光秀の定理
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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テンポの良さはさすが垣根! | ||||
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四つの椀から戦国の生き様に通ずる定理とは? | ||||
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「四つの椀の謎」と「光秀の人間としての理の解明」を軸に、愚息と新九郎という架空の人物たちの生きざまを闊達に描写した、非常に読み応えのある小説です。歴史に対して多方面からなされる解釈が、新たな視点を獲得し、さらなる歴史観の進歩を促す…小説のもつ醍醐味の一つを味わえました。「歴史の謎」の推理して着地点をもとめるところ、ミステリとしての要素も十分感じられます。 | ||||
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明智光秀を主人公にした小説はなぜこれほど面白いのでしょうか。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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出尽くし感がある歴史モノは「解釈」が楽しめるかどうかがキモ。 本書の光秀はリベラル派(←自分はそう読んだ)だった 「この時代の人間は自らの感情を韜晦することを覚えてない」と、「自己への憐憫の薄さ」 が、時代的な通念ってモノを凄く分かり易く表してるなあ。と このラスト好きだ 余り関係ないが「足利義輝」に興味が湧いた そういえば、その辺って自分的には丁度「隙間」になってるなあ | ||||
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垣根涼介氏の解説は、熟読する価値があります。架空の人物の話は、飛ばして、最後に出て来る解説の処だけを、何度も繰り返して読んでみましょう。この本の値打ちは、ここに、凝集している様に思います。 | ||||
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初志貫徹を貫くことは意思の強さの表れとも思われますが、物事の表裏一体からすれば、初志貫徹はただの頑固さとも考えられるわけで、結局時代を上手く渡り歩くには初志に縛られないことだということでしょうか。 しかし、初志を貫こうが途中で転進しようが、そこに信念があれば美学となり、ドラマが生まれるのだとも感じました。 愚息の確率論に惹かれ、実際に数回実験してみましたが、数字が収束しないのである程度の回数を試す必要があると感じました。 垣根涼介の時代小説は評判どおり新しくて面白く読めました。 | ||||
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史観として悪役、若しくは小心者としてワンパターン化されたが描き方多い光秀。しかし当然に、人に歴史有り、十人十色で生き様有り、それはその者のみが持つ経緯と立場が織りなすもの。そんな群像として描かれている光秀は、この上なく魅力的。 脇を固める愚息と新九郎、この人物像も絶妙の配置。 垣根さん、これからどうかこうした歴史小説、引き続きお願い致します。 | ||||
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山城攻めにモンティ・ホール問題を適用するのは妥当かどうか意見がわかけるかもしれません。 でも、詳細に書くとネタバレになりますが、山城の城主と光秀の関係の伏線、山城へ至る山道の過去の経緯の伏線、4人の間者の伏線がうまくつながっていて、モンティ・ホール問題となっていると思います。 また、この本のオチとしての信長が絡む場面も目に浮かぶようで、面白くて一気に読破しました。 | ||||
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