ゆりかごで眠れ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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垣根涼介の言うところでは、代表作「ワイルド・ソウル」と対をなす、コインの裏と表のような作品。南米コロンビアで麻薬マフィアのボスに成り上がった日系二世の男が、自分の「信」を貫くために日本の警察を襲撃するという、痛快なノワール・アクションである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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かなり古いと思ってましたが、きれいで読みやすかったです | ||||
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運命を感じました。 自身の努力ではいかんともし難い運命。 人生を変えられない。 その中でも懸命に生きる事の大切さ。 反吐の出るような気分が悪くなる場面もありました。 そんな所も含めて、意味のある作品だと思いました。 | ||||
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運命を感じました。 自身の努力ではいかんともし難い運命。 人生を変えられない。 その中でも懸命に生きる事の大切さ。 反吐の出るような気分が悪くなる場面もありました。 そんな所も含めて、意味のある作品だと思いました。 | ||||
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垣根涼介さんの本です。時代小説が良かったので、現代を舞台にどんな小説を、と思って読みました。 エンタメ全開な感じの本を書く人なんですね。 コロンビアに移住した日系人。ゲリラに両親を殺され、貧民街のなかで育ったリキ・小林・ガルシア。 頭の良さから、マフィアの仕事を手伝ううちに、それが本業となる。 冷酷無比にして結束の強い組織を作ったリキは、日本でも麻薬ビジネスをしている。 そんななか、日本の警察に自分の部下が囚われてしまう。 部下奪還のために計画をたてる。 作者は、コロンビアのエグい社会をよく勉強している感じです。 ヒャッハーな社会で、日系人が持ち前の賢さでノシていく、そして作る組織が日本的な義理と人情の浪花節な終身雇用の結束強いもの、という感じでしたね。 | ||||
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リキが若槻妙子という女性と知り合い、そこから警察の不良警官武田に行き着き、そこで部下のパパリトを救う計画をたて、エグい作戦をたてる、というところが、なんかジェットコースターっぽい疾走感がありました。快いですね。 ただ、この作品全般に漂う、「これカッケえ」的な美意識っつーか、それが痛々しいというかなんというか、気恥ずかしさが感じられてしまいました。 カーサvs若槻妙子の女の対決とか、そういうのが面白いですよね。 不良警官の武田もおもろい。 最後の圧巻が、警察署襲撃なのですが、ホントにこういうことをコロンビアマフィアがやったら、すごいことだなぁ、と思いました。 しかし、フィニッシュが、「えっ、これで終わり?」という感じで、いささか唐突な感じがしましたが、ただ、こういうふうに終わらせるしかなかったのかな、とは思いました。 復讐が檻だという考え方は、ありがちなのですが、なかなか面白いですね。 ちょっとエンタメ路線が強い気もしますが、まあ暇つぶしには最適な作家さんかもしれません。 | ||||
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