素晴らしいことか。辞書について興味を持ったことは間違いない。読書をする身として、辞書には当然お世話になっているが、当たり前のものとしか思わず、特に意識したことはなかった。私は、知らない言葉に出会った時に広辞苑で調べるが、それは単に私の電子辞書の一番上に広辞苑が入っているから、ただそれだけだ。他の辞書との違いなど気にしたこともない。今以上に言葉というものを大事にして、読書に深く入り浸りたいと思わされた。
豊かな表現を用いて美しく描かれているこの一冊が、今後の読書人生に与える影響は大きいだろう。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.3:
(7pt)

ほっこりお仕事小説

地味で会社の上層部からも理解を得難く、その上地味な作業を何年も続けなければいけない辞書編纂。そんな仕事だからこそ、関わる人の数だけ物語があるような気がします。辞書編纂に生涯を捧げてきた先達と、その意思を引き継がんとする不器用でくそマジメな主人公、同じように情熱を注げない人、注げるか不安な人。彼らを面白おかしく、ちょっぴり悲しく描かれたほっこりお仕事小説でした。「大渡海」特注紙が完成したときのシーンはちょっぴりグッと来ました!

ひよこ
3LIR0NV9
No.2:
(6pt)

舟を編むの感想

派手さはないが、ところどころで印象に残る。

mick
M6JVTZ3L
No.1:
(8pt)

舟を編むの感想

「言葉という海を渡る船を編む」国語辞典編集に関わった人達の群像劇。ユーモラスな文章で、個々の登場人物も魅力的で面白かったです。

水生
89I2I7TQ

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